青葉賞まとめ

      2023/04/12

どうもデータ部の蒼井です。いよいよクラスター分析が始まり、今までにない次世代競馬の布石になるだろうという手ごたえをつかんでいます。

馬券の回収率を最大化するためには、競走馬を緻密にクラスタリングして、その走りを予測し、的確な購入アクションへとつなげる必要があります。

そのために正確な格付けの評価基準が必要なのですが、競馬には明確な基準というものが存在しません。競馬は1着になることを競うのであり、時計の速さを競いあっているわけではない。

そこが評価を難しくしている所で、これがないため競馬予想はカンタンにならないのです。これが出来れば予想時間を短縮しながらも回収率を底上げすることができる!

今まで成しえなかった超効率的データランクを投資競馬で実現させることで新しい可能性を切り開いていきます。

コンテンツ

2022年

1位ロードレゼル(予想オッズ3番人気)

ディープンパクト×キングカメハメハの血統。仔だしの良い牝系で着実な成長力を示すが晩生の傾向が見られる。

その点を踏まえて成長重視のローテーションが組まれてきたが、それに応えるような2連勝でオープン入りを果たした。

前走は2ケタ体重が増加していたが成長を考慮しても太目が残る仕上がりでノビシロはまだあると見るべきだろう。

今回は手薄になりがちなダービートライアルだとしても相手関係は強化されるだけに地力が問われることになる。

2位ジャスティンスカイ(予想オッズ4番人気)

ブラックタイド系のキタサンブラック産駒。皐月賞でイクイノックスが2着に入り、これからの活躍が期待される。

前走フリージア賞では22kgと大幅に増えていたが成長していたこともあり強烈に太いということはなかった。

ただ、大型馬のせいか歩様に硬さがあるぶん動き切れていない中での2連勝は一定の評価をして良さそうだ。

これからの変化で良くも悪くも振れ幅のありそうなタイプで、どう変わっていくのか注目したい。

3位レヴァンジル(予想オッズ1番人気)

キングカメハメハ系のドゥラメンテ産駒。キャリア5戦の中で成長し前走はリステッドで2着と階段を着実に上ってきている。

この馬は父に似ているが、体躯バランスが整いにくい傾向があるため、父似タイプは明らかに走らない傾向が見られた。

この馬は少しずつ整えながら調教をこなしてきたことで弱点をカバーしてきており良い方向に変化してきている。

まだ完成されているわけではなく過信はしづらいが、まわりを見れば他もそういう馬だらけなぶん人気に応える余地はある。

2013年

15.レッドレイヴン
かつての名門・藤沢和雄厩舎は、そうそうたる良血の管理に失敗して弟子の角居厩舎にお株を奪われた。
藤沢師が一人で管理しすぎて崩壊した点を反面教師とし、厩務員の裁量を増やすことで対応しトップ厩舎にのし上がった角居師のセンスが光る。
厩舎ゆかりの牝系ハッピートレイルズからコディーノが活躍し復活のイメージあるが、早めに使い出した以外はあまり変化してない点がいまいち弾けきれない印象を抱かせる。

母がグラスワンダーの全妹ということで、馬体の恰幅がいいのは牝系ゆずりなのだろう。
神経が良かったグラスワンダーとは違い、あまり俊敏には動けない印象があるだけに直線の長いコースがベストか。
東京スポーツ杯2歳ステークス2着以来の出走になるが、外厩でじっくり乗りこんできただけに仕上げは信じるしかないだろう。
折り合いに不安はなく、外から一気の脚で魅せた前走から一本かぶりの人気は頷ける。

17.ダービーフィズ
体は大分できてきたが、まだ精神面が幼く素質だけで走っている印象を受ける。
姉のアプリコットフィズは気性が悪かったが、こちらはズブいくらいで距離延長は問題なし。
ロスがあっても外を回した方が気持ちよく走れるので外枠はダービーフィズにとっては良い。
本格化は先だろうが、走る気になった時の末脚は間違いなく一級品だ。

