神戸新聞杯まとめ
2022/09/21
Contents
2021年
前走コメントと展望
シャフリヤール
(前走:日本ダービー1着・福永祐一騎手)
「決してスムーズな騎乗ではありませんでしたが、馬の力に助けられた勝利だと思います。(追い出しを待っていたかの問いに)そうせざるを得ない状況でしたが、最後の最後まで素晴らしい脚を使ってくれました。」
▽レース展望
8月中旬に帰厩してから長めを乗り込まれて仕上がりに抜かりなし。負けられない一戦になりそうだ。
ステラヴェローチェ
(前走:日本ダービー3着・吉田隼人騎手)
「もう少し(ペースが速く)流れてくれると思ったのですが流れてくれませんでした。ゲートが上手ではありませんが今後そのあたりも良くなる余地があります」
▽レース展望
一回り筋肉が大きくなって成長が感じられる。8月上旬に入厩しビシッと仕上げられて不安なしで出走できる。
キングストンボーイ
(前走:青葉賞2着・C.ルメール騎手)
「まだ子供ですが、距離は大丈夫そうです。ゴール前は良い脚を使って伸びてくれました」
▽レース展望
じっくり乗り込まれて成長を促しつつの調整がメイン。追い切りでも軽快な動きで実りの秋を迎えられる。
ワンダフルタウン
(前走:日本ダービー10着・和田竜二騎手)
「取りたいポジションを勝ち馬に取られてしましました。スローな流れの中、リズム重視で行きました。馬は格段に良くなっていましたが、速い時計に対応できませんでした」
▽レース展望
春は蹄の不安があり攻めきれずの印象があった。夏を越してリフレッシュし順調な追い切りを消化している。
さほど馬体重は変わってなさそうだが中身で違いを見せられそうだ。
レッドジェネシス
(前走:日本ダービー11着・友道康調教師)
「馬は頑張っているし力は発揮できています。」
▽レース展望
追い切りでは遅れを取ったものの長めからの追走の影響だろう。もっさり感はあるので太目に注意したい。
2019年
神戸新聞杯データ傾向
決着タイム予測:2.25.5
神戸新聞杯は、阪神競馬場の芝2400mで行われる3歳限定G2重賞レース。菊花賞トライアルに指定されている。
過去のレースラップを比較してみると、7ハロン目からゆっくりと加速していくのが例年のラップパターンになっている。
そこからゆっくり加速していきラスト4ハロンでグット一気に加速するための瞬発力が必要とされるやすいようだ。
セントライト記念と比べるとジワジワとスタミナを消費していくレースになるため本番にも直結しやすいのだろう。
スピードとスタミナ、そして持久力・加速力とバランス良く問われやすい点から紛れの少ないレースと言える。
神戸新聞杯の穴馬タイプ
穴馬の出現パターンを見ていくと、夏競馬を使ってきた組が優勢な様子。順調にレースを使ってきた強みを生かせるようだ。
あとはクラシック出走の休養組が前走からパフォーマンスを上げてくるパターンがある。素質を高く評価されていた馬に注意したい。
神戸新聞杯の予想ポイント
春の実績馬がこぞって出走してくるため人気馬で決まることも少なくない。あまりに紛れが少ないため無理せずに動向を見極めたい。
穴馬の出現は10番人気以内がセオリー。勝つケースは珍しく3着止まりで主役を奪うまでにはいかないようだ。
夏を使ったきた組は2勝目の距離が2000m以上の馬が多かった。そのレースでの成績は連対以上が必須でクオリティが求められる。
2016年
一般的な競馬予想の定義はかなり曖昧で幅広く使われています。
私は、データ分析8割、資金管理(マネーマネジメント)が2割と定義するようになりました。
データ分析でやることは競走能力の序列を明らかにすること。
あらゆる情報やファクターを通し指定レース条件において正しい序列を決めていく。
かなり大変ですが、ここでプラス収支になれば残り2割の資金管理で収益を伸ばしやすくなります。
