きさらぎ賞まとめ
2019/08/06
投資といえばビットコインなど仮想通貨が取引所から流出する騒ぎが起きました。
こういったリスクがあるから危険と考えるよりも、こういった事態を極力さけるために知恵を使うのが真の投資家ではないでしょうか。
この仮想通貨がメジャーになる前にリスクを負って投資した人は一財産を築いたわけで価値がゼロになったわけではありません。
こういった利益に預かるためには、まず率先して行動する先行者であることが成功の第一条件になります。
何でもメジャーになる前は危ういものに見えるもので、そこに潜むリスクをどう考えるかで取るべき行動が決まってくる。
たとえ分が悪い宝くじでも参加しなければ可能性はゼロのまま。永遠にゼロがいいか、それとも少し購入することで可能性を作るか。
もしかしたらの逆転劇を生み出すための仕組みを得るためには取るべきリスクを見極めて行動することが重要だと思います。
私の投資競馬プロジェクトは、いま考えるとハイリスクでしたが前向きに行動したことでゴールドマイニング手法を確立することができました。
もし頭で想像できる範囲のことをこなすだったのなら今のような成果は得られなかったでしょう。
競馬では軸馬と穴馬、そして重視すべき買い目が分かれば馬券は効率化され回収率向上の確かな機会を得ることができます。
そこからどうプラスにするかのマネーマネジメントに専念できるのが投資競馬のメリットであり最大の特長です。
9兆円の資産を持つ投資家ウォーレン・バフェットはこう言っています。
『リスクとは、自分が何をやっているかよくわからない時に起こるものだ』
私の投資競馬では破産をもたらすような致命的なリスクは存在しません。
あるのはリスクを取らないことで相対的に利益を取り損ねるリスクだけです。
どうリスクを取れば利益が向上するのか。この答えは自分自身の強みと経験の中にあります。
投資競馬を始めることで自分の価値を引き上げられるのは自分だけと実感することができると思います。
Contents
2017年
きさらぎ賞の予想オッズやデータ分析をもとに好走馬を検討していきます。
予想オッズ1番人気は2戦2勝のディープインパクト産駒サトノアーサーでしょう。
里見オーナーと池江厩舎にノーザンファームは、昨年圧勝したサトノダイヤモンドを送り出しているようにクラシックをにらむ1頭として期待度は高いはず。セリ価格も2億円とサトノダイヤモンドの再来ともいうべき背景をもっています。
輸入繁殖牝馬の父はマイラー色が強いRedoute's Choiceになりますが、ディープインパクトとスピード色の強い血統配合は成功しやすいイメージがあります。ディープインパクト産駒が晩生のステイヤータイプが少なくないことから良い馬が生まれやすいのかも知れません。
前走のシクラメン賞ではスタートこそ遅れたものの1,000m65秒台の超スローペースを上手く折り合い直線で末脚を爆発させての圧勝を飾りました。上がり3ハロン時計が32.7秒というのは2歳馬にしては驚異的な数字だと思います。
体を目一杯つかって走るスタイルは天性のもので素質が高いことは疑いようがありません。
ほかに目立つと言えば京都競馬場の芝1800mで2戦2勝のプラチナヴォイスでしょうか。どうも一発屋のイメージが強いエンパイアメーカー産駒らしい成績で今後も伏兵のような扱いになりそうですね。
きさらぎ賞はサトノアーサーで堅いのか?
