第67回 朝日杯フューチュリティSでリオンディーズが人気になる理由

      2017/02/23

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母に日米オークスを制した母シーザリオを持つキングカメハメハ産駒のリオンディーズは、菊花賞ジャパンカップを勝ったエピファネイアを兄に持ち、母は日米のオークス優駿牝馬を制したジャパニーズ・スーパースターと絶賛された。

デビュー戦を楽勝したとは言え予想オッズで2番人気はやりすぎではないかと思う方もいるだろう。果たして正当な評価と言えるのか朝日杯フューチュリティステークス予想の前に考えておきたい。

伝説の新馬戦だった?

楽勝で負かした相手であるピースマインドは、次走の未勝利で6馬身差の圧勝というパフォーマンスを見せ、3着アドマイヤダイオウも同じく楽に未勝利を勝ち上がっていることが分かった。そう簡単な相手に楽勝したわけじゃないぞ、と分かってきており相当な素質馬である可能性が高いのである。

伝説の新馬戦とは、皐月賞馬アンライバルド、日本ダービー2着馬リーチザクラウン、牡馬顔負けの名牝ブエナビスタ、菊花賞馬スリーロールスが出走したレースを指している。そんなレースは滅多にないので伝説視される多くのレースは大体期待外れで終わることも多い。

リオンディーズは買いか

1勝馬でG1レースを勝つのは頻繁に起きることではない。近年では、名牝ビワハイジの仔であるブエナビスタやジョワドヴィーヴルが阪神ジュベナイルフィリーズを制しているが牡馬になると事例が見当たらない。

牡馬になるとマイル戦がクラシックに繋がるという傾向が薄れるため近年では敬遠されることも多い。やはり1勝馬なら無難に皐月賞と同じ2000mや日本ダービーが行われる東京競馬場というのが無難な選択肢だからだ。

それだけにリオンディーズの挑戦は決して楽なものとは言えない。未勝利からなら2000年に勝ったメジロベイリーがいるものの1戦1勝の牡馬で制したというのは近年では見当たらない。2~3着でも見当たらないことからリオンディーズの素質に期待するなら頭で買うべきだろう。

2005年オークス優駿牝馬で死闘を演じたエアメサイアとシーザリオの仔たちが10年後の朝日杯フューチュリティステークスで対決する日が訪れようとしている。

オークスではシーザリオの末脚が一枚上手だったが、その後のエアメサイアも秋華賞を制する活躍を見せている。サンデーサイレンス逝去後のアイドリームドアドリーム牝系はイマイチな印象だったがキングカメハメハとの血統配合でようやく日の目を浴びる素質馬エアスピネルが誕生したように平坦な道のりではなかった。楽な手応えでデイリー杯2歳Sを圧勝し2連勝で迎えるG1レースでも1番人気は間違いない。

対するシーザリオの仔であるリオンディーズはデビュー1勝からの挑戦となる。そのデビュー戦は、相手が弱かったということもあり過信できないものの終始余裕のあるレースで楽勝を飾るなど、こちらも菊花賞ジャパンカップを制した兄エピファネイアに劣らない凄みを感じさせるレースぶりであった。

ただ出走するだけでなく、全く底を見せていない有力クラシック候補同士の対決構造もある。近年にはない好カードぶりに競馬ファンなら熱くなって当然のレースだろう。もしかしたら今年の一番の名レースになる可能性も十分にありそうだ。この2頭が圧倒的なパフォーマンスを見せるようなら、この2歳世代が古馬勢を飲み込む活躍をすることも考えられる。

やはり競馬は対決構造があってこそだなと今の時代だからこそより実感できる。ぬるい騎手たちの競馬ごっごはそろそろ止めにして熱さのあるバトルを見せて欲しい。

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