大阪杯まとめ

      2023/03/28

2022年

1位レイパパレ(予想オッズ3番人気)

昨年は雨が降る中逃げ切り勝ちを飾ったレースで連覇を狙って今年も出走する。

大阪杯の優勝から番手での競馬を覚えさせることに徹してきたが、前走を見る限り上手く先行できており脚質が広がった。

前走では時計勝負にも対応しているが一雨ある方が心情的には買いやすい馬だろう。

2位アカイイト(予想オッズ4番人気)

相性の良い牝馬ということもありアカイイトのデータ該当性も高く評価されている。

休み明けの金鯱賞ではレイパパレから0.2秒遅い3着なら好走の余地ありと判断しても良さそうだ。

伏兵勝ちしたエリザベス女王杯を見ると少し荒れても平気なだけに雨で馬場が荒れてくるのはプラス。

3位ジャックドール(予想オッズ2番人気)

中距離で連勝を重ねてきたモーリス産駒で走破タイムも速く内容からみて充実してきたのは間違いないようだ。

左回りだけで重賞を含む5連勝しており、今回は未勝利勝ち以来の右回り出走となる。

ただ、その未勝利も圧勝しているように特に問題はなく良馬場であれば外せない馬には違いない。

4位エフフォーリア(予想オッズ1番人気)

古馬王道路線を堂々と突き進む王者だけに敵は周りではなく自分自身と言えるのかもしれない。

ここまで強いと返ってどこに問題があるのか分かりにくく、あえて挙げるなら初の関西遠征になる点か。

結果的に阪神コースのレイアウトが合わなかった、輸送がダメだったりするなら敗退の可能性がでてくる。

2018年

競馬関係者の情報と言ってもピンキリなのだが、よく詐欺に使われる八百長関係を信じるのはネットを使わない年配の人だけだろう。

それを除いても関係者情報は有用だろうと考える人はいまだ多い。だが、そのほとんどは使いものにならないのではないだろうか。

もし、トレーニングセンターに入厩して軽めの追いきりが続いたら怪しいと気づく。だから、なんの裏付けもないマイナス情報は鵜呑みにはできない。

いまの競馬サークルは馬を見る目がないと調教師であふれている。調教師リーディング常連の矢作厩舎は競馬記者から情報で使うレースを決めていることは知られている通りで関東の名門である藤沢和厩舎でも馬を見れないと公言している。

では、誰が本当の価値を有しているのか。それは【仲介者】と呼ばれる、いわゆるエージェントと呼ばれる人たちである。エージェントには大別して2種類ある。

1つは、騎手に騎乗馬を手配する人こちらは有名だろう。2つめは、あまり知られていない馬主に競走馬を手配する人がいる。

競馬は【馬7割、人3割】と言われるようにサラブレッドが主役である。私が目をつけたのは後者のエージェント情報だった。後者はトラックマンではなく言うなればノイズの多い関係者情報をクリアな良質なものへと変換するフィルタの役割をしている。

その情報を唯一扱う4keiba.comはパドック診断や一口馬主の出資サポートを無料で行っている心強い味方になってくれるサイト。その情報をいち早く独占して重用してきたkeibasite.comにおいて9年プラス収支を達成できたのは自然の摂理と言えるだろう。

その情報を用いて行うデータ分析の価値は今まで明らかにしてきた通り。他では絶対に得ることができない情報をもとに勝つ競馬を実践しみて欲しい。

2017年

競走馬エージェントの話を織り交ぜた独占裏話

キタサンブラック

昨年はスローペースを逃げて2着、皐月賞ではドゥラメンテに完敗しており距離短縮がマイナスになる可能性もある。血統的にはサクラバクシンオーが入っているから影響は少ないという見方もできることから今の充実ぶりなら乗り越えても不思議ではない。マルターズアポジーが今回もいることから番手の競馬で進めていくことになりそう。逃げなくていいことを考えるとレース自体はやりやすくなる。

