関屋記念まとめ
2022/07/19
Contents
2021
エージェント診断
アンドラステ
使いつつ体は締まりメリハリのある申し分ない仕上がりにある。持ちタイムは心細いが対応できる下地はある。
ソングライン
必要最低限ムダのない馬体なぶん仕上がりは早い。本質的にマイルはやや長く感じる体形でペースアップするシーンでは過信できない。
カラテ
メリハリがあり太目感なく仕上がっている。ただ、硬さがある馬なのでカチカチの馬場だと割り引いて考えたい。
ロータスランド
ロベルトのインブリードがある馬で筋力の強さが強調された馬体は血統通り。
幸い脚下にバネ感があるのでそれなりに脚は使える。ストライクゾーンは狭いがハマる所では格上でも走れるイメージ。
シャドウディーヴァ
ストライドが大きい馬なので新潟外回りコースはピッタリ。意外と上積みはないがデキはキープしている。
グランデマーレ
トモが抜群の良いのに対し前躯が硬いぶん走りにアンバランスさが生まれる。
前躯の効率が悪いぶん時計を更新していくようなシーンでは重視しづらい。
パクスアメリカーナ
馬体に陰りはなく仕上がりも使っていた頃と遜色なし。あとはメンタリティ次第なのでヒモには入れておきたい。
2015年
近年は意外と堅めに収まって傾向が変わってきたのだろうか。毎年のように力関係が入れ替わるカオス路線なだけにたまたまの結果ということもありそうだ。ここ2年は、マイルチャンピオンシップを勝ったダノンシャークや天皇賞(秋)やドバイ圧勝のジャスタウェイなどG1馬を輩出しているが、いずれも2着で終わっているのが一筋縄ではいかないレースだということを物語っている。2015年の関屋記念はどういう結果になるか慎重に見極めて穴馬を探していきたい。
外枠でも不利なし
2004?2010年までは2ケタ馬番が2頭は絡んでいた。近年の2ケタ馬番は1頭は絡む程度だが大きな不利はないと考えていい。近年で見られる内シフトの傾向は見逃せないものの、外枠だからと言ってスパッと消していくと痛い目にあいそうだ。比較的イーブンな舞台であるがゆえ枠順だけでは狙いが絞りづらい。
高速時計で決着
2001年のリニューアルから最も遅い勝ち時計で?1:32.9”という高速馬場の中で行われるレースである。雨が降らず馬場状態が最も悪い時で稍重までということも影響しているが平坦かつ直線が長いコースが1番の理由だろう。大回りで加速しやすいコースなので脚を余す心配も少ない。
追い込みが利く
脚をフルに使い切れるコースらしく差しや追い込み馬でも十分に活躍できる。近年は先行馬の好走が目立ってきてはいるものの特に有利な印象はなく脚質で悩む必要はない。能力と適性があれば好走できる舞台だけに、ある意味では見る目が問われるレースと言えるのかも知れない。
レッドアリオン好走の可能性
前走で再びスタートの悪さがでておりイマイチ流れに乗り切れない馬という印象が強い。ただ、この関屋記念は出遅れもロングスパートでカバーできる舞台なので騎手の腕はさほど問われないのはいい。先行したり追い込んだりと自在性のある馬だけに巻き返しの可能性は十分にあると考えて良さそうだ。あとは夏場の経験が少ないだけにクソ暑い中デキを維持できるかがポイントになりそうだ。
関屋記念
関屋記念は、新潟競馬場の外回り芝1600mで行われる重賞レース。無駄に長い直線は、ここでしか走らない馬を生み出すこともあり適性が問われやすいレースと言える。追い込みは届きやすいものの前も止まらないだけにペースを勘案して狙っていく必要がある。7年公開予想で勝ち続けた競馬理論を使い激走穴馬を特定いくので楽しみにして欲しい。
第44回 関屋記念はヤマニンエマイユで評判を上げるアップ
