桜花賞まとめ

      2023/03/14

桜花賞データ分析のまとめになります。

2022年

1位ラブリイユアアイズ(予想オッズ6番人気)

ローエングリン系ロゴタイプ産駒。阪神ジュベナイルフィリーズでは2着に好走も久々のぶん嫌われたか。

小さめの馬格から仕上がりは早く成長を促したいという意図も感じられるため一概にマイナスとは言えない。

逆に目論見がうまくハマることがあれば予想以上の激走というシーンがあることも考えておくべきだろう。

2位サークルオブライフ(予想オッズ2番人気)

シンボリクリスエス系エピファネイア産駒。阪神ジュベナイルフィリーズの優勝馬でチューリップ賞は3着だった。

ただ、2歳時の持ちタイムは更新しており悲観する内容でもない。ここが限界と見えるか、それとも更に上昇すると見るかで評価が分かれる。

確かに1番人気には推しにくい負け方という点で予想オッズ2番人気は妥当と言えそうだ。

3位ナミュール(予想オッズ1番人気)

2歳時はレースぶりがチグハグな面を残していたが、前走チューリップ賞ではスムーズなレース運びで成長を見せつけての優勝。

G1馬を抑え込んでの勝利だけに1番人気に支持されたとしても不思議ではない。同じようなレースができれば十分に期待できる。

とんでもない決め手を持つ馬なので良馬場の方が合っている。しっかりと天候を味方につけらえるかが第一関門になるだろう。

4位ナムラクレア(予想オッズ7番人気)

ディープインパクト系ミッキーアイル産駒。前哨戦にフィリーズレビューを選ぶ勝ちにきたはずが2着に終わっている。

血統的にマイルでも大丈夫だが成長力という点で不安を露呈したとも言えるだけに馬券はヒモまでに留めるのが良さそう。

激走があるとするなら無欲の追い込みが上手くハマった時だろう。弱者と割り切るからこそできる戦法での一発に注意したい。

2017年

ソウルスターリング

桜花賞に向けて万全の体制で出走できる無敗の2歳女王。何かアクシデントがない限りは不動の軸馬となるだろう。とはいえ枠順確定まで気を抜けないが、どこからでもレース運びができる馬ではあるものの馬群を見ていける外枠の方が競馬はしやすい。地力は一歩リードしているだけに仕掛け遅れがないことが重要になってくる。欧州の名マイラーであるフランケルから脱サンデーサイレンスの狼煙があがるのか。もしかしたら桜花賞は血統的に歴史的な転換点になるのかもしれない。

あえて死角を探すとすれば枠順だろう。桜花賞の阪神競馬場・芝1600m外回りコースでは外枠がマイナスにならないレイアウトだけに余計なマークをされる内枠には入りたくない。阪神ジュベナイルフィリーズでは圧が低かったが無敗のG1馬となった今ではそうもいかないだろう。それでも社台の見えざる手が発動する可能性も十分なことから買わない理由にはならない。

リスグラシュー

チューリップ賞で再度同じ休み明けのソウルスターリングに負けてしまったことで本番での逆転の余地は少ないと言える。それでも馬券圏内に好走できる実力を証明していることから馬券には欠かすことができない。使いつつ変わってくるハーツクライ産駒は成長力のあるタイプが多く予想外の変化があったとしても不思議ではなく血統の活力に期待する手もありそうだ。その牝系には欧州の名馬ミルリーフやサドラーズウェルズといった名前があり、これからの成長も十分に期待できる。

この馬も枠順としては外枠の方がレースはしやすい。あまりゴチャつく競馬をするよりロスがあっても気持ちよく外を走った方がリスグラシューにとっては良いのではないだろうか。桜花賞では気楽にマークできる立場になっただけにソウルスターリング徹底マークで逆転があればというところ。

アドマイヤミヤビ

ハーツクライ産駒のアドマイミヤビも上位を脅かす一角として魅力的な馬。牡馬と互角以上の走りを見せており、前走の牝馬限定の重賞レースのクイーンCでは着差以上の強さで完勝してみせている。この馬に牝系はディープインパクトと同じウインドインハーヘアの血が流れており底知れぬ伏兵としての価値を秘めている。ソウルスターリングらの王道路線組とは別路線を歩んできた馬からといって過小評価するのは危険だろう。弥生賞を勝ち皐月賞でも人気になるディープインパクト産駒カデナに完勝していることも強調しておきたい。

