最も重要な第一原則「あなたが成功できることを疑う余地がない」
2021/03/26
あなたは勝つために生まれてきました。それを実感できない人が多いですが誕生には競争の原理が働いています。
そこで重要になることは、己に「克つ」ことを実践すれば勝利は後からついてくるということ。
同じ読みである「克つ」は、「欲望などを抑える」「困難をきりぬける」という意味で使われます。
たとえば「誘惑に克つ」「難病に克つ」という使い方をしますが、あまり見慣れないかもしれません。
あなたは、己に勝つことを意識することでのみ一定の成果が約束されることを理解できるようになります。
これは成功するための原理原則であるため、あなたが軽視すればするほど現実は理想とは程遠いものになるでしょう。
あなたが「克てない」と思った瞬間に現実が豹変してしまうのは、その現実を映しだそうと脳が働くようになるからです。
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あなたは脳に騙される
脳はフィクションを作る達人。あなたが見たい現実に沿った行動を促すことなど動作もありません。
この原理を疑うあなたに1つの事実を提示することにしましょう。
画像にあるAとBの色を見てください。何色に見えるでしょうか?
正解は「AとBは同じ色」でした。
これは脳の適当な解釈が引き起こす現象なので、その事実を知ってBがゆっくり黒く見え始める人もいます。
脳は現実の正しさよりも快適であることを重視しようとする。
それゆえに意識しなければ間違った行動をし続けてしまい人生が破綻することもあるのです。
そうならないために重要なことは感情的に気に入らないことであっても「すべてを肯定してみる」こと。
何か気に入らない対象や人物がいると最初に否定から入りがちですが、それで損をするのは誰でもない自分自身です。
あなたの可能性を広げるという意味でも、先入観を捨て去り肯定することから始めなければチャンスに気づけません。
あなたが実力を発揮する方法
株式投資は経済が成長することで利益を受け取れる「プラスサムの市場」であるためギャンブルではないと言われてきました。
では、なぜ競馬と同じく9割の人がマイナス収支になっているのでしょうか。
これは明らかにおかしい話です。株式は負けにくい市場だというのに9割もマイナスになってしまうなんて異常事態ですから。
株式は資本力のあるプロや機関投資家が凌ぎを削る世界であり、個人が十分な経験を積む前に退場を余儀なくされてしまう。
ITブームで真っ只中で起きたホリエモン・ショックでは、経験の少ない個人の破産が相次つぐなど社会問題になりました。
それだけ正しく行動できていない人が多いことを証明しているようなもの。まずスタートラインにすら立っていないわけです。
つまり、実力を発揮する前に負けてしまっている。株も競馬も実力で勝っている人がごくわずかだからこそ9割もの人が負けてしまう。
そして、ギャンブル嫌いな人ほど理解の乏しさから自分自身でギャンブルしていることに気づけないという悪循環も起きています。
あなたに欠けているもの、それは己に「克つ」ことを実践するための原理原則となるマインドセットです。
正しいマインドセットを習慣とする人を増やしていくことで9割のマイナスを減らすことは実現されるでしょう。
そのためにも、まずは今まで持っていた信念が間違っていたと過ちを認める勇気が必要になります。
あなたの行動は信念と強く結びついているため、あなたが意識を変えない限り、ほかの人の意見は耳に入ってきません。
今を現状維持していくのか、それとも困難を受け入れ失敗を糧として突き進んでいくことを決心するのかはあなたが決めてください。
自信は作りだすもの
脳は、現実と想像、記憶をすべて同じように処理します。自信をイメージしたり思い出したりすれば、その場で自信が生まれてくる。
すでに自信を持つ仕組みを所有しているのに多くの人は気づいていません。その反対の性質を持つ不安や恐怖も創造できるせいです。
頭の良い人ほど行動を起こす前にあれこれ悪いことを想像することで自分自身の脳にだまされてしまう。
もっと分かりやすく言うのなら、「自分で自信を失う手段を選択している」とも表現できるのかもしれません。
これは「引き寄せの法則」でも指摘されています。なぜか良いことをイメージしようとするほど悪いことをイメージしてしまう。
「自信がない」という状態も、自分自身がつくり出しているエネルギーです。すごい力をマイナスの方向に使っているとも言えます。
こうした不安は、物事が悪い方向に進むイメージをするときにだけ起こる現象だと理解する必要があります。
物事がうまくいくポジティブなイメージがあるときに、このような不安を感じることはできないでしょう。
自信を作りだすには、日々の生活において、自信を最大限に感じた瞬間や、成功したことを意識する習慣をつけること。
成功したことを毎日書き留めたり、前日の「自信が沸いた瞬間」を書き出したりすることでポジティブ体質になっていく。
大切なのは、「堅実だが柔軟性のある自分の基礎」をつくることです。
正しい自信の基礎を身につけることができれば、エゴを捨て去ることができ、その結果において重要なことが見えてきます。
それは、自分自身の成果を生み出すプロセスを手にいれること。お金は道具以上の価値を持つことはできません。
野球のバットを大切にしても野球は上手くならない。しかし、スキル向上のプロセスを持てば成果を引き寄せることができる。
成功者ほどお金では幸せになれないと言うのは、お金で人間関係が悪化することで自信喪失を経験してきたからです。
私たちは人から肯定され評価されることに喜びを感じています。だから、いかに「映え(ばえ)」るかに集中するのです。
自信とは感情の状態。その感情は瞬間的に引き起こされ、常に自信が持てるように習慣づけることで強化されていくもの。
自己評価と目標を達成できるという信念を持ち、悪影響をおよぼすナルシズムをなくすことが成功の近道になります。
あなたが成功する方法
脳はラクをしたがります。ラクにやせたい。すぐにやせたい。一度はラクに稼ぐ方法を検索したことがあるのでは?
