なぜ予想力を重視する人が養分になっているのかロジックを解説します
競馬は予想力だけで勝つ時代ではなくなりました。そう断言できる理由に主催者が秘密裏に行う「馬場コントロール」が挙げられます。
これは競走馬の適性幅を広げ賞金の一極集中を抑える効果がある。特定の牧場が力を持てば公正さは失われるばかりですから。
ある意味では自然な流れと言えるのではないでしょうか。そして、これはJRAが嫌う投資競馬にもダメージを与えることができます。
よく分からない波乱も起こせるので話題づくりにもなる。JRAはデータを売りながら、そのデータ価値を操作できてしまうことが問題です。
これは競馬における最大のシークレットであり、主催者が決して認めることができない事実として対応に苦慮してきました。
ロボアドバイザーには、芝ダートどちらにも行われている操作の痕跡を利用して軸馬と穴馬を探すアルゴリズムが搭載されています。
この変動を「JRAコード」により管理していますが、予測不能なレベルで起きているため対応時のタイムラグはどうしても発生してしまう。
ある種のランダム性を意図的に加えられたら予想力だけで対応することは無理だとイメージできるのではないでしょうか。
ここまでくると調教師や騎手が走らない理由が分からないを連呼するのも当然です。もう感覚的に把握できるものではありません。

馬券購入者はAIで対策するしかない
このような技術には技術で対応するのがセオリーになります。その代表としてAIは有望な選択肢になると言えるでしょう。
これはルールが変わるという点で大きな変革であり、この流れに乗った人が勝者になることは間違いありません。
これから色々な業種業態で起こる変化のために準備できることがあります。それは、自分自身の特性を理解し長所を伸ばすこと。
AIで職を失う人は「付加価値を提示できない人」です。逆にプラスアルファを提示できる人は今より稼ぐようになるはずです。
すでにその変化は起き始めており、ユーチューバーなんて分かりやすい例だと思います。
ただゲームプレイを配信するだけで億を稼いでしまう人がいるのは「技術が稼ぎのルールを変えたから」に他ならない。
何かのアプリを使い動画を作っただけで利益になる時代でAIを否定する人はこれから相対的に損をしていくことになります。
そして、残酷なことにそういう人たちもまた必要な存在である。年齢は関係なく、これからどう動くかでラインが引かれていく。
そういう変動する時に大きな利益を得るのは先駆者です。仮想通貨を買っただけで信じられないほど稼いでしまった人たちを見てください。
ちょっとしたことで大きな差がつく変動が馬券でも起こります。その利益を獲りにいくか、それともまだ予想力だけで戦っていくのか。
確実に起こる変化に目を向けて新しい技術に時間やコストを投資するか、ただ娯楽として消費していくかはあなたが決めてください。
