小倉2歳ステークスまとめ
2021/09/03
競馬予想をやる理由は自分の考え方1つで成果が変わってくる面白さにあります。
経済の専門家が良いトレーダーにはならないように競馬の知識だけが勝敗の決め手にはならない。
どう知識を扱えば自分自身の利益になって返ってくるのか。
このプロセスを追求することこそが投資の本質なのです。
だから、知識があるだけの専門家=良いトレーダーという図式が成り立たない。
競馬新聞というアナログからインターネットを介したデジタルツールに移行期は宝の山でした。
今までになくデータが充実したことで導入が早い人ほど見過ごされた実力のある穴馬を掘り当てられたからです。
その時期は終わり、とうとう自分自身の能力という強みを武器にする時代がやってきました。
よく考えれば人気通りに好走する確率が高い競馬で予想力だけで勝負するのは矛盾ではないでしょうか。
これは十分に予想されているということですから、予想力だけというのは控除率の影響力が強くでてしまう。
人並みに以上の予想力を求めることは重要ですが、それだけでは利益が生まれるとは限らない理由がここにあります。
元AKBのこじはるが2年連続で勝てたのはレース展開などのディープな予想をしなかったからでしょう。
それにより強みを損なわず済んだのだと思います。
彼女は現実主義なようで鋭い取捨選択を見せることがある。
その率が高くなくても十分に勝てるのはJRAにスケールメリットがあるからです。
もし、下手に予想していたらマイナスだったかもしれません。
たった1つの行動で成功を呼び込むことができれば台無しにすることもできてしまう。
勝利のプロセスを手に入れるのに必要なのはたった1つだけ。
それは負けを友にできる器量です。
負けっぱなしで何もやらないのなら成長はありません。
しかし、これができる人は脳科学で見ると圧倒的に少ないことが分かってきました。
人間は進化の過程により負けを恐れるネガティブな思考構造を持つようになったからです。
このせいで意外と近くにあるにも関わらず負けることを無意識に避けることで遠い存在のように錯覚してしまう。
こういった人間が持つ弱点をどう克服するかを体験を交えて伝えていければと思います。
Contents
2020
レースラップ傾向
決着タイム予測:1.09.0(良)
例年スタートからの3ハロンタイムは33秒台前半と速くなるためスピードタイプが優位になりやすい。
馬場も荒れてくる頃なのでスタミナ面で優位な1400mタイプを軸馬として見極められるかポイントになる。
エージェント馬体診断
キンシャサノキセキ産駒カイルアコナは仕上がり良く出走できる。
Shamardal産駒のトリプルエースは、前走から上積みが大きくパフォーマンスアップが見込めそうだ。
投資競馬をしている皆さんが期待する「1E」馬の馬体は上積みこそないものの十分維持できているので引き続き注目ですよ!
予想ポイント
未勝利から1着になる馬の勝率が良いため2戦のキャリアは返ってプラスに働くと見て良さそうだ。
ただし、前走1番人気に支持されている馬が条件になることに注意したい。
人気馬が好走しやすいが穴馬を狙うなら新馬からパフォーマンスを上げてくるタイプが好走しやすい。
新馬組は中4週以上のローテーションで出走する馬の好走率が高い傾向にある。
人気馬では4コーナー3番手以内で競馬する王道の好位タイプから軸を選びたいところ。
過去のレースでは能力が乏しい馬が差しで入線しているイメージもあり基本は好位タイプが狙い目になる。
2016
小倉2歳Sのデータ傾向を予想に役立てよう!