あなたが成功する上で大事なポイントになるのは「努力することで脳にラクをさせない」ことです。
努力は必ず報われるわけではありません。ある人はバットを振るだけで成功しても、ある人にとっては効果がなかったりする。
ここで大事になるのは自分自身にとって効果があるかどうか。その努力が大変かどうかは基準になりません。
自動車の運転も最初は大変でも経験を積むにつれ苦もなくできるように継続できることが第一条件になります。
脳にラクをさせなければ成功する確率を飛躍的に高めることができてしまう。これは、成功者の法則として機能しています。
あなたに優れた才能があっても脳がラクしていると正常な判断ができないため上がり目のない人生を歩まざるを得ません。
たとえば、火災報知器が鳴った時、「火事だ!」と即座に反応して逃げる人より、「誤報かも」と逃げ遅れる人の方が多い。
本当に火事なら死んでしまうかもしれないのに、なぜか脳は楽観的な判断を下してしまう。
どうしようもないのに増水した川を見にいく死亡事故など事例は豊富にあります。
そのようなハイリスクな事態に見舞われてても脳はラクをしたがり正常に機能することがないのです。
競馬でも予定にないレースを買ってしまうことは少なくありません。その方が脳にはラクであり快適だからです。
色々と考えて買っても当たらないから直観で買うことにしよう。普通に考えればマイナスが泥沼化するだけなのに?
この事実を知ってなおラクをしたい人がいるとするなら好きなように生きて下さいとしか言えません。
システムで成功は加速する
大企業の会社員ほど営業成績を上げやすいのはネームバリューを含めた『競争優位のシステム』があるからです。
それゆえにメキメキと自信がついていき自己成長が促されることで出世街道まっしぐらに駆け上ることも珍しくありません。
ほとんどの人は、『競争優位のシステム』を持っていないため成功が縁遠いものに感じているのではないでしょうか。
競馬は1つの世界であり、その中で自己実現できるようになれば、その世界での成功を手にすることができます。
自己実現とは以下のように人間本来の姿になっていることを指しています。
- 先入観がなくありのままに物事を捉えることができる
- 客観的で判断力があり、感情的にならない
- 超然としていて不運に悩まない
- 他人を助けることに幸福を感じる
- 他人と自分を尊重できる
- 勇気があり失敗を恐れない
- 周りの意見に流されず、自分で意思決定ができる
あらゆるシステムは成果の下限を決めるものですが、その上限を決めるのは扱う人間でありスキルによって変わってきます。
たとえば、1日1000個を製造できるパン工場で2倍の成果を出せるかは従業員の質で決まってくるように。
現実社会ではITで成功する人もいれば飲食業で成功する人と答えは1つではない。それは競馬でも同じことが言えます。
単純に投資センスで成功する人もいれば、血統の知識やオッズの動きを観察して成功する人もいる。
どう使えば投資競馬システムが味方するのか?それは人によって違うことを理解しておく必要があります。
投資競馬は運の世界に実力主義を持ち込むことで、今までのルールを変えアドバンテージを築きあげてきました。
だから、あなたの成功は手に届く位置にあり、どうするかはあなたが決めてください。
ほかの人は勝つための原理原則に気づいていません。あなたが今よりもステップアップすることを宣言できれば現実は変わります。
最初は点でしかなかった知識があとで「線で結ばれた」ときに成功とのつながりを実感できるようになるでしょう。