きさらぎ賞における過去レースのデータ傾向から予想オッズに支持されるだけの相当の理由を満たすと判断しました。
ただ、日曜は雨模様となっておりデビュー戦の内容から考えるとパンパンの良馬場に超したことはありません。どのくらいの雨量になるのかで変わりそうですが死角がないとは言えない状況であることを考慮しておく必要があります。
しかし、その逆転候補となる馬たちも分かりやすい実績馬ではなく走ってみないと分からないことが多い。何かに負けてしまう可能性はあることからサトノアーサーを2着~3着づけで決め打ちする馬券は面白そうです。
まだ適性がハッキリせずデキや気性面など色々な角度から見て良馬場に近いほど堅い決着になる可能性が高いでしょう。当日の天候がどうなるのか、ここから馬券戦術を決めていくことで馬券的中を高めていくことができるはずです。
きさらぎ賞の回顧
1着マンハッタンカフェ産駒アメリカズカップ。やや掛かり気味ながらも先行から抜け出すし直線も脚色が衰えずにゴール。あまり上手い競馬ではなかったが結果的に馬場の適性が一番だったということだろう。この時期にしてはマイナス12kgと大きく減らしたが芝を走るならこのくらいの馬体重で問題ない。そろそろ若手の起用はやめて競馬を教えられる騎手に替えた方がいい。もう1つ奥がありそうな感じはあるが今のままでは壁にぶつかるのも早そうだ。騎手は、松若 風馬。調教師は、音無 秀孝。
2着はディープインパクト産駒サトノアーサー。パンパンの良馬場であれば差し切ることもできたかも知れないが、この馬の競馬はできていることから現状の能力は出し切ったと考えたい。まだ、気持ちに走りがついていけておらず、もう一回りサイズアップしていきたいところ。ゆっくり成長を促しつつのローテーションが一番。騎手は、川田 将雅。調教師は、池江 泰寿。
3着はルーラーシップ産駒ダンビュライト。現状はまだ体を持て余している印象で産駒特有のモタモタ感じがもどかしい。現状の能力は発揮していることからクラシックに向けての上がり目があるか今後を見守っていきたい。騎手は、C.ルメール。調教師は、音無 秀孝。
2016年
きさらぎ賞2017予想オッズとデータ傾向から激走馬をあぶりだします。
1番人気の予想オッズは、ルメールがほれ込む逸材ディープインパクト産駒のサトノダイヤモンド。馬格は500kg前後と雄大であるが重さのない駆動性の高い走りは一級品と言うにふさわしい。
馬体は端正にして美麗。非の打ちどころがなく日本ダービーの有力候補としてふさわしい馬と言えるだろう。これから先を見ていく馬だけに勝ち方が問われる一戦であり負ける姿は見たくない。
あえてサトノダイヤモンドが負ける死角を探すとすれば、スローペースでの差し損ねぐらいか。まだ本気をだす時期ではないだけに、あえて脚を計るということも考えられなくはない。ただ、今年の3歳牡馬は駒が充実しているだけ勝ちにこだわっていくはずだ。
相手もディープインパクト産駒のロイカバードやレプランシュといった目立つ競馬をしてきた馬が出走してくる。この2頭は差しサトノダイヤモンドをマークしてどこまで迫れるかだろう。ディープインパクト産駒が得意とする京都競馬場でガチの能力比べで堅い馬券に落ち着く可能性もありそうだ。
◎サトノダイヤモンド
分かっていたことだが、やはり集中的な人気となっている。どこからでも動けそうではあるが差しにこだわり過ぎると裏目にでる可能性もゼロとは言い切れない。ただ、スケールは1つ上回ると考えており勝ち負け十分と見る。
○ロイカバード
スケールでは劣るものの成熟度は高め。京都コースの経験値も豊富で順当に2番手評価としたい。ここで2着にも来れないようだと先々は厳しくなる。
▲ノガロ
良くも悪くも荒削りな印象で読めない馬。そこが魅力でもあり馬券的な面白さとなる。スピードはある馬なので無理に控えなければ逃げる可能性もありそうだ。まだ幼さを残しており強気にはなれないものの先々は走ってくる馬と見込んでいる。
△レプランシュ、ロワアブソリュー
2015年
今年の3歳クラシックは、2歳G1を勝ったダノンプラチナが一歩リードしているが、その後続の勢力図は流動的で混戦模様となっている。クラシックで活躍する馬を輩出するきさらぎ賞も近年の好走馬は本番で直結するという印象はない。
そういった点から考えると、きさらぎ賞では先のある素質馬だけでなく今回限りで走りそうな馬を探すことも馬券戦略において必要になりそうだ。7年以上も穴馬中心の予想公開しプラス回収を続けてきた独自の競馬理論で激走穴馬を特定いくので楽しみにしていて欲しい。
2015年 きさらぎ賞の出走馬診断
レガッタ
きさらぎ賞と同じ京都の芝1800mでデビュー戦は、スローペースの中で上がり時計33.2秒と母譲りの切れ味で勝利。名牝スイープトウショウに父がディープインパクトとクラシック向きの血統で期待が高まる。
デビュー時は細く見えた馬体も少しずつ実が入ってきて順調な成長が感じられる。母に似たシルエットから素質を感じさせる馬でここで結果を出せるなら今後が楽しみになってくる。クラシック候補に名乗りを上げても可笑しくない馬だろう。
仕上がり:★★★★☆ A