今回の出走馬の中で唯一の牝馬ヤマニンエマイユを狙う。鉄砲はソコソコいけるクチで左回りは得意。牝馬ながらタフな面を持ち合わせており、馬場が悪化して前が速く流れれば持ち前の持久力が生きてくるはず。
第43回 関屋記念はタマモサポートであなたを支援します
その流れで狙いたいのはタマモサポート。小差の3着だった東京新聞杯でのラップは、まさしく淀みない平均ペースでの好走で評価できる。
2014年
新潟競馬場の芝1600mで行われる重賞レース関屋記念をチェックしていきます。
関屋記念出走馬分析
出走予定馬も含まれています。
マジェスティハーツ
ムラ駆けのハーツクライ産駒。前走の中京記念では、陣営はデキに不安を持っていたものの3着に好走。外観的には問題は見られず今回も力強い立ち姿から問題はないように見られる。同馬としては夏は好まないのかも知れないのでパドックなどで気配は引き続き注意しておきたい。
仕上がり:★★★★☆ A
ダノンシャーク
ディープインパクト産駒の有力馬。上半期は降雪の影響が大きくローテーションに狂いが生じたが安田記念では本来の走りを取り戻している。じっくりと調整が続けられた今回は本来の活気ある外観を取り戻しており仕上がりは順調と言えそうだ。
仕上がり:★★★★☆ A
エキストラエンド
いまいち伸びきれないディープインパクト産駒。馬体を大きく見せながらもアウトラインはスカッと仕上がりは良い。安定した立ち姿から伸びしろは疑問も自身の能力は発揮できそうだ。骨格だけ見ると雨がダメという印象はなくケースバイケースで考える必要がある。重馬場になると走りのバランスが良くない。
仕上がり:★★★★☆ A
ショウナンアチーヴ
希少なショウナンカンプ産駒で古馬の中に入ると完成度では見劣るもののトモは充実しておりデキに関しては問題はない。スピード色の強い血統だが馬体の造りにはノビがあり距離は延長しても対応できそうな下地を持っている。ここで通用するかは古馬との力関係がカギとなってくる。
仕上がり:★★★☆☆ B
クラレント
コンスタントに活躍しているエリモピクシーはG1レースの勝利まで手が届いていない。やや活気に陰りが見られるが馬体そのものは維持しており好調キープといったところだろう。精神力の強い馬でも中京記念と安田記念はタフな馬場の中で走っており走ることに嫌気が差していないかが心配。調教やパドックでは活気があるかをチェックしたい。
仕上がり:★★★☆☆ B
タガノブルグ
まだ気が入ってない感じも何時になくゆったりとした姿勢でスピード馬という印象はなくなりつつある。少し厚めの仕上がりなところが久々を感じさせるが毛づやは良く体調は良さそうに見える。ヨハネスブルグ産駒は仕上がりは早いが変わり身を見せることもあり決して早熟な種牡馬ではなく侮りがたいものがある。
仕上がり:★★★☆☆ B
2013年
新潟11 関屋記念
予想は諸事情により不定期更新となっています。
事前告知なく更新されない日がありますが予めご了承ください。
更新される時は、レース発走15分前後までに公開されます。
◎1.レッドスパーダ
馬体の完成に時間がかかった馬で馬体面の衰えはない。
前走はブリンカーの効果もあって走りに活気が見られた。
レース上手だけに内枠を生かしきった走りなら。
○12.ドナウブルー
ここを目標にしたローテーションで外せない一頭。
昨年に勝った時ほどの勢いはないが大崩れはしない。
▲7.ランリョウオー
トモがピリッとせず前走の荒れ気味の内馬場は応えたか。
平坦の左回りはベスト。相手なりに走る馬で人気が下がれば狙い。
☆14.ヤマカツハクリュウ
馬連:1?12(1000円)
ワイド:1?7(1000円)、7?12(1000円)
ワイド:1?14(500円)、12?14(500円)
関屋記念 出走馬診断
■評価尺度:良 S ⇔ D 悪
ドナウブルー
