ほとんどの人が真実にたどりつけない決定的な理由
2021/04/12
あなたは「自分とは異なる意見」に対して、どのような態度を取っているでしょうか?
あまり成果の上がらない人は「すぐさま反対意見」を述べ「説得にかかる」傾向がみられます。これを「自己正当性」のマインドセットを呼びます。
自分が正しいと思い込んでしまい、その結果は物凄い間違いを犯してしまい最悪逮捕され仕事を失ってしまうケースがネットで急増してきました。
ある人は確認の取れない情報で犯人と断定したり、ある人の根拠のない話にで法律違反を犯してしまう。
実はネットと投資は相性があまり良いとは言えません。ネットをやる人は感情全開でツイッターなどのSNSをする人が多いからです。
こういう質の低い感情に慣れてしまうと何が真実か分からなくなるのが実に恐ろしい。あとで逮捕された人ほど何でこんなことしたのかと涙して思うそうです。
このマインドを持つと対立構図を生みやすくなります。そしていったん対立構図を生めば、相手は「自分と意見が違う人」として構えて見てくるようになる。
その結果、プライドもあって引けなくなり「論理より感情論」を地で行くようになります。
特に「ロジカルシンキング」を覚えたての「自称・論客」がこの罠に陥りやすい傾向が見受けられます。
ロジカルシンキングは「論理」を盾にバッサバッサと切っていけるため、主張する側は正しいことをしていると快感を得やすい。
しかし、時に鋭いナイフに似て相手の気持ちもバッサバッサと切りつけてしまう。その結果、無用な感情論を引き起こしてしまうことも少なくありません。
もし、あなたにそんな局面が多いなら、例えどんなに的外れの意見だと感じても、いったんは「なるほど」「そういう考えもありますね」と受け入れる「和合」のマインドセットを持ってみてください。
そして「反対する」「議論する」のではなく「より良いプランに磨き上げるにはどうしたら良いだろうか?」というスタンスになると今までに見えなかった道が開けることがあります。
特に投資や競馬では何が正解かハッキリしないことの方が多いもの。もし正解を得ても変化していくのが当たり前なので「自己正当性」に陥ると自己成長がストップしてしまう。
すべてにケチをつけるような人になったら全てオワリです。あとは人にグチグチと不快な言動するだけの悲しい生き物として過ごしていくことになる。
仮想通貨は儲かりますと言われたらどうしますか?私なら、そうなんだ!じゃあ、一体どういうシーンで利益がでてくるのかな、と考えます。
そこで浮かんだ疑問の解を探していくマインドになる。まず仮想通貨は日本ではほとんど使われていない。つまり、現実的な需要がないのに日本の売買量は世界トップクラスになっている。
これはバブルで多くの人が群がっている投機であることが分かるようになります。こうした投機の世界で儲かる人は決まっていて資金力があって仕掛けられる人だけです。
あなたが有数の資産家なら買ってみる価値はあります。そうでないのなら、仮想通貨で一発大きく稼ぐぞとなればアッサリと全資産を失いかねないでしょう。
これはFXでも同じこと。上がった下がった理由が分からないのに取引しても運だけが勝敗を決めているのでヤバくなる確率の方が高くなります。