ローズステークスまとめ

      2021/09/15

中央競馬は10の競馬場に20の距離が設定されています。

もし芝とダートを行ったり来たりするような馬がいたら適性が見えづらくなります。

さらに今では競走馬の同質化が進んだことでレース条件による専門化が進んできており十分なデータがあるとは言えなくなってきました。

そこを補完するために馬体適性理論(BD)を考案しデータ分析に活用しています。

同じ自動車でも種類によってフォルムが違うことはご存じでしょう。

もしスピードを追い求める自動捨であればF1のフォルムが最適となりますよね。

これは競走馬でも同じでスピードを出しやすいフォルムや瞬発力に優れたフォルムが存在します。

この適性から評価軸を作ることで競走馬の能力を把握することができるようになりました。

ただ、こういうアナログな分析はとにかく手間がすごくて作業量は10倍に激増というデメリットもあります。

しかし、見方を変えれば今の混迷の時代で通用する手法は今後も生き残る可能性が高いはずです。

ハイペースでは走破時計が指標になりますが、スローペースでは指標が存在しません。

その基準ができる意義は大きく今の苦労はあとで必ず報われると考えています。

タイガーウッズはより高みを目指しフォームを変えたことがありました。

順調なキャリアの中でもリスクを取りベストを目指した上での決断でした。

そこから2年は低迷を続けましたが、その後に史上2人目のトリプルグランドスラム達成したのです。

自分自身の行動を100%正しいと信じられる人は無限の可能性を手に入れることができる。

これが手法を生み出す源泉と知れば、成功は外からではなく内からもたらされるものだと言えるのではないでしょうか。

それではローズSの予想に必要なデータをまとめていきます。

2019年

ローズSレースラップ傾向

決着タイム予測:1.45.5(良)

ローズSは、阪神競馬場の外回り芝1800mで行われるG2秋華賞トライアル。夏の上がり馬と春の実績馬の対戦が楽しみな一戦。

近年のレースラップは山なりを描いているように大きくブレていない。前半ゆったり後半からゆっくり加速していきゴールまで息の長い末脚が試される。

有力G1馬が復帰してくるレースということで実績馬の好走は手堅いものの穴馬は夏に使ってきた馬があける傾向がみられる。

堅く決まる年を除くと7番人気以降から穴馬でており軸馬から手広く流して当てるのがセオリーと言えるだろう。

ローズS予想ポイント

ローズSは関西で行われるため必然的に関西馬中心のレースになりやすい。紫苑Sが重賞レースになったことで積極的に遠征してくる意義は薄くなった。

そういった事情から覚悟を決めて出走してくる関東馬は意外と馬券好走率が高めなことからヒモに入れておいても良さそうだ。

近年はディープインパクト産駒の活躍が目覚ましく相性の良いレースになるため、とりあえず買っておくという視点も持っておきたい。

2015年

ローズステークス予想は簡単です。

このレースは独自技術の1つであるベースラップ理論で読み解いていきます。
近代競馬では距離適性ではなくベースラップ適性で見ていく方が正確です。

このレースのベースラップは後3ハロン戦で一般的に上がり勝負と言われます。
上がり勝負に強い瞬発力に富んだ馬を狙えば馬券が当たるので楽ですね。

ローズS2015おすすめ馬

瞬発力に強い馬を抜き出してみました。

こうして見るとサンデーサイレンスの血統力の凄さが分かります。
父だけでなく母系に入っても影響力を与え続けるローズステークスの好走には必要不可欠な血であることは間違いありません。

  • アンドリエッテ
  • レッツゴードンキ
  • シングウィズジョイ
  • ペルフィカ

1番人気の予想オッズが見込まれるミッキークイーンはそれほどでもないですね。
ただ、走ってきたレースに極端な瞬発力戦がなかったというだけでダメと判断するのは早計でしょう。
サンデーサイレンス系の血統が好走していますし、王道のディープインパクト産駒なら対応しても可笑しくありません。

上がり勝負で桜花賞を制したレッツゴードンキには向いたレースと言えます。
オークスは距離が長かったのか残念な結果でしたが前に行くことができるのは強みになります。
このレース2勝している岩田騎手も強力なプッシュアップ材料ですね。

スローペースになればロスのないレース運びが要求されます。
騎手のポジショニング意識や進路の取り方1つで馬券になるならないが決まると言っても過言ではありません。

過去のレースで差し馬は外を回していては届かないケースの方が目立ったいました。
そういった点から騎手がどう乗るかを考えることも馬券を当てるために必要になってきます。

穴馬ならシングウィズジョイやペルフィカが狙い目。
他馬の上昇度や可能性を考慮しつつ最終的な激走穴馬を特定していきたいと思います。

2014年

阪神競馬場の芝1800mで行われる重賞レースのローズステークスをチェックしていきます。

レッドリヴェール

線が細く映るステイゴールド産駒らしく馬体に変化はないものの芯の通った体つきで非力さは皆無。鉄砲は得意な馬だけに好勝負しないといけない1頭に違いない。気で走るタイプだけに初戦から動けそうだが、逆にここで凡走するようだと賞味期限が切れた印象を強めることになる。日本ダービーの後遺症を引きずっていなければいいが・・・
仕上がり:★★★★☆ 

