朝日セントライト記念まとめ
2021/09/15
競馬で効率よく勝つ方法は1つしかありません。
それは、いま勝っている人から学ぶこと。そういう人を見つけては手法を分析することが新しい発見につながる。
最初はマネから始めるのですが、そこから経験を積んでいくと自分なりに理解できることが増えていくシンプルな学習法です。
これは競馬に限らず株式やFXの手法も分け隔てなく分析してきました。
そこで発見したことがあります。
それは、あらゆる数字を通して最後は【人】に行き着くということ。
いわゆる勝ち組たちが見ていたのは人の心理であり、その裏を行くことで利益を上げていました。
株価の動きは読めなくても人の心理はバイアスの作用により行動が読みやすくなることを活用していたのです。
そこに自身が得意とする分野に合わせていくことで自分だけに味方するシステムを持つことができたのでしょう。
競馬ではどうでしょうか。オッズは人の心理により形成されています。
馬券購入者は買うレースの的中しか考えないため人気馬は必要以上に買われることが多い。
その過当競争に参入するメリットがあるでしょうか。しかも税金25%以上が確定している。
そのような分野で商品開発をしたら大損は確定でしょう。そんな企業は倒産することになります。
競馬で勝つにはウマ味のあるオッズゾーンを見つけること。
そして、そこで自身の強みを生かし自分だけに味方するシステムを作りあげる。
人の価値観はそれぞれ違うためウマ味を感じるゾーンは人により違います。
あらゆる利益は自分自身に焦点を合わせた時に増幅される。
これは真理に近いのではないかと思っています。
そのために自分自身を研究するということはムダにはなりません。
それでは、セントライト記念の予想に必要なデータをまとめていきましょう。
Contents
2019年
セントライト記念レースラップ傾向
決着タイム予測:2.12.0(良)
例年から、前半に息を入れるシーンが1~3ハロン、後半は6~8ハロンの持続ペースという配分パターンが多い。
前半に3ハロンも息が入れば後半は上がりが速くなるため、そういった展開では位置取り重要になってくる。
そういった点では、ポジショニングに苦労せず決め手があるバランスの良いタイプが無難と言えそう。
セントライト記念の予想ポイント
関東馬が9勝と優勢。ただ、近年は関西馬の勢いが出てきており巻き返しに注意したいところ。
最近はロベルト系の好走が目立つこともあり父母関係なくロベルト系が入っている血統チェックも忘れずに。
好位タイプが王道も決め手があれば差し勢でも突っ込んでくるシーンがあり上がり3ハロンで常に上位にくる馬を重視したい。
2017年
前走からの好走を見ていくと日本ダービーからの出走馬が順当に良い結果を残している。
前期クラシックロードを歩んできた馬の中から馬券の軸馬になる馬を探していきたい。
他では重賞レース好走組が上位に来ているように大番狂わせはそうそう起こらないようだ。
中山コースの実績
中山競馬場の芝2200mは、おむすび型の外回り走るため独特なトリッキーなコースとなっている。
そのため中山コースで経験や好走実績がある方が馬券圏内の期待は高くなるはずだ。
関西馬の場合は、坂のある阪神コース経験馬の好走しやすい点を考慮しておきたい。
ディープインパクト産駒の相性は?
ディープインパクト産駒からは勝ち馬がでておらずレース相性は決して良いとは言えないようだ。
その反面でステイゴールド産駒がフェイトフルウォー、フェノーメノが2勝をあげ複勝率50%と好相性を示している。
血統だけで言えばディープインパクトよりもステイゴールドに注目する方が確実性は高いと言えるのかも知れない。
セントライト記念2016予想まとめ
今年は圧倒的1番人気が予想されるディーマジェスティが出走を予定しており軸鉄板の雰囲気がある。
例年なら相性の悪いディープインパクト産駒だが今年は重賞馬ゼーヴィントやマウントロブソンらが上位人気を占有する勢いで出走してくるだけにデータ通りとはいかないかも!?