多大な時間と研究費用がかかる前者を私が担当し、買い目の決定を含む資金管理を利用者にやってもらうことを投資競馬として明確にしました。
一般的な競馬ファンはどちらも一人でこなすためラインが曖昧かつ中途半端な作業になるため収支が伸びていかない。
プラスならデータ分析だけでいいと思われがちなのですが、それ以上の可能性を手にできる環境があれば挑戦していくべきだというのが私の考えです。
なぜなら投資で稼いでいる人を見れば見るほど自分の能力を生かすことが絶対的な条件だと気づいたから。
自分の能力を生かさないなんてもったいないんですよ。
特に競馬では能力を出し切る前に負けている人がほとんど。
自分の可能性を追求したい人は私が構築した投資競馬の試してくれればと思います。
何もやりたくない完全にラクしたいんだという人は予想屋を利用すればいいでしょう。
そのためにも神戸新聞杯の予想に役立つをまとめていくことにします。
実績馬で順当に決まる
2400m施行となった07年以降で勝った穴馬は7番人気イコピコのみと実績馬が活躍するレースとなっている。
10番人気以下から3着に入った馬はおらず極端な穴馬狙いは返って効率を悪くしてしまう。
まず馬券の軸馬には人気の実績馬から入るのが馬券的中へのセオリーと言えそうだ。
休み明けの馬を狙え
人気馬が好走するレースらしく中9週以上で好走する割合が多い傾向が見られる。
夏に使ってきた馬と休み明けの馬なら後者の方がチャンスはあると言えるのかも知れない。
ただ、実績馬のデータ傾向という点から穴馬については敏感になる必要はなさそうに思える。
神戸新聞杯2016予想まとめ
きちんと実績馬が好走するレースということが明らかになっているだけに無理な穴狙いは返って効率が悪そうだ。
特に人気が集中するサトノダイヤモンドをあれこれするよりも軸にして少点数で馬券的中を目指したい。
馬券を当てるだけなら簡単そうなレースだが、しっかりと利益を作るためには穴馬の見当をつけておきたいところ。
今年の3歳馬はレベルが高いだけにガチガチな配当で決着する可能性も考慮しておくべきだろう。
神戸新聞杯の有力馬診断
5頭に1頭のオープン馬を馬主に紹介してきた競走馬エージェントが状態をチェックします
レイデオロ
休み明けからというレースでもないため少し余裕残しではあるが成長分も含まれている。
神戸新聞杯からジャパンカップという異色のローテーションをどう見るか。
実績的には軽視できないものの少し勘ぐると勝負度合いは低いのかもしれない。
キセキ
夏に2連勝で重賞レースに挑戦してくる上り馬タイプ。
順調に使われてきておりダメージは感じられず良いデキで出走できそう。
春のひ弱さが抜けつつあるものの、もう一段成長する余地は残されている。
サトノアーサー
全体的にゆったりと構えるようになり心身ともに大人びてきた。
どうしても差し馬に育てたい感じを受けるが今の感じなら位置を取る競馬で見てみたい。
ディープインパクト産駒でG1レースを2勝した馬には器用さがありましたから。
2015年
神戸新聞杯は、阪神競馬場の芝2400mで行われる菊花賞トライアルレース。近年の好走馬を見ても本番の菊花賞に結びつくレースであることは間違いなく好走馬には一目置いておく必要がありそうだ。
2007年から芝2000mから2400mへと距離延長され、トライアルレースとしての価値が一層上がることとなった。ごまかしの利かない実力を問われる外回りコースになったという点も大きな影響を与えている。
好走血統はサンデーサイレンス系が圧倒しており馬券の軸馬も必然的にサンデー系を狙っていくのがセオリーになる。一流馬が出走するためか配当は落ち着いている傾向だけに手広く買うだけでは利が乗りづらい。的確に穴馬を絞り込み上手く美味しい配当を掴みたいところだ。
