パドックの見方
2021/10/26
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ド素人はパドックで馬体を見るな。他のやるべきことに集中しろ!
週末にだけ競馬新聞を広げて予想している人が競走馬の馬体や歩様を見るのは時間のムダ。
本当の意味で馬を見れるのは、ほんの一握りの選ばれし者たちだけだ。
競馬関係者だから誰でも見れるなんてのは過大評価そのもの。最強馬ディープインパクトをいくらで売ったか知ってるか?
そんな所より確実に分かることに目を向けた方があなたのためになりますよ。
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見るべきは「毛づや」ではなく「毛並み」
寒い時期の馬は冬毛が伸びる。自然現象だから当たり前だろ。そういう馬は毛づやがとにかく悪かったりする。
それで、そういう馬は走るか言うたら走らんのよ。なぜか分かるか?厩舎の手入れがなっとらんからだ。
馬の世界は0.1秒を競い合う世界。もう扱う側が手を抜いたらすぐに確実な差となって結果に表れてくる。
この間のG1レースで人気馬が逸走しただろ。あんなこと馬を作るという意識があれば絶対に起こらんことや。
いまはもう外厩でずっと乗り込めるからムダ肉がつかん。そこに胡座かくのが増えたという弊害だろうな。
いま見てみい。未勝利で地方に行ったのが連勝して中央に戻ってきて上のクラスで通用するなんて珍しくないだろ。
馬を仕上げるという意識は地方競馬の方が上かもな。それだけラクな環境の仕事になったということでもある。
厩舎の仕事ぶりを見るにに適しているのが「毛並み」というわけ。意識が低くなると真っ先に馬に表れてくるからな。
馬優先主義の厩舎を重視しろ
今の時代になっても手当たり次第に出走させてる厩舎があるだろ。期待馬でもなければ扱いが悪くなるのはやむを得ん。
それでも限度というものがある。馬も下手にキャリアを積むと競馬に慣れて手を抜くようになるからな。
だから、あえて出走数を抑えて馬の理解を遅らせるということが馬を生かすことにつながってくる。
定期的にケアしていくことで体と心のバランスが一気に崩壊していきなり走らなくなるということもなくなるしな。
ずっと走らせているような馬のパフォーマンスなんて安定しようがない。馬券なら抑えまでにしておくべきだろうな。
どんなに頑張って走っている馬でも大体ゴールになると甘くなるもの。万全でなければ1着までいけるもんじゃない。
なかなか走り切ったと思えることがないからこそ馬の世界は面白く魅力的でもある。馬に安定なんて求めるべきじゃないよ。
その時の感情に左右されて走っている動物に信頼を求められても馬も困るだけだろうね。
だから気持ち良く走りきった時は大差で勝ったりすることもある。能力のない馬なんていない。ワシはそう考えとる。
馬具の変化に注目しろ
この馬は雨は走らないんだと言ったら雨で走ったりなんてザラ。それを鵜呑みにして馬券を買う人は大変だろうね。
馬が走らない理由なんて調教師にも分からないよ。だから、色々と馬具を工夫して好走パターンをつかんでいくんだ。
馬具にも相性があってピタリと合うものがあると劇的に走りが変わったりするからね。
下手に馬体や歩様なんか見るよりも確実に変化がつかめる。ブリンカーしか表記しないというのはJRAの手抜きだな。
でも、それをあえて見ていくからこそ馬券にも良い効果がある。あなたも調教師のような視点で馬を見ていけばいい。
すぐに馬をけなすようなことはしないで欲しいね。知性のある人間だって手を抜くことなんて当たり前なんだしさ。
体重の増減は気にするな
厩舎で仕上げていた頃はレースに使って仕上げるという調教師が当たり前のようにいた。
だから、その頃の調教はすごく重要だったし体重の増減にも気を配る必要があったとのは確かだよ。
でも、いまは外厩で体重をコントロールできる時代になっている。十分に乗り込めるんだ。
たとえ、計算が狂って10kgほど重かったとしても昔の数字とはまるで意味あいが違う。
うまく管理されている馬の増減が体重の2~3%程度だったら気にするもんじゃないと言いたいね。
リーディング上位厩舎を信頼しろ
厩舎の結果は人の努力が上手く機能した結果でもある。正しい努力をして必要なことができたからこそ勝てているんだ。
某トップ厩舎もベテランの調教助手が抜けたら長いこと苦しんでいただろ。多くの良血馬がいても上手く回らなかった。
馬が良ければ走る、それは事実。でも、それは馬の資質を見抜いて適切に育てあげられないと開花しないかもしれない。
リーディング上位にいるということは確実に優れた仕事ができるということを意味している。
だから、ハッキリしないパドックを見るよりも厩舎を信用する方が結局は安心できると思うよ。
良い厩舎はパドックでの動かし方も丁寧だし、馬をよく観察しているからレース直前で馬の気分を損なうこともない。
イレ込みは「返し馬」で最終確認しろ
パドックで汗をかいてイレ込んでいるように見えても返し馬では落ち着いて十分に走れる馬は少なくない。
暴れまわっているような馬なら期待できないが、小走りに気負っている程度なら汗をかいてても平気だ。
ちなみに発汗すること自体はまったく問題ない。ダラダラと汗をかいていても安易にマイナスにしない方がいい。
ただ、冬場だと体が冷えてしまい走りに硬さがでることがある。夏場に汗をかいてない馬は地雷の可能性が高い。
もはやパドックから返し馬に行ってもイレ込んでいるようならレースへの影響は避けられない。
スタートでの出遅れやレースに行ってから折り合いを欠いたりすることを想定しておくべきだろう。
関連記事:返し馬の見方
エージェントを参考にしろ
色々と書いてきたが重要なパドック情報は専門家から得るのが時間とお金を浪費せずに済む道だろう。
なぜなら馬体にもトレンドがあって速いサイクルで移り変わっていくものだからだ。
なぜ、ディープインパクトほどの馬がセリで安かったのか。このトレンドというのは実にやっかいである。
しかし、それを味方につけることができれば一気に強力な武器になる。それができるのはエージェントだけだ。
相馬の世界は完全に才能ありきなので適性のない人が馬体を見た所で有意な結果は得られないのが当たり前。
競馬の関係者と言ってもせいぜい知っている情報量は全体の20%くらいなものだろう。
そこを30ないし50%へと引き上げるのが選ばれしトップエージェントの仕事ぶりというものなのである。
最良と言えるパドックの見方は、まず自分の能力でカバーできる範囲はしっかりこなすこと。
次にその努力を最大限に生かせるプラスアルファ(ここで言うエージェント)を活用することだろう。
競走馬の出走には、調教師、調教助手、厩務員、騎手、外厩と多くの専門家が関わっている。
それぞれが精度の高い仕事をした時に最高の成果が得られる。一人でだせる成果などわずかなものだ。
競馬予想もそうするべきではと前々から思っていたのだが、あなたの考えはどうだろうか。
すべてを自分一人でこなすのは無理
競走馬を仕上げるのに一体どれだけの人と労力を必要としているかイメージしてみてください。
とても多くの人の手を経て出走しています。それなのに、競馬予想は一人というのは意味が分かりません。
結局のところ、どれも中途半端にこなした所で良い結果にはつながらない。
よくあるパドックの見方は、昔ながらの経験から得た風習みたいなもので、これが正しいというのはありません。
色々なことに手をだすのではなく、やるべきことを1つに絞っていく方が回収率は上がるのではないでしょうか。