唯一ステイゴールドが送りだすステイパーシストの人気はなさそうだが好走血統ということもありヒモに入れておくと安心できる。
今年のセントライト記念は堅い決着も考えられるだけに予想公開するかは結論がでていない。急にメール配信する可能性もあるので興味があれば登録して欲しい。
朝日杯セントライト記念レースラップ分析
セントライト記念のレースラッを見ていくと小息を入れる程度に緩むことが3回程度あることが分かります。
そしてゴールに向けて7~8ハロン目から加速していくのが例年のパターンと言えます。
適度に息を入れられるため折り合いに問題のないタイプに有利に働くことは間違いありません。
そして、適度に持続力が試されるという点からペースが速まればスタミナ優位の馬でも活躍できるレース条件と言えるでしょう。
適度なスピードとスタミナ、そして適度な瞬発力が求められてくることを念頭において好走馬を特定していこう。
2015年
セントライト記念は、中山競馬場の外回り芝2200mで行われ上位3着までの馬に優先出走権が付与される。牡馬三冠の最終戦となる菊花賞のトライアルレースに指定され数多くの3歳馬が挑戦するも目立った活躍馬はでていない。
このレースが菊花賞に結びつかない原因は、西高東低により関西馬が強いことが挙げられる。事実セントライト記念で3着に入り本番でも2着に好走したフォゲッタブルは関西馬だった。基本的に関西馬は次週の神戸新聞杯に回ることが多いだけに出走してきたら馬券的な魅力は十分だろう。
関東馬中心のレースでは本番に結びつく傾向は低いものの、ここをステップに宝塚記念を制し凱旋門賞でも2着に入ったナカヤマフェスタがいるように先々を占うレースとして注目しておいても損はない。
当方では、セントライト記念の軸馬や穴馬だけでなく調教診断など多岐に渡って無料情報を配信しています。万馬券もビシっと当ててますので興味ある方はチェックしてね。
セントライト記念まとめ
朝日杯セントライト記念予想は独自技術の1つであるベースラップ理論で読み解いていきます。
近代競馬では距離適性ではなくベースラップ適性で見ていく方が正確です。
このレースのベースラップは後6ハロン戦で一般的に持続力勝負と言われます。
スピードを維持することに長けた馬を狙えば馬券が的中が近づいてきます。
セントライト記念2015おすすめ馬
スピード持続力を得意とする馬を抜き出してみました。
こうして見るとサンデーサイレンス系が強いですがロベルト系の好走も見られます。
実績は乏しいものの血統的に奥がありそうなロッカフェスタが上記の血で配合されて
いて面白そうな馬です。
他にウイングチップやジュンファイトクンも該当しています。
- サトノラーゼン
- キタサンブラック
- ブライトエンブレム
- ベルーフ
- ミュゼエイリアン
1番人気の予想オッズはディープインパクト産駒サトノラーゼンでしょうか。
上記の血統配合を持っている点は強みですし前につけられる脚質から軸馬として相応しい1頭と言えます。
ただ、取りこぼしも多いため単勝より複勝人気のほうが高そうですね。
使いつつ右肩上がりの成長を見せている成績なのであっさり勝っても不思議ではありません。
小倉記念で古馬相手に2着したハービンジャー産駒ベルーフも人気の一角を占める馬です。
ステイゴールド全妹の母から気性にクセがありますが、夏を越しての成長を見せた点は評価できます。
爆発力のある血統が本格化してきたと見れば連勝で菊花賞を制覇なんてこともありそうですね。
今年は有力関西馬がいるため配当は堅くても可笑しくありません。
適性馬の中で人気なさそうなのはミュゼエイリアンでしょうか。
この馬を中心に上がり馬の可能性を探りつつ激走穴馬を特定していきたいと思います。
2014年
新潟競馬場の芝2200mで行われる重賞レースのセントライト記念をチェックしていきます。
セントライト記念の出走馬分析
出走予定馬も含まれています。
イスラボニータ
少しずつ体に厚みがでてフジキセキ産駒らしいスピード色が色濃くでた体形になりつつある。もっと良くなりそうな雰囲気を感じさせつつも太め感なく仕上がっている。血統的に菊花賞は向きそうもないことから天皇賞秋へのステップレースになりそうなだけにクラシック路線の主役として今後につながる勝ちっぷりを期待せずにいられない。
仕上がり:★★★☆☆ B
マイネルフロスト
春は線の細いところがあったがひと夏をこしてアウトラインはしっかりとしてきた。それだけに太め感が一切なく休養明けを感じさせないのも当然か。あまり見映えしなかった馬が成長するにつれて体のバランスが整っていくさまを見ると高いレベルで体調の良さが続いているのだろうと思わせる。安馬が一流馬に変わる時の化学変化を見るのは楽しい。
