誰も知らなかった!間違いを成果に変える方法
2021/04/12
人が合理的な行動を取り続けるには「意識」が必要になります。自分が正しいことをしているか「問い」がなければ容易く間違えてしまう。
ずっと正解であり続けることはまず無理です。それは、間違うことで得られる学びもあり、間違わないことが正解ではないからです。
正しい問いは、優れた仮説をもたらす原動力になる。しかし、逆に間違っていると求める方向から逸脱してしまいます。
正しい結果にたどりつくために「論理」が重視されてきました。
しかし、どんなに優れた「論理」も、そもそもの「問題の見極め」が間違っていれば、そこから得られる「仮説」は間違ったものになります。
より精度の高い結論を導くためには、問題を「解く」前に「真の問題を見極める」マインドセットを持つことが必要です。
競馬予想の精度を高めたくても、データの見方を間違っていたら正しい結果を得ることはできません。そもそもの問題を放置していないか「問う」必要があります。
いつまでの予想における見かけ上の正しさだけに心を奪われている人は問題に気づけないまま負け続けてしまいます。
この「正しい問題の見極め」ができれば「考えるべき問題」と「考えなくてもよい問題」の切り分けが明確になり投資の効率性は飛躍的に高まるはずです。
まず間違わないことを良しとしていないか「問い」そのマインドセットがあるなら「間違いを正す」というマインドセットに変えていく。
あまりに予想に集中してしまうと視野が狭くなり間違いを見過ごしやすくなります。そうならないために時間を置いてから「問う」ということも必要になるでしょう。
もしあなたが「すぐに答え(仮説)」に飛びつきがちなら、答えを考える前に「真の問題は何か?」を考えてみてください。