父ディープインパクト 母ドナブリーニ(ベルトリーニ)
一回り引き締まって昨年の出走時とそん色ないデキに仕上がっている。
冴えない成績も外観だけで言えば劣ることはない。
評価:S 昨年並み
フラガラッハ
父デュランダル 母スキッフル(トニービン)
薄い皮膚に引き締まった筋肉から状態は良好そのもの。
硬い面があるので力のいる馬場の方が合う。
評価:A 順調
ミッキードリーム
父キングカメハメハ 母フローリッドコート(サンデーサイレンス)
一頃よりトモの具合が良くなったことで前回の好走に繋がったようだ。
濡れたように薄い皮膚から好調はキープしている。
評価:A 順調
ジャスタウェイ
父ハーツクライ 母シビル(ワイルドアゲイン)
無駄に胴長すぎる体形から新潟競馬場の外回りはピッタリ。
とてもマイルを走る馬には見えないがコース適正でねじ込んでくるか。
評価:A 仕上がり良好
レオアクティブ
父アドマイヤムーン 母レオソレイユ(オペラハウス)
背中が強くなったことで短距離向きの決め手に磨きがかかった。
最後は確実に良い脚で突っ込んでくるだけに人気は下がらない。
評価:A 順調
レッドスパーダ
父タイキシャトル 母バービキャット(ストームキャット)
8歳馬らしく軸の定まった姿勢で好感度が高い。
皮膚感や筋肉の張りも良く衰えは未だ見られない。
評価:A 順調
2012年
関屋記念
評価ランクは、S?Dの5段階。
エアラフォン
相変わらず安定感のある馬体で良い意味で状態は平行線。
今回もこの馬なりの走りが見られるはずだ。
評価:A 平行線
エーシンリターンズ
前走24kg増えても太い印象は全くなかった。
それだけに上積みはどうかも体つきは変わらず良好だ。
評価:B 太め感なし
トライアンフマーチ
キ甲がグッと抜けて力強いし、皮膚も薄くデキは更に上昇している。
もう少しトモがピリッとしてくるようなら更に良い。
評価:S デキ十分
ドナウブルー
この馬なりに幅のある体つきで一頃より安定感がある。
仕上げに手間取らないタイプで明け初戦から注意が必要だ。
評価:A 平行線
ミッキードリーム
相変わらず硬めな体つきで速いアクションが出来ていない。
それだけに直線の長い新潟コースはおあつらえ向きなはずだ。
評価:B やや硬め
メイショウカンパク
グラスワンダー産駒にしては、個々のパーツが小さめで繊細なタイプ。
体つきから良馬場の平坦コースがベストに思える。
評価:B デキ良好
レインボーペガサス
体は細く映るくらいスカッとした仕上がりに映る。
大きく見せる方が走るので、その点が逆に気掛かりな材料と言える。
評価:B 仕上がり早
競馬の知識は深くなくていい
経済学者が優れた株式の投資家にならないように知識が十分でも利益がでるというわけではありません。
それよりもマイナスを生み出す要因に注意を傾け弱点を克服していくことのほうが建設的です。
誰しも完璧な人間はいないようにパーフェクトなトレードはなくて当然と言えます。
その中でも利益を積み上げる人がいるのはなぜでしょうか。
彼らは経済に詳しくなくても得意分野のことはやけに詳しかったりする。
たとえば車が好きな人は自動車の業界動向に詳しくなるように得意分野に絞って投資すれば利益を積み上げていくチャンスがでてくるのです。
これは投資競馬でも同じことが言えます。
ただ、漫然と競馬予想している人は負け、自分が得意としているレースに集中する人は利益を上げている。
これは偉大な投資家たちも同じで知りもしない業界に手を出すことはありません。
もし投資で勝ちたければ辛抱強く自分が結果を残してきた強みを探していくことです。
投資競馬における成功は利益なったかどうかではありません。それは正しいプロセスが実行された結果なのですから、そこに注目する必要はありません。プログラムで言えばアルゴリズムの書いてあるソースコードこそ真の価値が含まれているからです。競馬でいえばデータ分析と買い目の決定に当たります。
