完璧じゃないのに急速に成長してしまう考え方

      2021/04/12

「完璧さを追い求めること」は志としては素晴らしいのですが、変化の激しい現在では、必ずしも良いことばかりではありません。

完璧主義のマインドセットを持つ人は「中途半端なままでは成果がでないもの」と考え、1つ1つの工程で完璧になるまで自分の資源を投入してしまいます。

また「完璧主義」は周囲から褒められやすいため、間違ったインセンティブ(報酬)を受け取りやすく、それが更なる頑張り(資源の投入)を生み、不思議と自分を成果から遠ざけてしまうもの。

一方で「必要最小限の努力で最大の成果を出す」という「生産性のマインドセット」を持っている人は、上手に自分を効率よく高めるための時間を作ることができます。

その結果、スキルアップの好循環が生まれ、最初は見えてこない小さな点でだとしても、あとでハッキリ分かる線にさせていくことができるのです。

あなたが「投資や仕事で成長できる人」になりたいなら「自分が感じる中途半端なレベル」 と「客観的に見た必要十分なレベル」の差を見極め、生産性を高めるマインドセットを持ってください。

完璧主義には弊害もあります。もし、完璧にできなければどうなるのか?最終的には努力を水の泡にする、つまり完璧でないからと放棄することになります。

そもそも、この住んでいる世界が完璧でしょうか。このマインドのままでは、ほか世界に飛び込んでも同じことを繰り返すだけで何も達成できません。

そして、最後には「自分には才能がないんだ」と勘違いして全ての努力をせず日々を過ごそうとします。そして、年老いて気づくのです。

この世界は完璧でなくとも成功できてしまうことを。そうなってから完璧主義だった自分を悔やむ人が多いそうです。

あれをやっておけば、これをやっておけば、完璧主義でなければ思い描いていた人生を送ることは可能だったかもしれない・・・

たとえ不完全な手法でも利益を生み出すことができれば経験していくことで十分に運用していけると分かることがあります。

あまりに的中しないから「これは使えない」と判断するのは自らチャンスを放棄するようなもの。日常的にやっている感情的な判断に任せないことが大切です。

ほとんどの人は完璧主義マインドに捉われているため、この世界がどんよりとしたグレーで全くチャンスがないように見えている。

その原因が実は自分にあると気づかないままの人もいるでしょう。自分にできたことをせずに後悔してこの世を去る人であふれています。

もし、20%の努力が80%の成果を生むという「パレートの法則」にならうなら色々とやってみないことこそ本当の損失と言えるのではないでしょうか。

Umapp

 

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