WIN5の買い方でプラス収支に必要な考え方
2019/12/07
WIN5をたとえるなら「割の良い宝くじ」と言えるでしょう。年末ジャンボだけでなく、毎週レースがある「WIN5」に挑戦すると週末の楽しみにもなります。
宝くじの控除率が50%なのに対し、WIN5は30%なので配当効率も上であり、配当上限も6億と宝くじと遜色ありません。
インターネット投票のみから、2018年9月23日から、UMACAカードによるキャッシュレス投票で、競馬場やWINSでの購入が可能になりました。
WIN5は、指定5レースの全1着馬を当てる券種。競馬新聞だけだと穴馬までは見通しがつけられないため運用効率は悪くなりがちです。
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インスタントジョンソンじゃい氏を考察する
お笑いグループのインスタントジョンソンじゃい氏は、WIn5で約4400万円を当てたことが話題になりました。ほかにも3000万円台を当てているんだとか。
その後に追跡してみて「競馬予想の精度は高くない」ことが分かりました。それでも、これだけの配当が獲れたのは一貫したルールがあったからです。
「確実にプラス収支になる買い目だけを狙い、人気馬が勝って低配当になりそうなら諦める」
これは、おのずと当たりやすさからは遠ざかるのでハズレを頻発することになります。このルールを継続するにあたり大事なことは何でしょうか?
それは「継続できる負けを計算すること」でした。つまり、短期的な負けを受け入れ、システムとして組み込むことを前提にしたルールなわけです。
長期的な馬券戦略になるため、途中でひどい負け方をして退場するとルールが生きてこない。じゃい氏は、自分のルールについてこう語っています。
その計算は非常に難しいし、解があるわけではないので、そこら辺は経験やデータなどの情報が大事になってきます。
そして買い方ですが、これも正解はないです。控除率も変わって、どの馬券がいいのかも難しいところです。
このことからも分かるように「データ分析が予想力に大きな影響を与える」ことを理解していたことがうかがえます。
データがダメなら予想も必然とダメになるもの。どうせダメならと穴馬を狙うスタンスになったのでしょうか。
ある意味で予想力という現実を直視し、その限界を理解していたからこそ、競馬で勝っている人に共通する「一貫したルール」を手にすることができたのでしょう。
そんなじゃい氏のWIN5は、すべてのレースに穴馬が入っており、安い配当には見向きもしないことで知られています。
たとえ予想の質は高くなくても、自分の感性でお買い得だと思った馬を買う。そして、決して買い過ぎず、負けて当然の態度を崩さず、自分のルールからブレることがない。
競馬で勝つための法則が見えてきたでしょうか。的中率を重視する人、回収率を重視する人どちらも失敗します。
しかし、長期的に見た時に今までの負けを帳消しにできるのは回収率を重視した人だけなんです。競馬で過剰な安定を求めるほど負けやすくなる理由がここにあります。
じゃい氏のルールはWIN5で機能した
こういったルールはすべての券種で適用しても成果が違うことがあります。じゃい氏の場合、最も相性の良い券種がWIN5だったのでしょう。
そういえば、元AKB48の小嶋陽菜さんも2年連続プラス収支を継続したことがありました。
あの買い方も過去に分析した通り、彼女がお買い得に感じる馬を3連単5頭ボックスに当てはめることで機能していました。
それだけで勝てる時期だったということもあるかもしれません。たったこれだけでも勝つことがある競馬はチャンスであふれています。
でも、ギャンブルというだけで感情的に拒否する人の方が多いでしょう。ソーシャルゲームのガチャは、お金の代わりにキャラが輩出されるからギャンブルじゃない?
そんなわけないですよね。人間は素早く決断するためにラベルで判断する習性があります。
しかし、投資おいてはラベルの判断をやめ本質を見るように意識を高めることができないと一生損するだけの人になりかねません。
投資競馬のクラスリビルドで100万馬券を狙うコツ
10段階でレースを評価するレースリビルドは、競走馬の能力を理解するのに役立ちます。
もちろん、人気から穴馬までカバーできるためWIN5でこそ本領発を揮すると言っていいかもしれません。
まずは対象レースを予想しよう
競走馬のストーリーが頭でイメージできるレースは理解度が高く適切な馬を選べる可能性が高くなります。
逆にストーリー性の薄いレースでは必然的に手を広げなくてはならないことに気づくでしょう。
たとえば、この馬は強いけど、こうした理由で打ち負かす可能性が2頭いる。このようなストーリーがあるなら期待値は高い状況にあると言えるでしょう。
逆に分かりにくければ、血統や好走時期の実績など色々なファクターから絞り込んでみて妥当性があるか検討してみて下さい。
どう見ても分からないようなレースはデータ不足なので、そういうレースばかりなら避けた方が無難です。
長期的に継続して買う
毎週無理してWIN5を買う必要はないですが、買える範囲なら十分に検討してみる価値はあります。
どのくらいが無理のない金額なのかは人それぞれですが、あまり切り詰めた買い方をするとヌケが発生しやすくなるため余分に買うくらいが丁度いいでしょう。
100万円の配当なら常識がかった部分が多いため、自分なりに役立ったシーンを経験していくことで判断力の向上が期待できます。
穴馬の配置を決める
最初に穴馬の配置を決めることで混戦レースか本命レースかを判断できます。穴馬が多いレース構成なら十分に買わないとヌケが発生しやすくなるでしょう。
そのぶん配当は見込めますが、あまりに混戦で「レースの読み」ができない構成なら見送る手もあります。
100万馬券を狙うなら、1頭ないし数頭で済むレースが1つは欲しいところ。1レース1頭で済むレースがあれば買い目数の抑制に貢献してくれるからです。
良馬場に限定する
雨で馬場が悪化するごとにデータは少なくなり意外な馬の激走が増えてくるため良馬場の方が期待値は高くなりやすいでしょう。
ただし、雨だから絞れるというシーンもあるのでケースバイケースで考えることが重要になります。あとで見て「これは獲れたな」と思わないか確認しておきましょう。
出走馬の能力を把握するには?
競馬新聞を見て買い目を決める一般的な競馬予想では、競走馬の能力が把握しきれないため単勝の購入は不利になりがちです。
特別なデータを用意できていない人は、まず投資競馬の環境をセットアップしてからでないと運の要素が大きくなってしまうことに注意してください。
みんなの投資競馬は、プロが分析したデータをJRA-VAN NEXTにインストールする方法で対応できる唯一のサイトになります。
競走馬の能力や適性にフューチャーした「クラスリビルド」を活用することで理にかなった馬券を構築してみて下さい。
券種ごとの稼ぎ方
券種ごとに特性を理解する馬券は効率化を生み出します。回収率を最大化するために資金管理に注力しよう。