ヌーヴォレコルト

オークスの頃より背が伸びて体のバランスが春よりも良くなっている。乳のハーツクライも古馬になって成長したように牝馬の中では良くなる余地が大きかったのだろう。ひと夏こしての成長という点ではレッドリヴェールより上に評価していい。ここで勝ちぐせが付けて本番の秋華賞を勝って3歳牝馬の頂点に立てれば最高の結果になる。
仕上がり:★★★★☆ 

サングレアル

母ビワハイジからくる牝系特有の美しいアウトラインに筋肉がついたことで春より見映えが良くなった。ゼンノロブロイ牝馬で最もセンスにあふれた馬体の持ち主でこれからの飛躍を期待せずにいられない。ただ、体ができてくると返ってキレを損なう印象があるゼンノロブロイの血が裏目にでないように祈りたい。
仕上がり:★★★★☆ 

2013年

最近は変わりやすい天候で当日の馬場チェックは欠かせない。
現地にいる人の情報はありがたく、自分一人だけでカバーできる時代じゃないなとつくづく思う。

狙っていく馬券スタイルが基本なのだが、馬券圏内のラインがボヤける混戦の競馬が続くと、釣りのように引っかかるのを待つスタイルも大切。
底が計りきれない時代だからこそ、さまざまなファクター分析から予想の方向性を決めていくが重要になる。
1つの議題に基づき、数値データやレース映像を1つ1つ分析していく途方もない時間は今後の礎となるだろう。
そこまでしてやる価値はあるのか?と疑問を抱く者もいるだろうが、それは結果が教えてくれるはずである。

本題のローズステークス予想に入ると、今年の牝馬戦線は桜花賞とオークスの因果関係が薄く混戦なのは間違いない。
しかし、3歳牝馬の夏競馬には見所がないことから層が厚いわけでもなく、今までの実績馬から狙いを立てることにした。

迷いはあるが、激走の期待を込めて本命をつける穴馬は、トーセンソレイユにした。

オークスの惨敗は距離もあるが、体格の小ささによる体力不足が主原因と考えている。
桜花賞のレースぶりは悪くなく、消耗は避けたいだけに正にトライアル向きと言える馬。
じっと前半を抑えて体力を温存し直線で末脚を伸ばす競馬なら素質的に見劣ることはない。

◎07.トーセンソレイユ
○10.レッドオーヴァル
▲05.エバーブロッサム
☆04.コレクターアイテム

2012年

競馬でプラス収支を実現するためにやってきたことは色々あります。

まず、独自のデータ分析手法を確立することに心血を注ぎました。

今でも統計的なデータ分析はよく行われることですが、それだけで十分だと実感できなかったのです。

その中でも穴馬をどう特定していくかは難題であり今でも調整を必要としています。

しっかりと1頭までに狙いをつけるには穴馬が好走するパターンとシグナルを見つけなければなりません。

何年もかけて穴馬ばかりを狙っていくことで経験的な部分を磨いてきました。

そうすることで穴馬に関する知識が増え好走馬の発見に役立つのです。

阪神11 ローズステークス

◎05.サンマルクイーン

ブリンカーをつけてからレースぶりが一変し2連勝。
上がりだけで時計を詰めた前走から底を見せていない。
有力馬同士がけん制し前を可愛がってもらえれば
逃げ残りがあっていい。

○07.ヴィルシーナ

ウリはないがトータルパフォーマンスが高いタイプ。
無難で安定した競馬を期待する。

▲06.ジェンティルドンナ

初戦は気合不足になりがちでエンジンが掛からない印象。
オッズほどの信頼感はない。

ローズステークス

イチオクノホシ

春よりも胴が伸びて中距離向きの体に変貌している。
首差しの力がついて全体的なバランスの良さが目立っている。
評価:A 距離OK

サトノジョリー

やはりマツクニ厩舎ということもあり、筋肉の付き方は申し分ない。
ただ、そのぶん硬さが目立つので時計が速い馬場はマイナスだろう。
評価:A 雨欲しい

ジェンティルドンナ

アウトラインを見る限り、太め残りで前哨戦仕上げの印象が強い。
それ皮膚感や筋肉の張りは抜群なので、多少太めでも能力は出し切れるだろう。
評価:A 前哨仕上げ

トーセンベニザクラ

馬体の安定度が高いタイプで外観の変化は見られない。
薄く見せた皮膚は良く、リフレッシュしたぶん春より体調自体は良さそう。
評価:A 安定

ハナズゴール

極端に細いということはないが、出来ればふっくらと馬体を見せて欲しい。
骨格的に成長の余地は少なく、上昇度という点では期待薄。
評価:B 薄め

ヴィルシーナ

春より筋力がついて見映えは良いが、ディープインパクト産駒ということを踏まえると余裕がある。
この状態で勝ち負けできれば成長ありと見て良さそうで先々の展望は明るくなる。
評価:B 余裕残し