人気馬が順当に走る
スピードの優劣がはっきりしやすいスプリント戦ということもあり1~3番人気は好走率が高い傾向でした。
狙い撃ちに成功した単勝万馬券のオーミアリスはいるものの、基本的には人気サイドの馬が勝つことを想定したいですね。
とりあえず人気馬から穴目に流すのが基本的な馬券戦術と言えそうです。
前走の人気に注意
前走で人気にならないような馬の好走率は一貫して低い傾向にあります。
もし勝ち負けするような馬を狙いたいのなら前走1~4番人気になっている馬から選ぶべきでしょう。
立て続けに伏兵が好走するパターンはあまりないと考えたい。
先行馬を狙え
小回りコースということもあり前走から先行して勝っている馬を狙うのが無難ですね。
よほど逃げ先行馬が集中しない限りは好位から運べる馬を重視したいレースです。
小倉2歳Sレースラップ比較
基本的に純粋なスピードの持続力勝負になりやすいレースで資質が問われやすいと言えます。
こういった点から人気馬が結果を残すデータ傾向に矛盾がありません。
まだデビューした馬が少ないため先につながらないケースもよく見られます。
まずは天性のスピード馬がいるか探していくことが的中への近道と言えそうです。
そこで軸馬が見つからなければ差し決着を初めて考えればいいでしょう。
スタートからの3ハロンは33秒台後半で推移していくことが多くダッシュ力も求められてきます。
2015
予想オッズ1番人気シュウジは、キンシャサノキセキ産駒でデビュー戦から逃げて2連勝。いずれも中京競馬場で芝1400と1600mでのものだった。前走で勝利した中京2歳S(OP)の勝ち時計は1:36.0。特に目立つ時計ではなく価値が高いわけではない。
右回りの小倉競馬場に変わり距離も初の1200mに短縮されレース条件は様変わりする。他に速い馬が多いことから今まで同様に逃げられない可能性が高い。差す競馬で能力を発揮できない可能性も考えられ人気の割に初物づくしで死角が多い。こういった点から馬券の軸にする価値が高いとは言えない。
中京2歳Sで5着だったコウエイテンマは、今回と同じレース条件のフェニックス賞を0.8秒差で快勝している。勝ち時計1:09.3は目立つものではないが余力があっただけに短縮できる可能性は十分。カジノドライヴの初年度産駒で血統的に未知数な部分はあるだけに底を計りづらい1頭と言えそうだ。
デビュー戦でシュウジに0.3秒差で負けたレッドカーペットは次戦で時計を短縮して未勝利を快勝している。デビューとは違い自ら速いペースで逃げての楽勝だけにシュウジと決着がついたと考えるのは早計だろう。初の1200mが良い方にでれば逆転の可能性は残されている。
小倉2歳ステークスは、小倉競馬場の芝1200mで行われる2歳限定の重賞レース。キャリアの浅い2歳馬たちのレースということもあり波乱になることは珍しいことではない。地理的に関東馬の遠征が少ないため関西馬が集まるレースになりやすい。この時期は九州産を限定としたレースもあることで知られている。7年の公開予想でプラスにしてきた競馬理論を元に好走する可能性の高い馬を特定していくので楽しみにして欲しい。
小倉2歳ステークスまとめ
こうしてみると小倉2歳ステークスの人気馬には死角があり波乱の要素は残されている。中京競馬場での力関係がオッズに反映されており小倉競馬場でそのまま決まると考えるのは危険だろう。スタートから速いペースになる芝1200mということもあり未経験の馬は割り引いて考えるのが妥当だと考えている。
2014
小倉競馬場の芝1200mで行われる重賞レースの小倉2歳ステークスをチェックしていきます。
小倉2歳Sの出走馬分析
出走予定馬も含まれています。
レオパルディナ
筋肉質でパワーあふれる仔を多く輩出しているスニッツェル産駒。やはり硬さは目立つが、アウトラインはキレがあって差しに回って対応できそうな下地を持ち合わせている。トモ発達具合も良く時計が掛かってくれば良さが生きてくる。
仕上がり:★★★★☆ A
タガノヴェルリー
体格は小さいがガッチリしており線の細さは感じられない。まだ幼さを残しており、どう成長していくのか見えてこない。短距離を走るほどの軽快さはなく、行く行くは距離を伸ばしていった方がいいのかも知れない。
仕上がり:★★★☆☆ B
スノーエンジェル
牝馬らしく線の細い所があるものの筋肉質な仔が多いスウェプトオーヴァーボード産駒にしてはセンスを感じさせる体つきをしている。良い意味での緩さがありマイルぐらいまでなら対応できそう。ここで好走できれば将来性ありと見たい。
仕上がり:★★★☆☆ B
デイドリーム
初戦はスピードの違いで勝ったが、キレのあるアウトラインから控えても脚を使えそうな馬。まだポテッと芯が入りきっていないものの距離の融通性は利きそうで将来性を感じさせる。
仕上がり:★★★☆☆ B
2013
小倉2歳ステークスの予想はページ下部に掲載しています。
さらに突っ込んだ話は、「重賞レース分析」などを掲載している【メールマガジン】で!
小倉2歳ステークス 出走馬診断
■評価尺度:良 S ⇔ D 悪
ベルカント
父サクラバクシンオー 母セレブラール(ボストンハーバー)
サクラバクシンオー産駒らしい前傾姿勢で典型的なスピードで勝負するタイプ。
走りや血統からワンペースな印象もするだけに意外と奥がないかも!?