ファンディーナ

フラワーカップを楽勝したあとの動向が注目されたが皐月賞に挑戦することを選んだ。残念ながらソウルスターリングとの無敗対決は実現しなかったが牡馬路線でどれだけやれるのか注目したい。いまのところハイレベル牝馬世代の呼声が高い中で実質ナンバー2評価を得ている馬だけに皐月賞に勝つようだと一気に牝馬世代の印象が強くなるのは間違いない。

▽桜花賞の回顧
単勝1.4倍に支持された断然の1番人気フランケル産駒ソウルスターリングが沈みました。

これまで圧巻のパフォーマンスを示してきた阪神競馬場の芝1600mであっけない3着。事前に予想していたこととは言え、やっぱり適性ありきだなという思いを改めて強くしました。

これからはいかに先んじて見抜けるかが回収率において重要な意味を持ってくるのでしょう。

本命リスグラシューは2着という結果。思惑通りにソウルスターリングに先着できたものの、もう1頭前にいる馬がいてゴール後にナンダコリャとうなってしまいました。

ただ、ずっと良馬場で行われてきた桜花賞で稍重のレースは貴重な体験でしたので次に生かすまたとない機会だと思います。

今日の気付きを検証していくことで新たな発見があれば独自技術のベノム診断での成果も上がっていくはず。

今まで様々な競馬理論を考えては実践してきたわけですが、ようやく9年たって色の違う理論がうまく馴染んてき感触を得ています。

うまくアナログとデジタルの世界観が重なってきたという点でなにか変化を感じとってもらえていたら嬉しいのですが・・・

このアドバンテージを最大限に生かせる快適な環境を提供していけるように頑張っていきたいと思います。

とにかく1頭1頭しっかり見ていく手法なので時間が掛かるのがネック。もっと人を増やすか効率的な手法を考えて対策していきたいですね。

こうしたギリギリの勝負が良質な経験を作っていくと思えば負けて不貞腐れているヒマはありません。

2016年

2016年の桜花賞は、昨年のような波乱は起きない可能性が高い。2歳女王メジャーエンブレムは、今年初戦となったクイーンカップを圧勝と順風満帆での出走となるだけにG1連勝の線が濃厚になってきた。逃げて突き放した前走のレースぶりは桜花賞馬ダイワスカーレットを彷彿させるものであり、その全兄ダイワメジャー産駒という点から血統の良さが全面に表れている馬と考えれば中心視せざるを得ない。

桜花賞で1番人気が予想されるメジャーエンブレムのアラ探しをすると、唯一2着に負けたアルテミスステークスの負けパターンが浮かんでくる。道中でスローペースに落とし過ぎてしまうことで後続に余力が生まれ瞬発力の差で負けるパターンだ。

競馬のセオリーから言えば自らハナに立つのは後続の目標にされるため好まれる戦法ではない。力が同等なら脚の使いどころが明確なぶんマークする側が有利になる。1番人気でペースを作っていくのは騎手にすればプレッシャーが大きくG1レースという大舞台ならなおさらだろう。

ただ、負けた時の外伸び馬場であり33秒台前半が珍しくない特殊な馬場だったことから瞬発力勝負に弱いと決めつけるのは早計のように思う。むしろ、そんな特殊な馬場にできるということの方に驚くことであり、まずは馬場操作されていないかチェックするべきではないだろうか。

意図的ではないにしろ死角が生み出されるケースがあることを考えれば、どんな馬でも弱点ゼロとはいかないと頭に入れておく方が大事な気がする。

シンハライトの競馬戦術

一強に待ったをかけるのが3戦3勝のディープインパクト産駒の良血馬シンハライト。デビュー戦をソツのないレースで勝利した後の2連勝は差す競馬と自在性の高さがウリと言える馬。今回は目標となる馬がいるだけに負かす競馬をするのか、それとも差しに徹して相手の凡走を待つのか2つの選択肢がある。

一番無難な騎乗は中団あたりからの競馬だが、もし先行してでメジャーエンブレムをマークするような競馬ならレースとしては熱い。ただ、力量が足りなかったら消耗が激しくなるため直線で伸びを欠くリスクが高くなる。そこまで勝負していくとは思えないため、中団前後でレースを進めて直線どこまで迫れるかといったとkろだろう。