ただ、芝2000mで休み明けというローテーションから天皇賞春を見た感じもある。とは言え、ここで勝てば種牡馬の価値を高められる一戦でもあり仕上がりは抜かりないようだ。鉄砲は問題ないだけに久々の中距離ペースに戸惑わなければというところだろう。

マカヒキ

凱旋門賞で見所のない惨敗後に復帰初戦となった京都記念で3着とはいまいちな結果だった。こんな無様な仕上げを施した調教師を批判するべきだろうか。もしかしたらピークアウトしたという可能性は否定できない。今までにない大敗のショックが競走馬に悪い影響を与えることはよく知られている。だからこそ容易に負けてはならないのだが、競馬サークルではソコソコ走って賞金を長く稼いでくれる方がいいという考えが多いようだ。

2016年の下半期におけるサトノダイヤモンドがあまりにもまばゆい輝きを放っていたこともあり日本ダービー馬マカヒキに向けられる目は自然と厳しいものになる。もしかしたらタヤスツヨシ化しているのかもという疑念が起こるのも無理はない。いずれにせよ競馬において万全というケースは多くはないのでどこで線引するかは今後のエージェント情報を頼りにしたい。

サトノクラウン

なぜか国内G1レースでは走らない奇妙な存在と言えるのがサトノクラウンだろう。いきなり走ったりと気分屋すぎるのでアテにしづらいがポテンシャルは確かなものがある。昨年の宝塚記念あたりで好走しても良かったろうに。これだけ惨敗が多くても世界的に見ればトップレベルの馬であることには変わりはない。この馬にあるリスクを取り実力を評価するか。とりあえず頭にくる単系馬券は抑えでも購入しておくのが吉だろう。

父の血統を見るとラストタイクーンが目にとまった。先日引退した武幸四郎が騎手デビューした重賞レースで勝ったオースミタイクーンもハマると抜群の末脚を使う馬だった。基本的には一発血統として考えておくべきかと思う。遠まわしでクドイ言い方をする堀厩舎なのでデキはエージェントのパドック診断で確かめたい。

ヤマカツエース

一時の不振を脱しているだけに評価が高いのはうなずけるところ。ここで好勝負するだけのインパクトがある馬ではないものの立ち回りが上手いだけにスローペースになれば強みを発揮する。逆に地力が問われる流れになるとどうかという疑問の余地は残されており今後につながる競馬ができるか注目したい。

ステファノス

最近は初戦で仕上げない方針に変えたのか藤原英の休み明けがイマイチと話題である。しかし、あまり仕上げないという話を真に受けることはできない。しっかり2戦ほど仕上げれば済む話だからだ。そんな余裕をぶっこいていられるほどの大物だと評価しているのか。そんなわけはなく純粋に負け続けで走る気を失くした可能性の方が高い。ディープインパクト×クロフネはフレンチデピュティよりも底力に欠けるところがある。

2014年の富士Sから重賞レース勝利からは遠ざかっている。あまりに王道路線を過信して歩みすぎたツケが回ってきているのだろう。この馬に関してはレースの使い方を間違えたと言えるのかもしれない。藤原英の2戦目で一変するのであれば競馬というものをコケにしすぎではないだろうか。これも細く長くサラブレッドを使っていくという社台グループ戦略の弊害と言っても言い過ぎではない。

2016年

2016年の産経大阪杯はG1馬が5頭出走するハイレベルメンバーが集まった。今週からBコースになったが時計は高速化しておらず馬場いじりはまだしてない様子。それでもスローペースな構成から前は簡単には止まりそうもない。

枠に恵まれたラブリーデイは58kgでも軽視できない。昨年に鳴尾記念から宝塚記念と連勝を達成した点からベストに近い条件と言えるだろう。鞍上デムーロということもありソツのない騎乗が期待される。控え過ぎず好位からの立ち回りでの好走を描く。

対抗として面白いのがディープインパクト産駒のアンビシャス。中山記念は仕掛けの遅さに不満があったようだが、ここでノリを起用するタイミングがよく分からない。出が悪い時にやる後方ポツンが炸裂した時に調教師は何と言うのか興味深いところでもある。まだ完成した感はないものの瞬発力は十分なだけに位置取り次第で勝機も見込める。スタートからどう動くのか、スッと中団につけらるようなら期待値は上がる。