その点については激走穴馬で7年以上プラスにしてきた実績があるため当日の公開情報に注目して欲しい。
神戸新聞杯は、独自技術の1つであるベースラップ理論で読み解いていきます。
近代競馬では距離適性ではなくベースラップ適性で見ていく方が正確です。
このレースのベースラップは後5ハロン戦で一般的に持続力勝負と言われます。
スピードを維持することに長けた馬を狙えば馬券が的中が近づいてきます。
たまに3ハロン勝負のスローペースになることもありますが、だからと言ってレース価値が
下がるわけではありません。
今はスローペース全盛の時代であり価値が下がるという見方は大変危険です。
公開している激走穴馬で7年勝ち続けている競馬理論から見ますと見過ごされた穴馬
というのは少なく展開や調子などのファクターから探していくのが確実です。
神戸新聞杯2015おすすめ馬
神戸新聞杯に適性のある馬を抜き出していきます。
過去のレースを分析したところサンデーサイレンス系が圧倒していることが分かりました。
他の系統でも牝系にサンデーサイレンスが入っていることも注目すべきポイントです。
まずまずの活躍を見せるグレイソヴリン系も見ておいて損はないでしょう。
上記に該当する馬は以下の通りです。
- キロハナ
- タガノエスプレッソ
- バイガエシ
神戸新聞杯の見解
リアルスティールの基礎能力は、この中に入ればトップクラスだが他より圧倒的に飛びぬけたイメージはない。馬券圏内に入る確率は十分にあるが順当に勝つ可能性はそこまで高くない。骨折明けの影響次第では危ういシーンも考えておきたい。
2戦2勝で底を見せないキロハナは父ディープインパクトを彷彿とさせる確かな素質の持ち主。ただ、今回は怪我明けもあるが重賞レースで相手強化で距離延長にも対応しなくてはならず好走への壁は厚い。ここを乗り越え好走できるのなら相当な器と見ていいだろう。
順調に階段を昇ってきたアルバートドッグは、良血ディープインパクト産駒ながらいぶし銀タイプで派手さはない。前走は距離不足に思えたものの掛かる面がでてきて上手く対応できた。手堅い走りを見せているだけに安定感ならこの馬だろう。
人気馬に死角はあるように穴馬の出番は残されている。これといって目立つ馬はいないだけに上手く見繕って的中にこぎつけたい。
神戸新聞杯の激走穴馬
アルバートドック
京都競馬場で馬券圏外なしと阪神競馬場ではやや劣るイメージだが最近そういった表面的なデータはアテにならない。使いつつ競馬ぶりが良化し馬体もしっかりと芯が入ってきた感があり成長一途。心身ともに気が入り競走馬としての質が上がったここで真価を問いたい。
2014年
阪神競馬場の芝2400mで行われる重賞レース神戸新聞杯をチェックしていきます。
神戸新聞杯の出走馬分析
出走予定馬も含まれています。
ワンアンドオンリー
ハーツクライ産駒らしい成長力を見せており春に比べると体に厚みが出てきて見映えが良くなっている。腰からトモにかけては良化の余地を残しているものの、これからレースを順調に使っていければ更に上を目指せる逸材。日本ダービーで見せた積極的なレース運びなど着実な進化を考えれば、ここは然るべきパフォーマンスを見せて勝って欲しいところだ。母父タイキシャトルから菊花賞を不安視する声もあるが東京競馬場を乗り切れる精神力があれば長距離でも問題ないはずだ。
仕上がり:★★★★☆ A
ハギノハイブリッド
ブライアンズタイム系のタノノギムレット産駒になるが春と大差のないシルエットで成長という点では物足りなく感じる。体は出来ているので良くも悪くも変わり映えしない。決め手はあるものの競馬ぶりは不器用なだけにカバーできる内めの枠が欲しい。もっと全体的に筋肉がついてくれば中距離で活躍する馬になりそうだ。その点から神戸新聞杯から菊花賞までは期待しづらいものの長い目で見ていきたい。
