札幌2歳ステークスまとめ

      2021/09/03

札幌2歳ステークス予想データ傾向をまとめてみました。

2020

レースラップ傾向

決着タイム予測:1.50.5(良)

例年のレースラップを分析すると持続色の強いレースラップになることから距離適性を重視したいところ。

脚色を維持するためのスタミナが適度に必要になるため短距離タイプの距離延長組は不要と考えズバっと消したい。

ペースが上がりやすい1500m組はペースが緩みやすい1800m組より好走する傾向を強めている。

エージェント馬体診断

上位人気のヴィクトワールピサ産駒ゴルゴンダ、New Approach産駒の外国産馬ダーリントンホール、キングカメハメハ産駒レザネフォール。

これら人気馬のデキは良く上積みを期待できる。断然の人気馬がいるレースだけに堅い配当になる可能性も十分にありそうだ。

予想ポイント

傷みやすい洋芝でせいか内より馬場の良い7枠と8枠の成績が良く有利になる傾向が強い。

外枠は無条件でヒモに入れておくなどの対策は有効と考えて良さそうだ。

その他の枠は騎手の乗り方1といった印象なだけに力量で優劣をつけるもの悪くないだろう。

上位馬は4コーナー8番手以内が好走堅実ポジションになるだけに追いこみ一手はハイペース待ちになる。

種牡馬ではハービンジャー産駒に注目だが、今年は出走メンバーに入っていない。

2016

前走の人気が重要

前走の人気が4番人気以下だと好走は望めないデータ傾向となっている。

キャリアの浅い2歳馬でも素質が評価された馬でないと馬券圏内の好走は期待しづらいようだ。

乗り替わりは減点

前走から騎手が乗り替わった馬の好走率は低くなる傾向がある。

素質馬なら乗り続けたいという騎手の思惑が働くからだろうか。とにかく乗り替わりはない方が期待値は高くなるようだ。

上がり1位の馬を狙え

前走の上がり3ハロン時計が1位の馬の好走率が高く狙いのバロメータとして活用できる。

前走の上がり順が2位以下だった馬の好走率は大幅に下がることから必須に近いデータと言えるかも知れない。

札幌2歳S2016予想

以前は出世レースと知られたレースも最近は先につながるイメージが薄れてきている。

あまり素質が高いというよりも洋芝だからこそ狙える馬を基準にする方が無難かも知れない。

2015

2015年の札幌2歳ステークスの予想オッズではハービンジャー産駒1?2番人気になっている。新馬では抜群のパフォーマンスを見せるが2戦目でズドンとパフォーマンスが落ちる馬券購入者を泣かすイメージを持っている人が多いのではないだろうか。

初年度産駒の傾向を見ると夏競馬で目立ってきた馬が多く晩生の傾向が見られる。仕上がりは早いものの本当に良くなるのは古馬になってからというタイプが多そうだ。その点から見ると過信できない人気馬と見ることもできるが事はそんなに単純なのだろうか。

ハービンジャー産駒の強み

欧州系の種牡馬にしては瞬発力がある。サンデーサイレンス系との配合が多いこともあるが、その恩恵があったとしても期待以上の瞬発力と言える。鈍重なイメージがつきまとう欧州系だけに最低限の成功する要素は持ち合わせていると考えたい。

1世代目はパッとしなかったが2世代目からポンと大物候補がでてきても何ら可笑しくない。どの種牡馬でもそうだがファーストクロップは育て方が手探りな面もあるためパッとしないことが多い。ハービンジャー産駒の仕上げ方を手の内に入れてきたのならば2歳戦から活躍する可能性は十分考えられる。

また、騎手の乗り方でも同じことが言える。若い内のハービンジャーは急かさず乗るのがベターのように思う。よく欧州系種牡馬のズブさがないため2?3歳はジッと構えている競馬が合っている。

札幌2歳ステークスは、札幌競馬場の芝1800mで行われる2歳限定の重賞レース。このレースではジャングルポケットやアドマイヤムーン、近年ではレッドリヴェールといった素質馬を定期的に送り出している出世レースでもある。7年の公開予想でプラスにし更に磨きをかけ続ける独自の競馬理論で当たる馬券を特定していくので楽しみにして頂きたい。

札幌2歳ステークスの見解

今のところアラバスターとプロフェットは人気に応えるかは別にして素質は持ち合わせているように思える。ようやく洋芝らしいパワーが求められる馬場になってきている点も追い風となるだろう。

2014

札幌競馬場の芝1800mで行われる重賞レースの札幌2歳ステークスをチェックしていきます。

札幌2歳Sの出走馬分析

出走予定馬も含まれています。

ジャズファンク

奥は感じないが上手くまとまった馬体。背中が強く四肢の動きも高いレベルで安定するぶん力のいる洋芝は合うのだろう。余分な肉がない研ぎ澄まされた馬体から上積みも期待できそうだ。
仕上がり:★★★★☆ 

アドマイヤガスト

チチカステナンゴ産駒というよりもロベルト系の相がでている。牝系の良さが上手く引き出されたのだろう。まだ体にノビが足りない感じはあるが、皮膚の薄さや成熟度の高い筋肉から見映えは良い。
仕上がり:★★★☆☆ 

スワーヴジョージ

体躯のバランスが良くセンスの高さを感じさせる馬。先行や差しどちらもソツなくこなせそうなイメージがある。まだ成長の余地を残している馬体だが将来性を感じさせる馬だ。
仕上がり:★★★☆☆ 

