武蔵野ステークスまとめ

      2023/10/25

東京競馬場のダート1600mで行われる武蔵野ステークス。クロフネが圧勝した1:33.3のレコードは今後も破られることはなさそうだ。

今よりも砂圧が薄い時代のレコードであり、いまの砂圧ではサンライズバッカスが勝利した時のレコード1:35.2を参考した方が良い。

近年は1番人気が馬券に絡み大波乱までは起きていない。3度も馬券圏内に絡んだことがいる馬でリピーター色の強いレースとなっている。

3歳馬が優秀なレースで勝率や連対率など、すべての部門においてトップの成績を収めている。注目したいのは不思議と4歳馬が不振なこと。理由は不明だが気にするなら覚えておいても良さそうだ。

血統的にミスタープロスペクター系が強いレースとなっており出走してくる馬には注目したい。

コンテンツ

2022年

レモンポップ

楽な手応えで4連勝を飾ったレンポップはマイルになるのがポイント。2歳時に好タイムで勝っており距離はこなせる。

タガノビューティー

堅実な末脚を武器にする馬で東京競馬場との相性が良い。その反面で勝ちあぐねることも多いためレース展開がカギになる。

スマッシングハーツ

決め手を生かすタイプだけに展開に左右されやすい。レースで不利を受けることも少なくないだけにスムーズに運べるかにも注目。

ハヤブサナンデクン

重賞レースの壁に弾かれたもののレース中の不利は痛かったのも確か。馴染の薄い距離での動向に注目も馬券はヒモまで。

2021年

ソリストサンダー

マイルチャンピオンシップ南部杯では3着に好走したが仕上がりとしては水準レベルであった。

水分量の多い馬場より乾き気味の馬場が合うタイプでレース当日の馬場に注目したい。

前走は気が入り過ぎていた感じもあり広いコースの方が折り合いには良さそうだった。

タガノビューティー

いつも追い込み一手であるためレース展開の影響は避けられないが自己条件レースでは力の違いで好走していた。

ただ、相手が重賞レースになると前が止まらないため差し切れず馬券にならないケースは想定したい。

仕上がりは早いタイプとは言え、今回は休み明けからの参戦で狙ってきた参戦とは言い難く軽視する手もある。

エアスピネル

東京競馬場マイルに実績がある馬で小回りの地方競馬よりレース条件は良くなる。

もう9歳ともなる時期でもあり衰えが気になるが今回までは軽視するにはいかない。

前走レースでは位置取りが悪くなったがスタートから流れに乗れるコースでは見直せる馬だ。

スマッシャー

前走は凡走に終わったが理由が見当たらず調教師も原因を把握していないようだ。

おそらくレース発走までに騎手との相性が悪く機嫌を損ねたのが原因だろう。

乗りなれた騎手に戻ってのパフォーマンスが戻るか試金石だが可能性は多いにある。

ワンダーリーデル

この馬も9歳になろうとする高齢馬だが、前走を見る限り気力の衰えはない。

ただ、まったりしてきた気性は位置取りを悪くさせることもあるが仕方がないだろう。

レース当日はブリンカーを装着するようなので走りに集中できれば再上昇もありえる。

2012年

武蔵野ステークス

◎05.マルカフリート

前走はスタートで出遅れたが直線の伸びは良好だった。
芝スタートはダッシュが付くのか相性は良く、その点で
東京1600mは悪くない条件。距離に関わらずブレない
末脚から人気の割りに買い材料が多く一発もある。

○04.イジゲン

芝スタートはポンと出ており東京1600mなら出遅れの
心配は少ない。現状のベスト条件と思える。

▲12.ナムラタイタン

マイル戦では崩れておらず、久々の57kgは魅力。

2008年

狙いはエスケーカントリーなんだが、成績を見れば分かる通り府中専用機と言える馬だ。
ブリリアントSでは、大逃げする馬はいたが、離れた後ろはスローの団子状態。決め手勝負になり飛んできたのが、この馬と後のフェブラリーS4着馬ロングプライド。ハンデ差はあったが34.5秒の速い上がりで差し切った内容とロングプライドの比較から見てもマイルでも適応できる可能性は高い。鉄砲も利くが叩いた方がよりいいタイプで予定通りとも言える連闘からも期待十分。

府中巧者アドマイヤスバルは、マイル前後が合う馬でここはベストと言える条件。
持続力の高い馬で相手が強いほど真価を発揮する。

ベスト条件のユビキタスも大崩れなさそうだが、少し一本調子な面があり古馬に厳しくマークされた時の不安は残る。

◎06.エスケーカントリー
○14.アドマイヤスバル
▲11.ユビキタス

ワイド:◎○、◎▲各2,000円
馬単:○▲1,000円

武蔵野Sの回顧

1着はジェイドロバリー産駒のキクノサリーレ。5番人気の3歳馬ながら速いペースを先行しての優勝と力のあるところを証明してみせました。フェブラリーSと同じ東京競馬場のダート1600mだけに今後の動向にも注目したいですね。騎手は、後藤 浩輝。調教師は、吉田 直弘。

2着はヘネシー産駒のサンライズバッカス。斤量58kgを背負いつつ追い込みの競馬に徹しての2着と地力のあるところを見せました。しっかりと実績馬らしい好走を見せたことでG1レースに向けての弾みをつけたと言えるでしょう。騎手は、佐藤 哲三。調教師は、音無 秀孝。

3着はアグネスデジタル産駒のユビキタス。1番人気に支持された3歳馬で正攻法の番手競馬で3着という結果でした。それでも差のない競馬をしたということで及第点のレースと言えるのではないでしょうか。騎手は、安藤 勝己。調教師は、鈴木 伸尋。

3連単は2万程度の配当と堅い小波乱でした。いま構築している競馬必勝法では、100万馬券も視野に入るように設計しています。

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