評価:A スピードあり
ラブリープラネット
父ダイワメジャー 母ランペルティーザ(トワイニング)
コンパクトな馬体ながら欠点がなく総合能力で勝負していくタイプ。
自分の能力だけは毎回走ってくれそうな印象。
評価:A 安定
ホウライアキコ
父ヨハネスブルグ 母ホウライサンデー(サンデーサイレンス)
母の良い影響があってか、父のゴツさが全くなく繊細なシルエットをかもしだしている。
飛節や繋ぎにバネを感じさせる馬で逃げなくても競馬ができそうだ。
評価:A 素質あり
ベルルミエール
父スウェプトオーヴァーボード 母フレンチビキニ(サンデーサイレンス)
筋肉の収縮力が強く硬く映るぐらいだが、脚下が繊細でアンバランスに見える。
馬場は問わず走れそうだが時計勝負向きか言えば微妙なところ。
評価:A 順調
小倉2歳ステークス
予想公開は諸事情により不定期更新となっています。
事前告知なく更新されない日がありますが予めご了承ください。
更新される時は、レース発走15分前後までに公開されます。
◎7.ハッシュ
牝馬ながらデインヒル系のたくましい馬体でパワーを感じさせる。
特にスネの筋肉が目立つ馬で馬場問わず走りは安定してそうなタイプ。
未勝利の内容・時計ともに悪くなく低評価なら狙ってみたい。
2012
小倉11 小倉2歳ステークス
◎11.マイネヴァイザー
400kg台の小柄な馬が重馬場1:08.6で快勝した意義を重要視。
走りやすい良馬場なら時計短縮も可能と見る。
○09.エーシンセノーテ
▲05.マイネルエテルネル
×3,4,6,7,13
新潟10 稲妻特別
◎14.エバーローズ
前走の勝ち時計54秒は破格。
斤量4kg増が相当応えない限りは昇級でも平気だろう。
○05.アポロノカンザシ
×3,9,12
新潟12 新発田城特別
◎12.エパティック
前が壁になった前走で追えたのは正味200m。
それで0.1秒差の2着ならペースの速い内回りの方がレースは楽になる。
圧勝経験のある条件に変われば勝機。
○14.ゴーゲッター
×2,3,17
小倉2歳ステークス分析
エーシンセノーテ
フレンチデピュティ産駒にしては、筋肉量は少なく薄めだが馬体バランスが良い。
伸びのある馬体でスプリンターの印象はないが安定して力は発揮できそうだ。
評価:A 好馬体
トルークマクト
小柄ながら背中や筋肉がしっかりしており成熟度は高い。
生粋のスピード勝負は微妙だけに一雨欲しいか。
評価:B 状態良し
マイネルエテルネル
短背で筋肉隆々のいかにも短距離馬の相が色濃くでた馬体。
将来的にはダート1000mが主戦場になっていそう。
評価:B 短距離馬
マイネヴァイザー
バランスは良いが特に強調する所のない馬体。
小柄で頼りなさが残るだけに一回り体が大きくなって欲しい。
評価:B 成長途上
メイショウユウダチ
スラリと細身に見えるが、出るべき所は出ていてメリハリが利いている。
ガチムチのダート馬といった印象はなく芝でもやれそうな雰囲気。
評価:A 芝OK
なぜ2歳戦は短距離中心なのか
圧倒的な強さを見せつけた三冠馬ナリタブライアンの頃は外厩というほどの設備がなく厩舎で仕上げる方針が多かった。
それだけにレースを調教の代わりにする需要もあって短距離が多かったのではないかと考えてきた。
実際ナリタブライアンの2歳で芝1200mを3回も使っており、そういった経緯を感じさせる。
そのあとは距離が伸びるにつれ強さを見せつけていったのは意外と2歳戦を有意義に過ごした証と言えるのではないだろうか。
いまでは外厩があるため中距離を増やそうという動きが見られるようになってきた。
これからも競馬はドンドン様変わりしてことだろう。
2011
競馬で負けていて何の改善も考えていない人はギャンブル中毒の恐れがあります。いますぐ馬券を買うことをやめて下さい。もしそうでなく単に何もする気がないだけであれば問題はありません。しかし、その状態を常にキープしていることに危機感を持たなければ前進することはできないでしょう。
私は競馬で勝ち始めてから素直になることができました。これはまわりの人間に恵まれたから良かったですが初めから素直になっていればもっと早い時期に勝てていたかもしれません。競馬予想では必要なことを確実にこなしていくことが求められてきます。年間でどれだけレース映像を見ているか分かりません。
確実に数千レースは見ています。これを楽しんでできる人がいるなんて私は羨ましい。はっき言って私は苦痛でしかありません。この部分を少しのお金で変わってもらえるなら喜んで支払います。わざわざ苦痛になることを進んでやれるほどデキた人間ではありません。私の競馬理論はほとんど人間関係からもたらされたものばかりなのを見てもそう思います。
小倉2歳ステークス