仕上がり:★★★★☆ A
トゥザワールド
もともと優れた筋肉を持つ馬だけに春に比べてどこがいいということはない。しっかりと乗りこまれた水準級の仕上がりとなっている。スピードがありすぎる馬だけに折り合っていける内めから競馬したい。トゥザグローリーと似たタイプという点から菊花賞では買いづらいだけにセントライト記念で勝負しておくという手もありそうだ。
仕上がり:★★★☆☆ B
ステファノス
春より体に芯が入り体質が強化されたのが分かる。距離伸びてどうかと思うが馬体バランスは良くなっており、これからどこまで上がっていけるか注目したい素材だ。
仕上がり:★★★★☆ A
2012年
JRA中央競馬は、10の競馬場と20の距離に分かれています。
これにより出走条件が変わりやすくなることでデータ分析の信頼性が下がってしまう。
そのことに対処しようとすれば1人で予想を行うことは時間が足りないと考えてきました。
しっかりとデータ分析に時間をかけるためには必然と作業を分担する必要があります。
そのためにクラウドを利用して作業効率を上げるようとシステム作りに時間をかけてきました。
こうした地道なプロセスを踏んでいくことでしか競馬で勝つ道はないと考えています。
中山11 セントライト記念
◎03.カナロア
人気の6番とは新馬で対決。レースは下手でも馬群
を割っての根性と脚で見事に先着している。
500万勝利したばかりでも完勝した相手は上のクラス
でも好勝負していた馬。高速馬場もイメージに合う。
○01.ベストディール
前走でも馬場を気にしていた印象で軽い馬場は合う。
弱さのある体質から使い込むより鉄砲が狙い目と見る。
▲12.フェノーメノ
中山2敗も持続力が生かせる外回りならの判断。
スッと動けないので枠も丁度良い所と言える。
阪神12 500万
◎07.ペガサスヒルズ
阪神に良績ないが平坦向きの印象はない。
1400mは得意だけに見直してみたい。
○13.ユウキマリアッチ
ワンペースなタイプで勝ちきれないが崩れない。
持ち時計はあるので流れに乗れれば。
×3,6,8,10,14
セントライト記念分析
アーデント
少しずつ芯がしっかりしてきて立ち姿は決して悪くない。
アウトラインから言えばトモに物足りなさは残るが現状では精一杯か。
評価:B 及第点
エタンダール
牝系の厚みが加わわり、キ甲の抜け具合から見ても外観は完成した印象。
筋力がついたぶん少し硬さが見られるが、線の細さがなく見映え十分。
評価:A 馬体完成
フェノーメノ
背中に力がついたことで余計な力が抜け、春よりリラックスした立ち姿に変わっている。
胴が伸びてバランスも良くなり成長具合が楽しみな一頭だ。
評価:A 背中良し
ベストディール
アウトラインはスッキリと仕上がっているが、芯の通りが物足らず姿勢が安定しない。
つやのある皮膚感から体調は良いが、ピリッとしてくるのはこれからだろう。
評価:B 水準級
ラウンドロビン
スケールのない馬体だが、全体を見れば良くまとまっている。
強調できる面はないが、自分の力だけはきちんと走るタイプ。
※回避の模様
評価:B 安定感十分
ラニカイツヨシ
中距離を走る馬にしては短背なのでピッチの利いた走りができる。
ただ、全体的に体躯が硬めに映るので高速馬場より時計が掛かる馬場がベスト。
評価:B 平行線
2011年
中途半端なデータ分析は回収率を大幅に下げます。この事実をあまりに軽視している人が多すぎる!手抜きのデータ分析で馬券を買うのなら競馬新聞の馬柱だけで5頭ボックス買いした方がマシです。特に重賞レースでよくある過去データ分析には気をつけてください。あれは説得力があるように見えますが井崎脩五郎がまったく結果がでていないように無意味であることが多いからです。
とりあえず何かやった感だけのポーズで分析するくらいならデータを扱わない方がマシ。そこから何を得るわけでもなく競馬予想の制度も上がらず馬券回収率も上がらない。こういう人が負けてくれることを考えればありがたいのですが根本的に考え方が違うことで競馬理論への誤解も生まれてくるため情報配信している側としてはヤキモキする部分なのです。
中山11 セントライト記念
◎03.ヒットザターゲット
前走2600m戦では珍しく緩みのない流れ。勝ち馬は
一枚上手だったが、クラス上位の古馬に先着した点
は評価できる。キレないがバテないタイプで前々で
流れに乗りしぶとさを生かせれば雪崩れ込みも十分。
○01.ベルシャザール
周りに馬を置いた方が集中力が増すので内枠はベスト。
▲02.トーセンラー
G1は震災で調整が狂う誤算。能力的に見直したい一戦。
△14.