穴馬はタッチングスピーチが気になるが決定的な材料には乏しい。ただ、馬場の悪かった前走で集中力を切らさずに走れた点は評価できるところで、チューリップ賞の頃とは心身ともに比べものにならない充実したデキにあるのは確か。もっと飛躍できる素質を秘めていると見ればマークすべき馬がハッキリしているここで狙ってみたい。

ラブリーデイ

デキの維持力が高い馬だけに仕上げてくるのは当然だろう。初戦から高いパフォーマンスを見せてくれそうだ。
仕上がり:★★★★☆ 

キタサンブラック

迫力という点では劣るが走ると良さがでるタイプ。オンオフが利く乗りやすいタイプで漁夫の利を得やすい。
仕上がり:★★★★☆ 

アンビシャス

一歩ずつ進化を見せいるが、もう一回り大きくなって強靭さを身に着けたい。ゆくゆくはマイルへといった感じの気性。
仕上がり:★★★★☆ 

ヌーヴォレコルト

どっしりと構えて牝馬らしからぬ心身力を持つ馬。そのぶん気が入りきれてない点が詰めの甘さに繋がっている。
仕上がり:★★★★☆ 

ショウナンパンドラ

仕上がり過ぎているくらにスッキリ仕上がっている。気で走る血統だけに走る方向に気が向くかが焦点。
仕上がり:★★★★☆ 

タッチングスピーチ

この中に入ると迫力不足は否めないがデキは良好。血統通りステイヤーっぽい緩慢さがあり距離は伸びた方がいい。
仕上がり:★★★☆☆ 

2015年

阪神競馬場の芝2000mで行われるG2レースが大阪杯である。

昨年は、日本ダービー馬キズナが出走しエピファネイアとの対決を制して優勝した。その後は天皇賞(春)に向かうのもの4着に敗れており、天皇賞(春)へのステップレースとしては鬼門ぶりは健在である。

G1馬の復帰レースに使われることが多いことから配当は堅めの傾向にある。G1馬が揃った時は手堅く狙うのが賢明と言えそうだ。メンバーが手薄であれば中波乱まで考えられるため穴馬券を狙っていくのも悪くない。

ただ、今年は昨年のキズナを始めとする多くのG1馬が出走を予定している。最近はG1馬であっても簡単に負けるレースが続いているが基本的には実績馬から考えていくべきだろう。

2014年

2014年の大阪杯は、阪神競馬場の芝2000mで開催される。
早速フォトパドックでの状態確認を含めた出走馬を診断していこう!

キズナ

欧州遠征から帰ってきて馬体は一回り成長している。
前後躯に幅がでて立ち姿にも風格が漂うようになってきた。
アウトラインは引き締まって久々を感じさせずデキに不安はない。

仕上がり:★★★★☆ 

メイショウマンボ

牝馬なので仕方ない面もあるが、久々にしては細く映り頼りない。
抜群のデキだった昨年と比べると今いちな印象は否めない。
今回は牡馬相手ということもあり叩き台の印象が強い。

仕上がり:★★★☆☆ 

ショウナンマイティ

立ち姿の重心がピタッと決まってるあたり、前走惨敗の後遺症はないだろう。
顏つきも闘志を感じさせ、皮膚もピカピカでデキに不安はなし。
オルフェーヴルが抜けたここは存在感を見せつけたいところ。

仕上がり:★★★★☆ 

カレンミロティック

寂しかったトモに力が付いてきて、立ち姿に安定感が出てきた。
前走は見所なかったが馬体は使っての良化が見込める。
少しずつ成長を遂げている印象で、これからの飛躍が期待できる。

仕上がり:★★★★☆ 

エピファネイア

久々を感じさせないどころか、ビシッと仕上げて勝ちにきた印象。
ドバイワールドカップを勝ったヴィクトワールピサの前哨戦での手抜かりない仕上げを思い出させる。
ここを勝って香港も、という強い意志の感じられるデキだ。

仕上がり:★★★★★ 

ダークシャドウ

馬体は変わらずも成績は絶賛下降中。
走る気力が尽きたか、表情にも活気が足りない。
パドックで厩務員をグイグイと引っ張るぐらいの気合は欲しい。

仕上がり:★★★☆☆ 

2013年

2013年の大阪杯で激走する穴馬を特定し公開することでスキルアップを目指す!