マイネルサクセサー

ブライアンズタイム産駒にしては短背で無駄のない走りをする馬。スムーズに加速できるパワー型で洋芝はイメージに合う。前駆の勝っている馬だけに差しに回ると持ち味は生きないだろう。
仕上がり:★★★★☆ 

2013

札幌2歳ステークス予想はページ下部に掲載しています。
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札幌2歳ステークス 出走馬診断

■評価尺度:良 S ⇔ D 悪

マラムデール

父フレンチデピュティ 母フサイチエアデール(サンデーサイレンス)
フレンチの仔にしては良い意味での緩さがあり母の影響が感じられる。
まだ薄手で成長途上だが、体のバランスや繋ぎの角度が良くセンス十分。
脚下が繊細なため、力のいる洋芝がプラスになるとは思えず。

評価:B 成長途上

レッドリヴェール

父ステイゴールド 母ディソサード(ディキシーランドバンド)
無駄肉がつかないステゴらしく久々の影響は感じられない。
ステゴ牝馬は使い減りする印象が強く久々はむしろ良さそう。
体に芯があって走りにブレは少ないがパワーの面では不安が残る。

評価:B 水準級

マイネルフロスト

父ブラックタイド 母スリースノーグラス(グラスワンダー)
枝の長い体形ならが背中と四肢に力が入っているので見た目以上にパワーがある。
前走+14kgだが細身に映るタイプで減っていないくても問題はない。
ガチガチのパワータイプでもなく馬場が悪化するのはどうか。

評価:A 順調

バウンスシャッセ

父ゼンノロブロイ 母リッチダンサー(ホーリング)
後躯は悪くないのだが、前駆が良すぎるため相対的に見劣る。
キレがなさそうな前駆可動タイプなので力のいる函館は理想的に感じられる。
脚下が割と繊細なのでアンバランスだが他より適性はあるはず。

評価:A パワーホース

2012

札幌11 札幌2歳ステークス

◎03.コディーノ

遅いスタートから折り合い直線での脚は札幌新馬の中でも随一。
馬体の完成度も高く素質は負けず劣らず。

○06.トーセンパワフル
▲11.ラウンドワールド
×1,7,8

小倉11 北九州短距離S

◎01.ハクサンムーン

前走は1000m戦で4着なら良く走っている。
実績のある距離と自己条件なら地力を信頼。

○14.アイラブリリ
×6,9,10

札幌12 道新スポーツ賞

◎16.ロードエフォール

1000万クラス3着があり昇級は形だけ。札幌の相性も良い。

○08.ホッコーガンバ
×4,9,10,12

札幌2歳S分析

グランデアモーレ

少し硬さはあるのだが、背中の感じやトモがしっかりして安定した体形。
成熟度が高く現段階でも非常に良くまとまっている。
評価:A 完成度高い

コスモシルバード

ゆったり構える馬なので体形からは距離延長に不安を感じない。
頭の使い方が上手くなれば先々も楽しめる馬になりそうだ。
評価:A 距離OK

コディーノ

ハッピーパスの仔出しは非常に安定していて形も良い。
この馬も欠点と言えばトモに力が足りないぐらいで馬体は良好。
評価:A 迫力十分

トーセンパワフル

全兄のロジユニヴァースの頃と比べて線が細く頼りない。
体質の弱い血統でもあり体に芯が入るまでは無理はしない方が良さそうだ。
評価:B 成長途上

マイネルホウオウ

前躯に力が掛かるぐらい重心が低く、体の幅もあって実にパワフル。
もう少し体にキレが欲しいが、順調に育てばダート寄りの傾向を示すか。
評価:B 力強い

ラウンドワールド

父母ともに細めに出やすいが、この馬自身は幅があり力強い。
ピッチの利きそうなタイプだし、ここで結果を出せば先々も有望だ。
評価:A 素質高い

ロゴタイプ

素質馬が揃ったメンツに入ると外観ではパッとしない。
この馬なりに体調の良さは感じるが・・・
評価:C 小物感

2011

予想家になる一番の近道はメディアコネクションを築くことです。それさえあれば実力がなくても予想家として食べていくことができる。ほとんどの人はメディアを盲信しており何かしらスゴイ予想をするのだろうと考え勝ちですがコネ優先なため期待より大したことがなかったという現象を目にします。だから使い物にならないわけではありません。

その中で頑張っている人たちもいますから、そういったこともあるという例を覚えておいてもらえればそれでいいのです。とにかく予想より実績をどう良く見せるかが重視される業界において真の予想家が育つ可能性は低いといえるでしょう。だんだんと適当な仕事で給料がもらえればいいという考えに変わっていくことがほとんどなので予想に時間を費やすような人は減っていくことでしょう。

競馬で勝ちたいのなら勝つための行動をしているかが重要になってきます。言動だけでなく独自の競馬理論を生み出し軸馬や穴馬を見出すことができるか。そういった視点を持てれば競馬で勝てる人を探すことはそう難しくないはずです。

札幌11 札幌2歳ステークス

◎05.ヒーラ

体は小さいが折り合いに不安がなくレースセンス抜群。
何が抜けているわけはないが、総合力が高く安定した
力を発揮できるタイプ。自滅の多い2歳戦なら馬券内
に食い込む余地はある。

○11.グランデッツァ

一度使った未勝利が圧巻の内容で抜けた素質を感じさせた。
あまりアグネスタキオン産駒で洋芝はピンとこないだけに器は大きいのかも。

▲12.マカハ

グランに勝った素質馬で奥がありそうな雰囲気があった。
先行してしぶとそうなだけに前々での競馬を期待する。

×6,8

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