このどちらも高度に行われなければなりません。それほど競馬というものには情報の穴が多いからです。万全を期しても馬券はハズレますが最善を尽くせば収益は生まれてきます。ほとんどの人は最善を尽くしていないからです。ただ、競馬新聞にあるデータを読んで予想しているだけ。こんな作業は最低限であって何の価値も含まれていません。
2011年
新潟11 関屋記念
◎01.エイシンサクセス
前走は出遅れ、スロー、大外を回っての差し切り勝ち。
内馬場が有利だったことを考えると強い内容だった。
本格化がうかがえる内容で先物買いで狙う。
○05.セイクリッドバレー
昨年と同じローテを踏みつつ成績も向上している。
ベストの新潟なら大崩れはない。
▲12.エアラフォン
オッズほど力は抜けてないが安定感は魅力。
ただ、輸送、コースなど課題もある。
△10
関屋記念分析
▼エアラフォン
デュランダル産駒は、全体的に見映えしないし柔らか味に欠ける所がある。
同馬もそういう所を受け継いでいるが、使い詰めてないお陰で柔らか味は十分。
馬体診断:★★★★☆
▼スズジュピター
全体のアウトラインは2歳からイメージは変わらない。
気ムラな面はあるが、以前よりトモがしっかりしてきた。
馬体診断:★★★★☆
▼スペシャルハート
フォーティナイナー産駒は、芝だとスピード不足でダートではパワー不足の感がある。
同馬のアウトラインからは、どちらでも融通が利きそうな体つき。
繋ぎはしなやかで筋肉量もほどよくフォーティナイナーでは成功の部類。
馬体診断:★★★★☆
▼セイクリッドバレー
まだトモや背中に緩さがあり先を見据えた仕上げだろう。
まあ、手間の掛かるタイプでなく今週サッとやれば走れそうではある。
馬体診断:★★★☆☆
▼レインボーペガサス
アグネスタキオン産駒にしては筋肉質でパワーが勝っているタイプ。
軽さは感じないが芯の通った馬体で本格化してきたようだ。
馬体診断:★★★★☆
2010年
関屋記念の予想はこちら。
競馬初心者が効率的な馬券の買い方を探し求める姿が滑稽である。買い目の決定というのは己の実力にもとづいて行われることなので他人に聞いたところで意味が無い。自分自身の実力を向上させない限り効率的な馬券の買い方などありはしないのだ。そんな下らないことを聞いて回るのは努力したくないからだろう。そのままの調子で競馬ファンになっていただきたい。
競馬予想には限界があると認められる人間は少ない。それだけ予想力がすべてだと思い込んでいることは良い兆候である。多くの人が間違っていることは利益をだしやすい構造であることの証明でもあるからだ。そして、その利益を永遠のものとするべく組織化することは普通のことと言えるだろう。
個人から企業へと組織化すればさらに利益を増やすことができる。これは資本主義の基本的な構造であり疑問を挟む余地はない。私は負けている人を勝たせたいとは思わない。そんなことは時間の無駄である。私の意見に賛成するものだけが勝てればいいのであり、そのために必要な人数を集めているだけだ。
◎02.マイネルクラリティ
出遅れから外回って猛然と追い上げた前走に地力強化を感じた。
今年の新潟は馬場が良すぎて簡単には止まらず好位から競馬が
できる同馬には追い風となる。
○10.スピリタス
前走の時計が翌日の安田記念と同じ時計でインパクトは大きい。
ただ、近2勝は坂のあるコースで平坦だと勝ち切れない可能性がある。
強い馬ではあるのに、どこか信用できない所がネックと言えるだろう。
あまり差しに徹するよりも相手に合わせて動けるような競馬で突破して欲しいところ。
△1,8,13
×4,11