相馬に定評のある元牧夫のマキバオーが、競馬ブックのフォトパドックを元に出走馬の馬体を評価します。写真は一週間前のものなので悪い評価でも当日では良化している場合があるので参考程度に。
▼キンシツーストン
四肢にまで力が入りパワー十分の体つき。
トモに甘さが残る現状だと芝なら時計が掛かる馬場がいい。
馬体診断:★★★☆☆
▼ゴーイングパワー
脚は少し弓気味で全体的にパッとはしない。
持ち前のスピードだけで走ってしまうタイプで奥はなさそう。
馬体診断:★★★☆☆
▼マコトリヴァーサル
体には柔らか味がありバネを使えるタイプ。
一介の逃げ馬ではなく差しに回っても競馬ができそうだ。
馬体診断:★★★★☆
▼ヴェアデイロス
体格が小さくコンパクトな造りだが安定感のある体つき。
奥はないが自分の力だけはしっかり発揮できるタイプ。
馬体診断:★★★★☆
2010
小倉2歳ステークス予想
競馬で勝てない人のどれだけが努力をしているのでしょうか。競馬新聞やJRA-VANのデータを見て予想することが努力でしょうか。参考書を買って勉強すれば結果に反映されます。それは正しい努力であることが誰の目にも明らかだからです。しかし、競馬では何が真実か分からず、いま使われている競馬予想法も競馬新聞社に都合よくできたものです。
あなたはいまの予想以外の方法を考えたことがあるでしょうか?なぜか競馬新聞やJRA-VANがないと競馬で勝てないような刷り込みがあるようですが、そんなことはありません。実際に競馬で勝っている人たちほど従来の予想法に依存していないことがkeibasite.comの調査で明らかになったからです。
つまり、競馬新聞やJRA-VANは便利がゆえに一般大衆に広がることで、その価値がオッズに反映されてしまっている。オッズは素人が作るのではなく、こうした価値ある情報が作っているのです。だからこそ、そこから脱しない限り収益性の高い馬券法を構築することは叶いません。
◎07.スギノエンデバー
派手さはないものの、好位で我慢してGOサインがでるとスッと反応して快勝したデビュー戦から非凡なセンスを感じさせた。
時計は良くないが、Aコース最終週のもので悲観する必要は全くない。
叩いた上積みがあれば時計は詰められるだろう。
○08.ブラウンワイルド
この時期の早熟馬にありがちがスピード一辺倒の馬。
通用しなくなるまでは信頼して買いでいい。
▲03.モアグレイス
△14
払い戻し
3連単:23,440円
小倉2歳ステークス分析
▼シゲルキョクチョウ
一切の無駄肉がなく質の良い筋肉をまとったアスリート志向の高い馬体。
力の入った前傾姿勢から先行力があるのはうなずける。
完成度が高く隙のないスプリンターと言えるだろう。
▼ジンクアッシュ
アグネスタキオン産駒にしては四肢がしっかりして筋肉もたくましい。
バランスのいい好馬体から欠点が見当たらず堅実に走るタイプだろう。
既に完成度が高く馬場問わずの走りが期待できる。
▼スギノエンデバー
皮膚の薄さと血色の良さから相当夏場が合っているのだろう。
サクラバクシンオー産駒らしい胴詰まりの筋肉質な馬体は安定感十分。
▼ドレッドノート
手先が軽くバネを感じさせる立ち姿は父のメイショウオウドウを彷彿とさせる。
シャープなアウトラインから気性が良くなれば鋭い決め手を使えそうなタイプ。
とことん軽さを感じさせるタイプなので時計の出る馬場でこそというイメージ。
▼バラードソング
骨格のしっかりした馬体は、いかにも欧州型のタフさを醸し出している。
正直、野芝より洋芝の方が合ってそうなタイプで1200mも短い印象を受ける。
一雨ない限りスピード競馬では苦しいだろう。
▼ブラウンワイルド
ダート馬が多いワイルドラッシュ産駒らしく非常にパワフルな体つき。
産駒では希少なクッションの利いた繋ぎが芝への対応を可能にしている。
2戦目でパフォーマンスを落としたあたり使い込むと硬さの出るタイプかも知れない。
▼ムジョウ
ファルブラヴ産駒にありがちな欧州型の馬体を見事に踏襲している。
パワー型で硬めに映るがトモはしっかりしており芝への対応は可能だろう。
野芝なら雨が降って時計が掛かって欲しいところ。
2009
2歳重賞レースの激走穴馬を狙い撃つ!
小倉2歳ステークス
持続型のマイネルカリバーンは小回りでの一変に期待したい。
アッサリ負けた2戦はいずれも上がりの競馬で決め手不足を露呈している。圧勝した未勝利では前傾ラップで圧勝した通り一本調子のスピード持続型で小回りはおあつらえ向きだろう。タメる競馬を示唆してるのは気になるが小細工しないほうが持ち味は生かせるように思う。デュランダル産駒だが末のキレる父の面影が全くないのは面白い。
◎マイネルカリバーン
単勝:3,000円
複勝:7,000円