アッシュゴールド
最後方からのレースになった朝日杯フューテュリティSでは、この血統が持つ気性的な難しさを露呈した格好となった。その点では三冠馬の全兄オルフェーヴルに似た部分もあり、気性面が上手くコントロールできれば上を目指していけそうな雰囲気がある。
馬体面に大きな変化はないが、レースに使いつつ芯が入ってきて走りが安定してきている。もっと全体的に大きくなってくると更なる進化を見せられそうだ。
仕上がり:★★★★☆ A
ネオスターダム
レースを使うたびに少しずつ成長している様子。安定して自分の能力を発揮できており一定の素質を感じさせる。まだ馬体は子供っぽく、トモが甘いだけに平坦コースの京都競馬場が合っている。後躯の形から差す競馬の方が持ち味が生きそうでここでも変わる余地はありそうだ。
仕上がり:★★★☆☆ B
ルージュバック
鋭い末脚を武器にデビューから2連勝中。いずれもスローのレースで後方から上がり3ハロンの時計を32?33秒台と抜群の切れ味で牡馬相手に差し切っている。器の大きさを感じさせる馬で牡馬相手の重賞で勝つようなら先々が楽しみになってくる。
マンハッタンカフェ産駒らしい馬っぷりの良さが目立つ馬。まだ体を持て余している印象があり良くなる余地を残している。今の状態で結果を残せれば牝馬G1ならペロリと平らげてしまいそうだ。
仕上がり:★★★★☆ A
ポルトドートウィユ
デビュー2着から着実に実績を積み上げ2勝馬として重賞レースに挑む。ここ2戦は少頭数だったことでレース運びの経験値を高めることができた。着実にステップアップしている点は評価しなければならない。素質は十分持ち合わせておりクラシックでは見過ごせない一頭となりそうだ。
良血らしい好バランスのシルエットの持ち主。現時点では馬体に緩さを残しており良化の余地を残している。その点から言うと急かす競馬よりはゆったりと運べるレースが合っているだろう。距離が伸びていっても心配はなく先々まで注目していきたい。
仕上がり:★★★★☆ A
2013年
きさらぎ賞 フォトパドック診断
評価尺度:良S?D悪
タマモベストプレイ
完成度が高く急上昇のない血統だけに馬体は安定している。
繋ぎが硬めでバネ感に乏しく時計は掛かった方がいいタイプかも知れない。
掛かる気性でなく1800mの距離自体は対応できるだろう。
評価:A 順調
インパラトール
節が太く幅のある体形から、マイラー色が強いディープインパクト産駒という印象。
まだコロンとして幼く見えるが、現状としては良い仕上がりに見える。
奥はありそうだが今一つピンとくるものがない。
評価:B 距離微妙
バッドボーイ
体質が垢抜けており、タフに使われつつも馬体減りがなく洗練されてきた。
目立つポイントはないが欠点がなく平均点の高いタイプ。
気ムラなだけに自分のペースで競馬できれば。
評価:A 平行線
リグヴェーダ
京成杯の頃より余計な力が抜けて姿勢のバランスが良い。
回避した影響は外観には表れておらず順調な調整を辿ったと思える。
素質を感じさせる馬だけに通用するなら先々も面白そうだ。
評価:A 素質十分
アドマイヤドバイ
馬体の成熟度が高く特に外観から不安は感じない。
アウトラインは綺麗だが、後躯のかぶりが深いせいかダラダラ走る印象がある。
評価:A 完成度高い
2012年
◎13.ベールドインパクト
スローに泣いていた馬が3角から動いて息の長い脚を
使い圧倒した前走。同じ競馬をしたファントムライト
との比較分析から重賞馬アダムスピークと遜色のない
能力を有している可能性がある。
○07.ローレルブレット
前走は不利が無ければ掲示板はあった競馬。4角で
ズブさを見せる馬でムチを入れながらスムーズに回る
のが好走条件。同条件の3走前はクセが分らず負けた
もので、まだノビシロが見込める。
×4,6,8,9,10
きさらぎ賞分析
▼アルキメデス
アドマイヤムーン産駒は、馬体の完成が早く総じて早熟傾向にある。
血統の特性で言えば芝寄りのエンドスウィープといった印象。
同馬も馬体の成熟度が高く、先々より今の方がチャンスはありそうだ。
馬体診断:★★★★
▼ジャスタウェイ
腰が高く胴が長いので瞬時に加速することができない。
本来は長距離型の体形だが気性が幼く我慢を覚えられるかがカギ。
現時点では合理性を欠くアンバランスな馬と言える。
馬体診断:★★★★
▼ベールドインパクト
しっかりした骨格に柔らかい筋肉をまとった好馬体。
皮膚は薄く、四肢はしっかりと垢抜けた体質の持ち主。
トモに力が付いてくれば更に良くなる。
馬体診断:★★★★
▼マイネルアトラクト
アドマイヤマックス産駒らしい体の硬さが感じられる姿勢。
融通の利かなそうなタイプで走る条件を選ぶタイプ。
馬体診断:★★★
▼ローレルブレット
背中の強さや薄い皮膚感は相変わらず良く見せる。
安定感のある体つきで体調変動は少ないタイプ。
馬体診断:★★★★
▼ワールドエース
ディープインパクト産駒らしい線の綺麗な馬で見映えは十分。
ただ、繋ぎが立ち気味なせいか変な所に力が入り姿勢が悪い。
ペースが上がるとスッと動いていけない可能性がある。
馬体診断:★★★