ジュエラーの競馬戦術

3番手はヴィクトワールピサ産駒のジュエラーは追い込みにメリットがある。スタートをでても有力馬2頭を見ていく形でレースを進めるだろう。あまりサンデーサイレンス系らしさがないヴィクトワールピサ産駒は、どちらかと言えば重さを感じさせる産駒が多い中で33秒フラットの瞬発力に奥を感じさせる。今のところ伏兵の戦術を取るしかないが成長次第で秋は面白い存在になっているかも知れない。

予想オッズ通り3強のレースを中心に見ていくレースとなる。わずかながら伏兵にもチャンスはあるものの、その場合はどの馬を見繕うか焦点になってくる。4番手以降は接戦もいい所だけに無難に人気馬から買うのが良さそうだ。どこに重きを置いて厚く買うかを考えていくべきレースだろう。

2015年

阪神競馬場の外回り芝1600mで行われる3歳牝馬限定のG1レースが桜花賞のコースとなる。

2007年から改修された阪神コースは、より実力通りの結果に決まる傾向が強くなった。混戦模様の時は荒れることもあるが王道を行く実績馬がいる時は堅めの配当で決着することが多い。

断然の実績馬がいる時は無難に馬券の中心にすべきだろう。外枠が不利にならないコースなので人気馬なら外枠に入ってくれた方がありがたいコースと言える。一発イン狙いで意外と内がゴチャつくこともあるため中?外枠ほど信頼度は上がってくる。

2015年 桜花賞の出走馬診断

ルージュバック

マンハッタンカフェ産駒らしい丸みを帯びたフォルムで決め手に優れているのがアウトラインからも分かる。言われてるほどの大物感はないものの将来性はメンバー中随一で今後も高い評価を維持し続けるだろう。一流牝馬は距離を問わない印象だけにポテンシャルが通用すれば距離は問題ない。
仕上がり:★★★★☆ 

アンドリエッテ

牝馬らしい細身の馬体で前走は体重を戻してきたのは良い傾向。ただ、考える以上に上積みはあまりないと見た方がいい。素質は高いが本格化はまだ先と見る。
仕上がり:★★☆☆☆ 

2014年

2014年の桜花賞は、阪神競馬場の芝1600mで開催される。
早速フォトパドックでの状態確認を含めた出走馬を診断していこう!

桜花賞予想レポート

競馬で勝つには、いかに虚をつくかで決まる。
能力、オッズ、心理から見過ごされた穴はないだろうか。

桜花賞の場合は、ハープスターのオッズが虚をつくべきポイントになる。
今の1.5倍以下というオッズは、メディアの煽りや誘導効果で形成された結果と言えるだろう。
確かにチューリップ賞の勝ちっぷりは良かった。
しかし、それは阪神ジュベナイルFで接戦を演じた2頭が不在の中で行われたもの。
これでオッズが急上昇するのはズレた評価と言わざるを得ない。
今のオッズは、安心を得たい同調心理効果が働いた結果であり適性オッズではない。

大外をブン回す競馬が確定しているハープスターが差し損ねた場合、自然と価値が上がるのは?
そう、レッドリヴェールフォーエバーモアの馬連である。
差がないと見れば20倍は美味しいオッズだろう。

もしかしたらの穴馬で出番があるならホウライアキコと見ている。
間隔が空いた近2戦は、とにかくパドックでうるさかった。
伸びあぐねたのも体力ロスが大きかったためだろう。
前走の負けは上手くガス抜きができたと前向きに考えれば今回までは買える馬である。

馬連:9?12(1000円)
ワイド:9?15、12?15(各1000円)

ハープスター

気温が上がるにつれ冬毛が落ち肌つやが良くなり見映え度アップ。
そのせいか体を一回り大きく見せており申し分のないデキに思える。
キ甲が抜けきれば更なる進化を見せられそうで名牝の道も見えてくる。

仕上がり:★★★★☆ 

レッドリヴェール

細く映りがちも、もともと華奢な体格でパワフルさとはかけ離れた馬。
トモに力が感じられ、背中や腰もしっかりしていて外観は問題ない。
この体で3連勝。注目すべきは牝馬離れした勝負根性の方だ。
精神面がしっかりしていれば問題なく走るだろう。