指定穴馬

14.アウトオブシャドウ
視界を狭くするチークピーシーズ着用でガラリと変わった前走。
阪神競馬場Bコース替わりで馬場が良かったとは言え33秒の脚は圧巻だった。
同日にアドマイヤスピカが32.8秒の脚で勝ち上がったが、道中のペースを考えると狙う価値があるのはこちらだ。

最終決断

ワイド:14⇒【15、17】(各1000円)

2011年

2011年の青葉賞で理想的な馬券の買い目を明らかにする。

競馬予想が当たらないからと言って本命ばかり無計画に買っていたのではジリジリと負けていくだけ。競馬で勝つためには長期的にどう勝つか戦略的馬券の立案が必要になる。どれだけ競馬予想が上手かったとしても無計画であれば余計なレースに投資することで利益を使い果たすことがある。

そういった悪い習慣を浮き彫りにすることができるため実行している人とそうでない人との格差は信じられないほど大きいものだと私は経験から言うことができます。どうしても短期視点で馬券を買ってしまう人がいるのですがジリジリと負けていることに気づいていません。彼は負けることに慣れてしまい真正面から改善しようと決意することがないのです。

失敗は成功のもとと言います。馬券のハズレから次に繋がる情報も多く、そのことを意識できない人は自然と短期投資を好む傾向にある。控除率25%の壁を破るために必要なこと。それは自分自身の甘さをまずなくし自分に有利なレースと馬券を買う。これでしか競馬を投資にすることはできません。

◎05.イデア

前走が持ち時計を2秒以上詰めての完勝劇。
前が詰まり追い出しが遅れた事を考慮すれば強い内容だった。
これで時計勝負にメドついたし能力的な差は感じられない。
馬群を割れるので内枠はプラス。ロスなく立ち回れば一発ある。

○09.ショウナンマイティ

近2走は折り合いに進境があり成長が見られる。
中山より府中向きなのは明らかで前進可能だろう。

▲10.トーセンレーヴ

折り合い欠き気味の前走で3着と能力の一旦は見せた。
心肺機能が高く折り合っていければ変わり身もある。

×4,12,13,16

2009年

2009年の青葉賞で回収率の頂点を狙っていく。

◎16.トップカミング

追い出してからがヌルいタイプで距離延長は問題ないどころかプラスになる。
地味ではあるものの実績は上位であり相手なりに走れる点も強みになる。勝つまではなさそうだが、馬券圏内に入ってくる確率は高そうで、ここでも堅実な走りを期待したい。

他では直線の長い東京コースが向きそうなセイクリッドバレーやマッハヴェロシティを押し目に挙げたい。
どちらもスパッとした決め手には欠けるものの、長距離戦に向くタフさを持ち合わせている。オッズほどの差は感じず穴馬券の炸裂を期待したい。

アプレザンレーヴは人気が集中し過ぎている感があり妙味狙いで馬券を買いたい。

○04.セイクリッドバレー
▲02.マッハヴェロシティ

ワイド:◎○2,500円 ◎▲1,500円 ○▲1,000円
払戻:33,150円

青葉賞の回顧

1着はシンボリクリスエス産駒アプレザンレーヴ。いつか故障するであろう巨体を揺らしながらの走法は父を彷彿とさせる迫力をかもしだしている。母は輸入繁殖牝馬レーヴドスカーで仔の評判は牧場でも評判が高い。東京競馬場の芝2400mを中団からレースを進めるセオリーの騎乗で制した。この内容で日本ダービーはどうかと思うが今後のノビシロは大きいだろう。騎手は、内田 博幸。調教師は、池江 泰郎。

2着はマンハッタンカフェ産駒マッハヴェロシティ。好位からスムーズな競馬で重賞レースでも走れるところを見せた。ローカル重賞レースなら常連になれるだけの地力は秘めていそうだ。母はマイミッシェルで母父にタイキシャトルという血統構成をもっており早熟な血統イメージ。騎手は、柴田 善臣。調教師は、武藤 善則。

3着はゴールドアリュール産駒トップカミング。母はレッドヴィーナスで母父はサクラバクシンオーという血統構成。少しずつ距離を伸ばして今では2400mでも走れるようになった。学習能力が高く適性を伸ばしていけるタイプなのだろう。騎手は、幸 英明。調教師は、境 直行。

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