仕上がり:★★★★☆ A
ウインフルブルーム
あらゆる点で久々を感じさせない仕上がりで初戦から本気度は高そう。気性や馬体から距離適性をハッキリさせておきたい陣営の思惑もありそうだ。距離延長がプラスとは思えないものの3歳馬同士なら折り合い次第でごまかしはききそうだ。これから筋肉がついてくれば中距離が限界でもおかしくないだけに重視はしづらい。
仕上がり:★★★★★ S
サトノアラジン
馬体は大きく変わった印象はないものの、ディープインパクト産駒にしては骨量が豊富でタフそうなイメージ。骨格から距離延長はプラスとは言えなさそうだが3歳馬同士ならこなしてもおかしくない。ここでしっかり好走することがあれば菊花賞でもと思えるが、ここで凡走してしまうと距離のカベが問題になってきそうだ。
仕上がり:★★★★☆ A
トーセンスターダム
こちらもディープインパクト産駒になるが特にどこか良くなったという感じはない。ただ、しっかりと仕上がっており体質は良くなってきたように感じられる。春は歯車が合っていなかった感じがするだけに心身の面で今回は試金石の一戦となりそうだ。天皇賞秋を勝ったトーセンジョーダンのように晩生の気質がありそうだ。
仕上がり:★★★★☆ A
サウンズオブアース
ネオユニヴァース産駒にしては筋肉質なタイプで少し太い印象もあるが春よりも馬体がしっかりして姿勢に力強さがでてきている。馬体バランスを見ると、もう一回りノビが出てきても良さそうで長い目で見てきたいい一頭。もし、神戸新聞杯で好走するようなら古馬になってから楽しみな馬に成長していきそうだ。
仕上がり:★★★★☆ A
2012年
競馬予想で重視すべきは回収率で的中率は重視すべきでないと考えてきました。
そのおかげで継続してプラス収支を継続することができ今にいたります。
なぜ、的中率を重視すると回収率が上がらないのか私見を述べたいと思います。
まず、的中率を重視する人は、その前段階で月いくら勝ちたいという考えが多いのではないでしょうか。
そして、月に安定してプラス収支に持っていこうとすれば獲りやすい本命馬券が多くなります。
しかし、その本命馬券はしっかりと本線で的中しなければ長期的な利益が見込めないことがほとんど。
本命馬券を当てることは容易でも本線的中となれば神経を使うことになります。
その労力に比べてリターンが少ない。少しのミスが続けてあっけなくマイナス収支に転じてしまう。
こういった経験をしてきたため、どうせ苦労するなら穴馬の方が魅力的だと考えてきました。
誰も容易にできないことだからこそ挑戦していく価値がある。
どちらにしても大変な思いをすることは避けられないのなら配当的な魅力に賭けていこうと思います。
阪神11 神戸新聞杯
◎14.ゴールドシップ
調教でもレースでもヌルい所がある馬で調教量が足りてれば問題ない。
最後は確実に脚を使うだけに馬群から離れず勝つ競馬が出来るかが焦点。
スタートの遅さは相変わらずだろうが少しでも進展があると菊花賞に向けて明るい出発となる。
勝つことは当たり前で先々を睨んだ競馬を望むところ。
○11.マウントシャスタ
宝塚記念は馬場の良いギリギリの最内をロスなく進めての5着。
素質はあるが本当に良くなるのは古馬になってからの印象を受ける。
本質的に2400mという距離も長く思えるため人気ほど過信できない。
それでも3歳同士なら恰好をつけてくれる可能性は高いだろう。
×4,6,8,9
払い戻し
3連単:26,300円
神戸新聞杯分析
ゴールドシップ
芦毛で見づらいせいもあり細部は分かりづらいがアウトラインは春と同じ。
緩さがあるのは休み明け仕様ということを考慮すれば8分ほどの仕上がり。
評価:B 水準級
ヒストリカル
ディープインパクト産駒ということもあり春から体つきは大して変わらず。
