第51回 小倉記念は3歳馬ベルーフが時代を変えるのか

    2017/02/23

近年は堅い決着となっている小倉記念は、夏のハンデキャップ重賞レースという点から見ると荒れるレースと考えておきたい。あまり3歳馬が活躍するイメージはないものの、近10年で出走したのは2頭だけであり出走自体が少ない傾向がうかがえる。

関西馬が強い

もともと関東馬が遠征するには負担が大きく出走自体が少ない。特に消耗しやすい夏場ということを考えれば出走を控えるのは当然だろう。今年の美浦から出走登録しているのはディープインパクト産駒マローブルーのみとなっている。しかも体力的に不安のある牝馬であり、この恵まれたとは言えない条件に出走してくるからには勝算あってのことだろう。慎重な堀厩舎ということもあり51kgというハンデだけで決めたとは考えにくい。

3歳馬ペルーフの可能性

3歳で2着したラブリーデイは、今年の宝塚記念を勝つほどの素質馬だった。そういった対比で見ると通用の余地はなさそうに思えるが、出走前の実績おいてラブリーデイは重賞2着が最高だったのに対しベルーフは重賞レースを勝っている。特に消すような決定的な材料はないことから馬券の末席には加えておくべき馬と言えるだろう。

小倉記念の出走馬診断

ベルーフ

馬体に芯が入ってきたことで姿勢がしっかりしてきた点は評価できる。もっと枝の長い体形なら大成できたと思うがG3なら十分勝負していける馬だろう。すでに完成の域に入ってきた印象もあり古馬との差は感じさせない。
充実度:

メイショウナルト

往年の勢いは感じさせず上積みは見込めないがデキ自体は悪くない。
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タガノグランパ

ポテンシャルは高いが関節の可動域が狭く能力を出し切れない。適正はあってないようなもので距離というよりもペースが水に合うかどうか。
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ウインプリメーラ

牝馬らしい繊細なシルエットをしているが細くなった印象はなくデキはキープしている。ステイゴールド産駒らしいカン性の持ち主で上手く歯車がかみあえば牡馬相手でも関係なさそうだ。
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パッションダンス

前駆が勝った体形でディープインパクト産駒にしては弾けられない。そこそこ走るスピードはあるだけにダート転向の視野に入れて欲しい馬。真面目に走る馬なのでダートに慣らせば期待できそうだ。
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ノボリディアーナ

フレンチデピュティ産駒にしてはキレのあるアウトラインをしておりタメれば良い脚が使えそうなのは実際はそうなっていない。フレンチ特有の四肢の強靭さが裏目に出てしまっている感じか。そういった点から距離適性の幅は実績通りで納得がいく。
充実度:

激走穴馬ウインプリメーラ

買い材料という点では狙いやすいのがウインプリメーラ。前走は正攻法で勝ちにいく競馬で4着と重賞レースと距離のメドを立てた。今回は平坦コースでスピード優位の小倉競馬場に変わることで牝馬らしい手先の軽さをフルに生かせるはず。

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