2011年

keibasite.comの投資競馬では高いスキルが要求されるデータ分析は私を含めた専門家におまかせください。この競馬予想の8割を占める重要な部分で数年に渡り公開予想で実績を証明して参りました。もし、このデータ分析を中途半端に行えばどうなるでしょうか。長い時間をかけてジワジワと負けていくのが大半だろうと思います。

すべてを1人で行えると本当に思うのであれば無理強いはしません。そういう時間が偉大な発見につながることもあるからです。本当に何が大切なのかが分かったときにkeibasite.comの価値を再評価されると信じています。それだけのことをしてきましたし、これからも結果をだしていくことに変わりはありません。

阪神11 ローズステークス

◎03.ハッピーグラス

2勝馬でも骨っぽい相手と走っており素質を感じる。
前走の負かした馬の多くが上のクラスでも通用して
いるようにレベルの高い一戦だった。オッズほどの
差は感じられず明け初戦から狙い。

○08.ホエールキャプチャ

条件を問わず安定した走りは評価したい。

▲09.マルセリーナ

ある程度の位置を取り行く方が持ち味を生かせる。

×1,2,12

ローズステークス分析

エリンコート
硬さはあるがアウトラインは仕上がって好状態。
馬体診断:★★★★☆

キョウワジャンヌ
まだ華奢に映り成長途上の感。皮膚感が状態は良い。
馬体診断:★★★☆☆

ドナウブルー
良くも悪くも変わった印象はない。仕上がり早のタイプ。
馬体診断:★★★★☆

ホエールキャプチャ
背中に強さがあり四肢もしっかりしている。子供っぽさが抜けて好状態。
馬体診断:★★★★★

マイネイサベル
春と印象は変わらないが、アウトラインはメリハリがあって仕上がり良好。
馬体診断:★★★★☆

マルセリーナ
あまり見映えしないが、こんな感じで走れているので問題はなさそうだ。
馬体診断:★★★★☆

リヴァーレ
トモに力が付いて姿勢が安定してきた。少しずつ成長している印象。
馬体診断:★★★★☆

2010年

ローズステークス

keibasite.comの投資競馬が最終的にプラス収支になるのはアドバンテージとなる強みが反映されているからです。これが普通の人のように同じ競馬予想していたらマイナスだったかも知れません。競馬で勝つということはマイノリティであり、その少数派の競馬は己の力で切り開いていく必要があります。

未知なる分野を開拓していくフロンティア精神がなければ独自の競馬理論に辿りつけなかったでしょう。まるでスタートレックのようなフレーズですが、誰もやりたがらないからこそ最大限の恩恵を受けられるのだということは忘れてはいけません。投資は守りで利益が生まれてくることはなく常に攻めの姿勢でなければ収益の拡大はないでしょう。

◎01.タガノエリザベート

距離が長かったオークスで積極的に動き粘った内容に同馬の変化を感じた。
馬なりに出して行ければ好位で折り合える事がハッキリしたのも収穫。
鉄砲は不問なタイプでロスなく回れる内枠と距離短縮は歓迎材料。
惨敗のイメージあるが一級線とは0.4秒差。好位から流れに乗れれば面白い。

○07.アグネスワルツ

早めに抜け出しで勝ちに行った前走は差されたものの素質の高さを証明した。
一回りの成長が見られる馬体から一夏越しての充実ぶりは目を見張るものがある。
止まらない高速馬場は望む所ですんなり逃げor番手なら好勝負になる。

▲05.アパパネ

先を見越した仕上げなのは明らかだが軽くは扱えないのも事実。
馬体を見る限り8分程度の仕上げだが惨敗までは考えにくい。

×3,6,12

ローズステークス分析

アグネスワルツ
胴が伸びて筋肉の付き方も強化されており成長の著しい一頭。
薄い皮膚に張り詰めた筋肉から久々と思わせない仕上がり。
一度故障しているように不安なのは脚元だけ。

アニメイトバイオ
元々が完成度の高い馬だったので変わった印象はない。
姿勢が頼りなく映るのを除けば仕上がり自体は悪くはない。

アパパネ
もう一絞りできる印象はあるが筋肉質なタイプなので太め感はない。
春と比べて変わった点はないが順調なら問題はない。

エーシンリターンズ
春は細く見せていたが一夏を越して逞しさが出てきたのは良い傾向。
スッキリ見せているぐらいなので体重増加はむしろ歓迎。

オウケンサクラ
春はコロンとした馬体に厚みが出てメリハリの利いた馬体に変貌した。
特に腰つきがしっかりしたことで姿勢のバランスが良くなった。

トゥニーポート
使ってきている馬だが皮膚の血色が良く調子は維持している。
肩が立ち気味で力が入り過ぎている感があり距離はマイル前後がベストだろう。

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