「やるなら今でしょ!」ドン底から這いあがった最強の成功術
2021/04/12
いまだテレビでロングブレイクを果たしている「いつやるか?今でしょ!」の林修が教えるドン底からの成功法を対談式でまとめてみました。
いま1億円とも言われている年収を稼いでいる人が、人生における選択ミスを何度もしてきたという。林修氏はこう断言している。
友達が会社を作るといっては参加したり、投資をやったり、もう何でも首を突っ込んだり、競馬で生活していた時期もあり借金は1800万円にまでふくらんだ。
この絶望的にしか映らない状況の中でも不安はなく自信に満ち溢れていたと語っている。
彼は無意識のうちかは分からないが自信というものを脳科学的にとらえていたことがドン底⇒成功のスピードを早めていたようだ。
人は気分が沈んでいても笑顔に似た表情を作るだけで気分が上がってくるという話は有名だ。それは脳が現実であるかを判断していない証拠とも言えるだろう。
つまり、たとえ思い込みであっても、それを脳は現実化しようとする。偽薬であっても効くと信じることで薬効を得られるプラシーボ効果のように。
その根拠なき自信を得るために必要なことは何かあるのだろうか。その自信があれば人生を一変させることができるかもしれない。
自信を持ちたかったら失敗しろ!これほど強烈な成功者のメッセージはないだろう。
負けることに対処できるようになれば自信はついてくる。シンプルだがおいそれとできないのは感情的な理由によることが多い。
誰だって負けたくはない。しかし、現代社会は負け続けてたとしても、たった1勝するだけで再起することは十分可能である。
人生はギャンブル、至高の勝利のみが安定をもたらす
学生時代から家庭教師を山のようにやって評価されていたことで人に教えることに自信があった林修氏。
生徒には楽しい授業に見えても、その舞台裏では熾烈を極める競争があったようだ。
ここまで追いこまれながらも成功へと花開かせることができた理由は何だったのだろうか。
これは戦争で言えば「ゲリラ戦術」と言える。たとえ相手が強大であっても時と場所を選んで攻撃することで一矢報いるチャンスが生まれてくる弱者の戦術である。
信長が絶望的な戦力差を桶狭間でひっくり返せたのは雨を最大限に利用したからだった。その後を決めた1勝は最後まで望みを捨てず冷静に分析していたからこそ得ることができた。
どんなに追いこまれていたとしても自分に味方するたった1つの何かを見つけることで人生は一変させられる。
人は好き嫌いで判断するクセがある。そうではなく、自分にとってプラスになるかで判断しなければならない。
自分の強みを最大限に生かそうと思えば自然と勝てる場所を探すようになる。
いろいろと探して、ここぞと決めたら1つに絞る。教えるポテンシャルを生かすための決断。
確固とした、自分の核となるものが1つでもあれば、それに集中してどんどん磨いていけばいい。
たとえ嫌いなことでも勝てるようになれば面白くなっていくもの。逆に言えば、すべて感情的に判断しているとチャンスはやってこないというメッセージにも見えてくる。
ある意味では競馬ほど誰に対しても平等なものはない言えるだろう。彼の馬券手法はどうだったのだろうか。
借金はあっても競馬では負けていないのはマインドセットが正しかったからだろう。きちんと時代にあった勝ちやすい手法を選んでいるのはさすがだ。
いまや年収1億とも言われるだけにテレビ一本に集中しているようだ。稼げる所に時間を投資するからこそ競馬は勝てなくなったのだろう。いまなお、視聴者の関心が薄れないのはマインドセットが正しく機能しているおかげかもしれない。
ここでも見えてくる成功者のマインドセット
ここまでマインドセットを実践してきたあなたなら、今まで学んできたことが散りばめられていることに気づいたのではないでしょうか。
林先生は、ゼロからは何も生まれないが、マイナスからは生み出せるものがあるという哲学を経験を通して語ってくれました。
時にリスクはマイナスを生み出すものですが、そのことから学ぶことができれば、それ以上の利をもたらすことがある。自己成長をうながすピンチは同時にチャンスにもなるというわけです。
本当の負けとは「失う」ことではなく「何も対処せず放置する」ことであり諦めなければ挽回以上のチャンスがやってくる。
そのためには「負け」を感情的に処理することなく、次につながる情報の1つとして扱うことが利を引き寄せるのだと信じて行動することが大切です。