実力ある予想屋が消えてしまう決定的な理由
2021/04/12
あなたに都合の良い予想屋が見つからない理由。それは「当てること」だけに特化しているからです。
ほとんどの初心者は馬券を当てれば、そのうち何らかのチャンスが来るだろうと考えているもの。でも、現実はそうならない。
それは、当てやすい馬券が集中的に買われているから。それでも当たらなきゃ始まらない、安定感が欲しいという理由で的中率を重視してしまう。
これは、ただ予想が売れればいいだけの業者にとって都合がいいのは言うまでもありません。
そして、また利用者も求めているものだからこそ双方の利害が一致しているので悪徳まがいに思えるというだけなのです。
競馬では必ず的中率を削り相応のリスクを背負わなければプラス回収率を達成することはカンタンにはいかない。
すでに実験で証明されていますが、【的中率100%・回収率70%】を最も安全な方法で回収率10%上げるとどうなると思いますか?
前者の数的イメージだと運が良ければ勝てそうな気がしませんか。でも、たった10%上げただけで的中率が半減すると言ったらどうでしょうか。
そのあとは、さらに回収率の上積みが過酷になっていく。つまり、堅い馬券を当てることだけ考えて行動してしまう、これこそ初心者が陥ってしまう典型的なワナになります。
もちろん絶対に勝てないというわけではなく、きちんとしたデータと戦略があれば堅い馬券での利益の上積みは十分に可能です。
だけど、その辺の予想屋は最後にはトンズラします。ほかにトンデモない数のウェブサイトを所有しているのでDM送れば困らないっていう仕組み。
なぜ私が「予想屋の真実」を教えるかと言うと、そんな下らない世界ではなく、自分の可能性を広げる世界を知ってもらいたいからです。
ただ、投資や競馬の世界は「勉強の場」ではなく「成果をあげる場」なのは言うまでもありません。
一般的な馬券購入者よりラクはできますが、実力主義の世界なので少しの継続した努力は必要になります。
ここで問題なのは、なかなか成長できない人は「まずは勉強」というマインドセットを持っているため、行動がインプットに偏ってること。
よくあるインプットとは、例えば「本を読む」「ネット検索する」「資格を取る」などです。
これらのインプットは失敗がない!だから何か「やった気」になれるため「勉強熱心な人」には心地よく感じられるはずです。
しかし、インプットは、知識として詰め込んだ状態なので、そのままでは成果にはつながらない。
一方で、アウトプットは成果をあげるための行動が伴います。例えば「自分の強みを探す」「ノウハウを教える」「スタイルの確立」などがそう。
アウトプットは、自分なりの思考や知恵を目に見える形に表現するため、嫌でも周りの評価が付いてくるもの。
また「失敗」もありえるため「インプット重視」が行動に移すのは勇気がいります。
もし、あなたがそんな心理状態に陥っているなら「インプット」は、そもそも何のためにしているのか?」を考えてみて欲しいのです。
この「インプット」は、実現したい「アウトプット」に対して必要な知識や能力を補うために行うものであり、本来はわき役でしかありません。
ゆえに「アウトプット」に結びつかなければ知識だけ増えて何も生み出さない状態が続いていくだけだということ。
もしあなたが投資や競馬のみならず仕事で成長したいなら「まずはアウトプットから始める」というマインドセットを持ってみてもいいでしょう。
アウトプットから始めていくことで、自分に「足りない能力」がおぼろげながらも見えてくるようになります。
そして「足りない能力」に絞ってインプットを集中させることで、あなたの「勉強」の生産性は劇的に高まるはずです。