回収率100%超えが続出した投資競馬理論
2019/07/17
ほとんどの馬券購入者は、安定するほど良いという考えを持っています。
そのため、過剰に的中率を重視しており、まずは当てる戦略を良しとしている。
堅そうな馬を軸に穴まで手広く買えば一時的にはプラスになるかもしれません。
しかし、その手法には何の強みもなく、長期的に見れば平均的な75~80%の回収率に落ち着きます。
この一時的に正しく見えてしまうことで延々と間違い続けるという恐ろしい悪循環に陥っている人は少なくありません。
何十年も気付かずに、もしかしたら死ぬまで気づかない人もいるでしょう。
こういう状態で馬券を買い続けている人が圧倒的だからこそ一握りの勝ち組が存在できると言えます。
それでも必要な買い目だけを購入していればチャンスはあるのですが、ほとんどの人は過剰に買い過ぎている・・・
それは、的中率が高ければ安心という感情的なトリガーによって引き起こされいるため気づくことができない。
現実は、たとえ5%の的中率だったとしても必要な買い目だけ買っている人の損失の方が圧倒的に少なくなります。
的中率というのは戦略と一緒に考えて初めて意味を成すものであり、それ単独の数字で評価できるものではありません。
私が高い的中率で毎月のように利益をだすという前提であれば人気馬の単勝を月に1~3頭ほど買います。
これで毎月プラスは達成できるでしょう。ですが、収益性には限界があることは想像がつくはずです。
すべての馬券を買えば的中率は100%、回収率は75%になる。この意味を真剣に考えて欲しい。
この数字が意味することは、的中率を重視する戦略にすれば利益は薄くなると言ってるようなもの。
私は、最も安全な平均回収率が80%の複勝で5%ほど上積する手法を実行してみました。
その結果、的中率はどうなかったか? たった5%の上積みで的中率は50%にまで落ちたのです。
つまり、回収率5%の向上を目指す時は、的中率が半減することを受け入れなければならない。
この現実を受け入れて現実的に勝てる戦略を考え実行した人から勝ち組になっていました。
これをショックに思う人は一気に勝ち体質へと変わることができます。
今まで自分が大事にしていた信念とは合わない、そんなのはまやかしだと考える人は好きにしてください。
そのようなプライドや感情を満足させることを優先とする人に人生を一変させるチャンスは訪れないでしょう。
利益の邪魔となるのは、あなた自身の自我であると認めなければ先に進むことはできません。
競馬で勝つためには、プライドや感情を投げ捨て、機械的な思考で必要な論理を構築し自動的に行う必要があります。
すべての人は負け体質を備えている
たとえ期待値が高い馬券でも短期的な勝負に終始すれば、その期待値を十分に生かすことができません。
それは期待値の効果は長期的に表れるものであり短期的な保証としては機能しないものだからです。
その点から長期的な視点で資金を動かせない人は自ら勝つことを放棄しているとも言えます。
そうなってしまうのは、収支の8割は勝ったり負けたりを繰り返すだけのもので、残りの2割において決定づけられていることを知らないから。
前者の8割で決定的な負けを喫している人は、収支を決定づける2割を生かすことができない。
ほとんどの馬券購入者は退屈が嫌いなので、前者の8割で過剰に負けてしまい挽回の機会を自ら潰しています。
すべてのレースで収益を求めるのは非現実的であり合理的とは言えません。
それよりも退屈な8割を受け入れ、2割の利益をもたらすシーンを大事にする人の方が勝ちやすくなります。
そのためには自分自身のことを知る必要があります。何が得意で何がダメなのか。
過去の馬券から予測することができます。完全ではないにしろ何かしらの傾向を示す手がかりにはなる。
あなたの思考や行動が間違っていれば、たとえ期待値が高い情報をもらっても生かすことはできないでしょう。
人は利益より損失を高く評価する
人は利益より損失を過剰に評価する傾向があるため時に間違った判断をしてしまうことがあります。
だからこそ、不条理なマーチンゲール戦略をえらび退場していく人が後を絶たない。
マーチンゲールをカンタンに言うなら「負けたら次は賭け金を2倍にする」という賭け金システムになります。
何回か連敗した後の一回の勝ちが、全ての負けを帳消しにしてくれるという賭け方。
しかし、これは「負けている時にリスクを増大させ、資金をもとに戻すためだけに、大きなリスクを引き受けなければならないという点で、非常に割にあわない戦略です。
失ってしまった資金を取り戻す為だけに、リスクが増大すると知りながら賭ける。
株式投資でよく使われる【ナンピン】も基本的に同様の発想から成り立つ戦略と言えます。
そして、運よく勝ったとしても、ほとんどの人が利益を保存しようとする行動にでてしまう。
そうなると損の方が大きく、利益の方が小さいという確実に破滅するパターンが出来上がります。
最終レースで損を取り戻そうとする行為も破滅しやすいパターンで間違った判断の1つ。
すでに失ってしまった資金と同じくらい投入してしまい、さらに傷を深めた経験は少なからずあるのではないでしょうか。
負ける要素を排除するだけで勝ち組に近づける
ここで紹介した、なぜ負けるのかの論理はほんの一部に過ぎません。
そもそも、人が正しい知識を身に着けない限り、自分自身が損失マシーンになりうることを理解する必要があります。
投資競馬は、考えうる負ける要素を排除したプラットフォームであり、正しい判断ができるように導いてきました。
ほとんどの人は、正しいかも分からない自分なりの競馬イメージを元に判断を行っています。
それは、人が素早く判断するための認知機能なのですが、それは正確性より早さのバイアスが強いことを知っておく必要があります。
たとえば、あの人はイケメンだから性格も良いはずだと無意識に判断することは日常的であり珍しいことではありません。
しかし、それが本当に正しいかを検証している人がいるでしょうか? 人の判断が合理的であるとは限りません。
ほとんどの人は負けやすい考え方や行動を良しとするため、そこを是正するだけで勝ち組に近づくことができます。
そこに世界を変えていくと期待されているAIデータ分析技術が加われば、あなたの能力は最大化され法外な利益を手にすることができるかもしれない。
競馬の勝ち方は人の数だけ存在します。いまある競馬予想法しかないという現状をまず疑ってみてください。
なんで過去50年それだけを良しとしてきたのか? おそらく、それしか選択肢がなかったからではないでしょうか。
私のデータ分析技術とあなたの強みが結びついたとき、いま考えつかないほどの利益を生み出すかもしれません。