パドックの見方【馬券購入者編】

    2019/11/26

「パドックって役に立ちますか?」と聞かれると少し躊躇します。なぜなら、ほとんど才能の世界だからです。

結論から言えばパドックで馬体を見るのは太目か、それとも細目かぐらいに留めておくべきでしょう。

それよりも確実に分かることに注目すべきです。みんなの投資競馬は、競走馬がつける馬具に注目してきました。

馬柱には「ブリンカー」のみ記載されるため、それ以外は自分の眼で確かめるしかありません。

馬具をつけてレースぶりが一変することは少なからずあるため、しっかり見ておくと高配当につながる場合があります。

 

パドック事情の変化で見方も変わった

厩舎で一貫して仕上げを行っていた頃は、調教量が慢性的に足りずレースに使って仕上げていくという工程が当たり前でした。

仕上がりは良いというコメントの割に大幅なプラス体重で出走してきたりが普通だったのでパドックの効果も期待できたのです。

しかし、今では外厩にだせば乗り込み続けることができるため、仕上がりのムラが減ったことでパドックを見る価値も減ったと言えます。

今は休み明けの馬でも、それなりに仕上がっていることが多いため、オッズで判断して購入を決める方が後悔はないでしょう。

パドックでしか分からないハプニングもある!

大分前の話ですが、圧倒的一番人気に推された馬がパドック周回中にいきなり寝転んだ事がありました。

背中が痒かったのか理由は分かりませんが、案の定レースでは見せ場なく惨敗してしまいました。

そういう事例は非常に稀ですが、万全を期すならパドックを流し見するだけでも損はありません。

パドックは、一流の調教師や牧場関係者でも何が分かるのと疑問を抱かせる場です。

分からないことが多いのは当然ですので、分かったフリなどせず大人しく見ることも重要となります。

競馬で完璧に分かることなんて少ないのですから分からなくても何ら恥ずかしいことではありません。

パドックで分かったフリをする人の方が最終的に失うものが大きいでしょう。

流し見といっても分からないと思いますので、基本的な見るべきポイントを解説します。

歩様(ほよう) 重要性【△】

よくパドック解説者がコズミがあって歩様がぎこちないなど、馬の歩き方についてコメントしています。

20年以上前なら役に立ったのですが、今は管理が行き届き無理して出走させることが減ったため重要視しなくてもいいです。

歩様がぎこちない程度なら走ってしまう事例は幾らでもあるため、これだけで競走馬を判断しない方がいいと思います。

毛づや 重要性【△】

これもよく言われますが、歩様と同じ理由で管理の行き届いた今では重要性は低いポイントです。

光の加減や毛色により見え方が変わるので黒に近い毛色は自然と良く映ります。

また、寒くなって冬毛が生えていれば自ずと毛づやは悪くなります。

冬毛はない方がいいですが、あっても支障ない場合もあり判断材料にするのはリスキーです。

体つき 重要性【○】

これは競走馬の見方そのものより、考え方が重要と言えるポイントかも知れません。

馬体そのものを見ての判断というのは経験が必要であり、競馬関係者でも簡単にはいかず確実性がないもの。

前走で太目が残って、次走でさらに体重が増えても重いとは限らずケースバイケースの判断が必要になります。

脂肪より筋肉の方が重いと言われているように、体重が増えたからと言って絞れていないと断言することはできません。

馬券を買う側にとって一番厄介なのは、2ケタ台の急な馬体の増減ではないでしょうか。

データ傾向では体重増加している方が好走率が高くでており、体重減少の方がマイナス要素が強い傾向にあります。

体重増加には成長も含まれるため、そのポジティブな要因が結果に表れているのでしょう。

大幅に増えたにしろ減ったにしろ負荷の掛かる調教をこなした競走馬ならそのレースに限れば問題はないと考えています。

落ち着き 重要性【◎】

今の競馬は、どの距離でも折り合いを重視しているので一定の落ち着きがあるかは重要なポイントです。

首を上下に振り、尋常じゃない汗をかいているような馬はイレ込んで体力を消耗しています。

レース前に体力を消耗してしまう馬は、レースでも惨敗する危険性が高まります。

たまにイレ込んでいても勝つ馬がいますが、そういう馬は元々の能力が高く抜けた実力を持っていたのだと判断するのが賢明です。

イレ込みを確実に確認できるポイントがあります。それは目です。

目は口ほどに物を言うと言いますが、これは人間だけでなく馬にもあてはまるわけです。

人間も馬もパニック状態になると瞳孔が開き白目が少なくなり黒目がちになります。

我を失った人間は簡単に暴動するように、馬もレースでの指示に従うことなく暴走する危険が高まるわけです。

縦の比較 重要性【◎】

他馬の比較を横の比較、その馬自身の前走と比べるのが縦の比較です。

独占契約しているエージェントでは、積極的に行っていますが、かなりの時間を浪費することになり一般の方にはおすすめはしません。

ここでの見方が間違っていると馬券に悪影響をおよぼすため、正確な判断を下すには相当な馬への知識と経験が必要になります。

 