コース:阪神競馬場の芝2000m
予想アップはありません

産経大阪杯 フォトパドック診断
評価尺度:良 S ⇔ D 悪

エイシンフラッシュ

いつも通りスッキリしたアウトラインで仕上がりに不安はなし。
ドッシリと構えるようになって古馬らしいたたずまいもグッド。
評価:A 仕上がり上々

オルフェーヴル

薄めも柔らさが全面にでた馬体は、パワーいらずの日本向け仕上げといったところか。
気で走るタイプだけに走りに対する前向きさがあれば十分だろう。
評価:B 馬なり

ダークシャドウ

皮膚の良さと姿勢の柔らかさが際立っており、久々を感じさせないデキにある。
腹線に緩みが見られるものの、輸送すれば丁度良くなりそうだ。
評価:A 不安なし

ヴィルシーナ

体躯のバランスだけで言えば、ジェンティルドンナより良く見せている馬。
精神面がしっかりしてくればノビシロはまだ見込めるはず。
評価:A 仕上がり十分

ショウナンマイティ

前回でも仕上がっていたぶん、急上昇といった感じはないが安定した体つき。
目つきの鋭さからヤル気は十分。あとは空回りしなければ・・・
評価:A 順調

ヒットザターゲット

背中が強く芯がしっかりした馬で体質の良さが際立っている。
丈夫で消耗度が少なく自分の能力だけは走れるようになってきた。
評価:A 順調

2012年

2012年の大阪杯で狙うべき穴馬はこれだ!

◎07.ナリタクリスタル

Bコース替わりでも内は荒れてクッションが利く馬場。
馬力はあるので掘って走るような馬場は得意とする。
前走は滑る馬場が敗因。2?3走前の競馬ぶりは悪く
なく今の馬場なら魅力がある。

○06.フェデラリスト

馬場に左右されず自分の脚を使える点が魅力。
欠点の少ないタイプで安定感は十分。

▲01.ナカヤマナイト

オールマイティで安定したレースぶり。
前走が少し長い印象があり距離は2000mがベストと見る。

×2,8,9

阪神12 4歳上1000万下

◎16.ピサライコネン

休養明けで昇級戦だった前走は試金石の面が強かった。
芝スタートのせいか置かれた分の負けで1200mは問題
なし。叩き2戦目、阪神に替わって見直したい。

○05.ヒーロー

芝スタートの方が良さそうだが差し脚は堅実。

▲08.ナックルパート

4走前の重馬場の同条件で見所ある2着。
条件が似ているここなら買い。

△12

産経大阪杯の分析
アーネストリー
休み明けを感じさせないメリハリボディに立ち姿のバランスもグッド。
皮膚も薄く見せて鮮やかな色合い。
馬体診断:★★★★

ショウナンマイティ
トモに実が入り、立ち姿に力強さが加わってきた。
手先が軽く良馬場の方が合っている。
馬体診断:★★★★

トーセンジョーダン
ちらほら緩みが見られ、叩き台といった感じは拭えない。
体が硬く映るものの、最低限は仕上げた印象を持つ。
馬体診断:★★★

ナカヤマナイト
薄かったトモに筋肉がついて厚みを増してきた。
そのぶん姿勢も良くなり成長一途と言えるだろう。
馬体診断:★★★★

フェデラリスト
とにかく背中の強い馬で自分の力はブレずに出してくる。
体を大きく見せて変わらずデキは良好。
馬体診断:★★★★

ローズキングダム
外観の衰えは感じられず、馬体の印象は3歳の頃から変わらない。
顔つきがキリッとしてきたあたり、自分を取り戻してきたか。
馬体診断:★★★★

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