成長の点では今一つも仕上げに手間取るタイプでなくデキは久々を感じさせない。
評価:A 安定
ベールドインパクト
春にあった薄さが解消し、一夏を越してグンと厚みのある馬体に成長している。
少し余裕はあるが、大幅増でも大半が成長分と見て良さそうだ。
評価:A 成長十分
マウントシャスタ
相変わらず線の細さが残る現状で一夏を越しての成長が見られない。
これでも走れるので問題はないが、走る馬の雰囲気という点では物足りない。
評価:B パッとしない
メイショウカドマツ
アバラがうっすら浮いてダイワメジャー産駒として考えると仕上げ過ぎなぐらい。
春より筋肉にメリハリがついており恐れ入るほどのタフさの持ち主。
評価:A 仕上げ十分
ヤマニンファラオ
春より一回り体が大きくなったことで、ゆったりと構えるようになり姿勢が良くなっている。
馬体バランスが良くなったことで今まで以上に堅実な走りができそうだ。
評価:A 出走回避
2011年
恥ずかしながら神戸に行ったことがありません。一度は行ってみたいと思うのですが自分にはオシャンティすぎる街ではないかという思いがあるんのです。洋風あふれる町並みにオサセじゃないかと勘違いしそうなファッションの女性たちを見ると場違いなことに気づいてしまう。まあ、そんなことは気にせず観光ぐらいしろよ自意識過剰バカと思うかも知れません。
しかし、人間はイメージによって行動を決定する所があります。何かを食べに行くときもオシャレなレストランよりも居酒屋の方が居心地が良かったりする。自分に合っているお店を選ぶと会話もはずみ楽しい食事になるんですね。これは馬券でも同じことが言えます。自分にあったレースと券種を選ぶことで馬券的中がもたらされる。良いイメージを描けるか気をつけて競馬予想するようにしています。
神戸新聞杯
◎12.ダノンミル
春は使うごとに馬体が減りG1では息切れした印象。
未勝利からOPを勝ったように秘める素質は高い。
強い相手と走った方が真価が発揮できると見る。
○07.オルフェーヴル
2冠馬ではあるが他が走らなさ過ぎた印象もある。
とは言え3歳同士なら格好は付けるだろう。
▲03.スマートロビン
ワンペース型でバテないのが強み。
自分から動いていく競馬が出来ればしぶとい。
×1,5,6
神戸新聞杯分析
▼ウインバリアシオン
仕上がり早で外観はきちんと仕上がっている。
G1を含めた府中2戦から2400mの距離はベストだろう。
能力はあるが展開が良くないとアッサリ負ける点も考慮しておきたい。
馬体診断:★★★★☆
▼オルフェーヴル
休み明けにしては全く太め感なく好仕上がり。
G1まではスッキリしない走りでも、いざ蓋を開けたら2冠馬となった。
いずれも完勝の内容で他とは能力的に開きがあると見ていい。
ただ、前哨戦では取りこぼしがあるタイプだけに全面的な信頼は置きにくい。
馬体診断:★★★★☆
▼クレスコグランド
胴が伸びて以前の窮屈さが改善されて成長が見られる。
馬体診断:★★★★☆
▼ショウナンマイティ
少しづつ幅が出てきて安定感のある体つきに変わってきた。
馬体診断:★★★★☆
▼スマートロビン
春からは特に変わった感じはないが皮膚感は抜群。
ダンスインザダークのいる牝系という背景通り長距離で覚醒した感。
春は人気先行だったが、子供っぽさが抜け大人びた競馬を見せた前走。
ここでメドのつく走りが出来ないとG1とは言ってられない。
馬体診断:★★★★☆
▼フレールジャック
背中が強く決め手は確実。体形はマイラーっぽく距離は未知。
内枠が欲しかったが、残念ながら外枠を引いてしまった。
気のいい面があるだけに距離克服には折り合いがカギになる。
外枠で引っ掛かるようなら惨敗まであるだろう。
馬体診断:★★★★☆
2010年
神戸新聞杯