業界トップエージェント馬体の見方

馬はどうやって見るのか?そこには明確な答えがないのは時代により問われる資質が変わってくるからです。

かつて欧州血統が席巻していた時代は、タフな馬場に合わせるかのように骨太で筋肉質な体躯の持ち主が全盛を誇っていました。

今のような高速馬場が主流になると軽く飛ぶような走法の方が効率が良くなったことで重い筋肉は返ってマイナスということも多くなっています。

三冠馬ナリタブライアンを輩出したブライアンズタイムはその後どうなったか。最終的にはダート種牡馬へと主戦場を変えることになりました。

牡馬より体躯のしなやかさで優る牝馬は高速馬場でパフォーマンスを上げるように、その時に問われる資質により能力は上下していく。

エージェントたちはパドックで見て傾向を感じ取り、それに合わせてどのような適性が問われてくるのか意識してきました。

年間3千以上にも及ぶパドックでデータを駆使しながら考察を重ねてきた見方を単純な見方で教えるというのは無理があります。

結局のところ同じくらいの知識と経験がなければ知識の共有は難しく、それならばカンタンな言葉で表記するのが効率が良いと結果につながると思います。

パドックは必須だけど一般人は正しい判断ができない

名ジョッキー武豊はパドックでは何も分からないと断言している一方で海外では相馬眼で実績を挙げている厩舎が実在します。

日本のサークルでは騎手のみならず調教師や生産者でさえ正しく見られる人はいません。なぜなら、サラブレッドを見ることやパドックを重要視することがないからです。

人とのつながり縁、つまり人的ネットワークで売買するというのが日本古来からの風習でした。たとえば、牝馬を買って繁殖牝馬になれば、その仔を優先的に買えるシステムがあります。

牡馬と牝馬で三冠馬オーナーとなった金子真人氏があれだけ実績を挙げられたのはノーザンファームの独立から共にしてきたことが大きな要因でした。

まったく相馬眼はなくともノーザンファーム隆盛の時代に集中して投資した成果がああいう形となって表れたというわけです。

ノーザンファームにとってお客さまを一本化するのはリスクですから、本音を言うなら分散させたいと考えていたはず。多くのオーナーと懇意にした方がリスクヘッジが利くので長い目で見ての浮き沈みを抑えることができます。

こういった事例の考察からも日本において相馬眼を持つ人はまれだと分かるでしょう。みんなの投資競馬では、世界レベルで通用するエージェントと独占契約しています。

ネットで一口馬主クラブに向けた無料診断でロードカナロア産駒の成功の確信から三冠馬アーモンドアイへ出資をうながす様子を公開してきました。

またウインレーシングクラブでも各世代の当たり馬をズバリと1頭ずつ見抜き、最近ではウインブライトが海外G1レースを制覇しています。

世界では専門家にまかせるのが普通ですから、あなたがたくさんの時間を浪費して見る必要はなくエージェントが代行すれば問題ありません。

競馬の勝ち組ほど時間管理がしっかりしています。できないことはできる人に任せて、あなたは自分自信の強みを伸ばしていくことをオススメします。

関連記事:返し馬の見方

ツイッター

無料配布した投資競馬データ高配当レース

よく読まれている記事

1
JRA-VANデータマイニングに価値はあるのか

JRA-VAN NEXTは、1日110円で利用できデータが豊富なことから、JRA ...

2
Youtube動画詐欺が流行る理由 - 情報弱者ビジネスの闇

Youtube動画の視聴者数が伸びており、これから懸念しなければいけないのが詐欺 ...

3
投資競馬で確実に稼ぐために必要な馬券の買い方

投資の概念を利用した手法を使えることが投資競馬の魅力になります。投資の初心者でも ...

4
競馬必勝法はあなたの中に存在する - 勝ち組5%の法則

もくじ 競走馬の能力を理解しない限り馬券効率は上げられない!競馬新聞で分かるのは ...

5
競馬初心者が最初に競馬予想を学んではいけない理由

競馬は当てるために馬券を買うんじゃないんですよ。こう言うと驚かれるかもしれないで ...

 -パドックの見方