中山11 セントライト記念分析
▼サダムパテック
もう一絞りできる体つき。立ち姿は硬めでデキはまずまず。
馬体診断:★★★☆☆
▼ショウナンパルフェ
体は仕上がってるが、相変わらずトモが緩い。
馬体診断:★★★☆☆
▼トーセンラー
特に何が変わったという所はないが仕上げはキッチリ。
馬体診断:★★★★☆
▼ハーキュリーズ
柔らか味ある体つきで仕上がり早のタイプ。
馬体診断:★★★★☆
▼フェイトフルウォー
少し胴が伸びてバランスが良くなった。太め感ない仕上がり。
馬体診断:★★★★☆
▼ベルシャザール
筋肉質でムダ肉が付きにくい体質。相変わらず見映えする。
馬体診断:★★★★☆
▼ユニバーサルバンク
大柄なせいか緩さが残ってパンとせず。悪くないが特に良くもない。
馬体診断:★★★☆☆
▼ラヴェルソナタ
道産子みたいな馬でダート馬っぽいが神経が良く芝で動ける。
使い減りとは無縁そうでタフさではトップクラスだろう。
馬体診断:★★★★☆
2010年
アメリカの偉大な投資家ウォーレン・バフェットはこう言っていました。短期投資はギャンブルになりすぎると。これは競馬でも参考にできるのではないでしょうか。強い馬だって体調が伴わなければ負けることがある。だけど、長期的に見たら信頼のおけるパフォーマンスを発揮してくれるように。
それが安定馬でなかったら投資チャンス到来です。競走馬も生き物ですからメンタルがやられれば走らなくなることは少なくありません。そうしたリスクを見抜き的確に馬券を購入していく。これが投資競馬における理想的な馬券の買い方ではないでしょうか。やはり、大きな利益を作るには虚を突かなければならない。これはどの投資でも共通していることだと思います。
ただ、個人的にFXは例外だと考えています。それはmこの相場を見抜けたと思えたことがなかったから。相性が悪いのかも知れないですが感覚的に分からないものに手をだしたところで良い結果が望めるはずがありません。それは馬券も同じで能力不足なのに3連単の馬券を買っても効率が悪いのと同じことだと思います。
◎16.ヤングアットハート
500万を勝ち上がったばかりだがOPでも見せ場を作っていた馬。
3走前の内伸び馬場の中を外め回って追い上げた脚は評価できる。
相手関係も今と変わり映えしておらず通用の余地はあるだろう。
条件戦よりOPの速いペースが向くタイプで重賞でこそ狙いたい。
○03.ゲシュタルト
どのコースでもソツなく走れるレース巧者で実績も上位。
簡単にバテないタイプで早めの競馬なら崩れない。
▲13.クォークスター
道中の不利で仕掛けが遅れた前走が時計差なしの2着なら勝ち同然。
スムーズに加速できる外枠は歓迎で得意の中山なら期待十分。
×2,4,12,15
セントライト記念分析
▼アロマカフェ
腰に筋力が付いて立ち姿勢に力強さが増している。
キ甲が抜けて大人びた馬体に夏を越しての順調な成長が見られる。
柔らか味のあるスッキリとしたアウトラインから仕上がりは上々。
▼クォークスター
皮下脂肪が落ちきっておらず少し厚さの残る馬体。
体格の割りに脚元が頼りなく使いつつ仕上げていく意向か。
仕上がりとしては7?8分といった印象。
▼ゲシュタルト
体格に見合った筋肉が付いてきて一回り大きくなった印象を受ける。
厚い時期は合うのか皮膚の血色が良く無駄な肉が一切ない。
休み明けとしては何ら不安のない仕上がり。
▼フェイルノート
シンボリクリスエス産駒にしては柔らかくバネを感じさせる。
まだ幼さ残るが素質は十分感じさせる馬で今後の成長が期待される。
▼ミキノバンジョー
まだ腰やトモに甘さが残る現状での上がり馬だけに素質は十分。
今の所は平坦がベターか。皮膚の血色が良く状態面は維持できている。
▼ヤマニンエルブ
晩生の血統らしく幼さが残る成長待ちの馬体。
体格に見合った筋肉が付ききっていない状態での連勝だけに素質はある。