競馬予想に必要なのは信念である。そこまで昇華されたものでなければ競馬で勝つことは叶わない。よく自分の馬券スタイルを貫けないと嘆く人たちがいる。そういう人は、確信を得るまで競馬を突き詰めていないことを自覚するべきだろう。もうこれ以上なにもやることがない状態にまでいって初めて正しい信念を手に入れることができるのである。
◎06.サンディエゴシチー
不調だった中山での競馬を除けば一線級とは0.3?0.5秒と小差。
滞在の札幌で3連勝したように輸送は短い方が良いタイプ。
輸送の短い関西圏では今回が初の競馬であり差を埋める余地がある。
折り合いに成長が見られる今なら前での競馬も可能なはず。
○03.ローズキングダム
競馬上手で良くも悪くも安定している。
近走は甘くなっているが自分で捕まえに行っている点は評価できる。
▲05.エイシンフラッシュ
G1の2戦は漁夫の利があった競馬で過信はできない。
今回、自分から動いて結果を出せるか地力が試される。
×9,10
神戸新聞杯分析
▼エイシンフラッシュ
春はメリハリがなく無骨な印象だったが、夏を越してアウトラインが洗練されてきた。
腰に筋肉が付いたことでバランスの良い立ち姿勢になり順調な成長がうかがえる。
久々にしてはスッキリしすぎているくらいで何ら問題はなさそうなデキ。
▼ネオヴァンドーム
春よりトモに筋肉が付いてきて踏み込みの力強さを感じる。
トモに力が入ったことで背中も一本芯が入り立ち姿が良くなっている。
春は坂を苦にした印象があったが、逞しくなった今ならこなせそうな雰囲気。
▼ビッグウィーク
パーツの造りが小さく、スッキリしすぎるぐらいだが細い印象はない。
3連勝と好調だが馬体はもっと幅が出て欲しいところ。
▼レッドスパークル
久々にしては無駄な肉がなくスカッとした仕上がり。
馬体に不安はなく、あとは精神面が立ち直っているかどうかだけ。
▼レーヴドリアン
春は薄い馬体で素質だけ走っていた印象だったが、夏を越して背が伸び一回り大きくなった。
芦毛なので見づらいが薄っすら斑点が出ていて体調の良さが垣間見える。
腹線を見る限り太め感はなく体重は増えて然るべきだろう。
▼ローズキングダム
春の時点で完成が高かった馬で特に変わった印象はない。
仕上がり易いタイプなので休み明けでも何ら不安はない。
2009年
阪神競馬場の芝2400mで行われる神戸新聞杯を狙い打つ!
菊花賞トライアルとして機能しており直結するレース。基本的にはクラシック実績馬が人気の中心になるが、ここで台頭してくる上がり馬の存在も忘れてはならない。新旧いりまじっての戦いになるからこそ菊花賞に向けて重要なステップレースになる。実力通りに決まると評価の高いコースで行われるだけに神戸新聞杯の勝ち馬には注目しておきたい。
サンデーサイレンス系の血統中心もグレイソヴリンが併合されている競走馬がよく走っている。キレの良い瞬発力だけでなくスタミナも必要になるため同じ距離で行われる日本ダービーとの親和性が高い。逃げ先行が決まることがあれば差し決着になることもあるが基本的に実績中心に考えていいだろう。そこに予想オッズやらデータ傾向を加味して考えていきたい。
神戸新聞杯
極限のスピードを求められた皐月賞と、不良馬場で極限のタフさを求められた日本ダービーは対極にあるレースと言えた。
そのどちらでも好走しバランスの良さを見せ付けたシェーンヴァルトが狙いの激走穴馬。前走は内枠を引き揉まれる競馬で惨敗。今回は大外枠を引き揉まれる心配がなくなったのはプラス。器用さがないのはネックだが、実力からしたら勝ちはなくても馬券内なら十分可能性はある。
自分のペースでレースができるリーチザクラウンが相手。
展開がきつくなる要素がなく自分の競馬をすれば結果はついてくるだろう。
◎シェーンヴァルト
○リーチザクラウン
▲アントニオバローズ
ワイド:◎→○△各5,000円