仕上がり:★★★★☆ 

ベルカント

骨量が多い丈夫な四肢にパワフルな筋肉と硬めの繋ぎ。
タフな馬だが控えても切れる脚は使えないだろう。
やはりスピードが通用する距離がベスト。

仕上がり:★★★★☆ 

リラヴァティ

一度使ったことで全体的に良化しており順当な上積みが見込める。
伸びのありすぎる馬体なため俊敏さには欠ける馬。
ダラダラとワンペースで走れる距離と展開が理想だ。

仕上がり:★★★★☆ 

ニホンピロアンバー

馬体だけ見ればスプリンターではなくマイルも許容範囲。
距離より自分のペースで走れるかの方が大事だろう。

仕上がり:★★★★☆ 

ホウライアキコ

冬毛が抜けきって毛づやの良さが前走より際立っている。
一度使って力みが取れたか、柔らか味のある立ち姿は今までで一番。
これなら高いレベルで自分の力を発揮してくれることだろう。

仕上がり:★★★★★ 

マーブルカテドラル

成績と連動しているかのごとく外観も良く見せずトーンダウン。
決して悪くはないが昨年の頃と比べると良く見えない。
原因は何か知らないが上積みは見込みにくい。

仕上がり:★★★☆☆ 

ニシノミチシルベ

無駄に枝の長い体形をしており全体的に頼りなく映る。
トモに筋肉が付ききっておらず本格化は夏以降だろう。
輸送に弱い面もあり心身の充実を待ちたい。

仕上がり:★★☆☆☆ 

ペイシャフェリス

牝馬ながら脚下に重さを感じさせる馬でパワー十分。
逆に言えばバネ感に乏しくダートでも力を発揮できそうだ。

仕上がり:★★★★☆ 

フォーエバーモア

間隔が空いた割にはスッキリして見せるのが気がかり。
そのぶん柔らかさが感じられる姿勢だけに悪くはないのかも知れないが。
ビシッと追えてくれば問題なさそうなだけに最終追い切りに注目したい。

仕上がり:★★★☆☆ 

2013年

2013年の桜花賞で狙うべき穴馬を明らかにしていく。
コース:阪神競馬場の外回り芝1600m

消しの人気馬

13.クロフネサプライズ
内ラチに頼って走るところがあり外めの枠はどうか。
精神的な成長があれば好走するが現状は微妙なところ。

推定穴馬

6.ローブティサージュ
前走は余裕ある仕上げの中、折り合い重視で進めた結果でのもの。
無理をさせない惨敗だけに本番で変わる余地は十分ある。

7.アユサン
前走は前で競馬できたのは収穫で右コーナーも悪くなかった。
前日の3歳500万で1:34.0の勝時計。明らかに近2走より馬場は軽い。
デムーロ弟への乗り替わりは追い風で馬場が乾くほど魅力が増してくる。

17.コレクターアイテム
前走はスローで出遅れて見所なしも良くある府中の事故で悲観する必要なし。
馬力のある走法から重めの阪神の外回りの方が合っている。
スタート良ければ巻き返せるだけの能力は秘めている。

18.メイショウマンボ
前走の1400mは短かったが、馬群を割り地力で押し切る急成長ぶり。
大トビだけに揉まれるより外で競馬した方が持ち味は生きる。

最終決断

馬連:BOX(各500円)

桜花賞 フォトパドック診断
評価尺度:良 S ⇔ D 悪

メイショウマンボ

まだ成長途上の感があるが体つきからマイルはこなせる。
まだ芯が入ってないだけに細化なくこれたことが一番。

評価:A 順調

クロフネサプライズ

芦毛で見映えはしないが、前回と同じ雰囲気で変わりない様子。
一回り大きくなってもいいだけの下地があり良くなる余地は残っている。

評価:A 順調

ローブティサージュ

緩さを残していた前回を使って筋肉がピリッと引き締まっている。
腰高の前傾姿勢からして決め手を発揮するタイプでなく、ペースで位置取り変えていかないとダメ。

評価:A 上積みあり

コレクターアイテム

体質がしっかりして牝馬にしてはタフで外観は良い意味で安定している。
まだ背中に緩さが残るぶんスタートで置かれる印象だけに成長が欲しいところ。

評価:A 平行線

トーセンソレイユ

まだ筋肉が薄付きも、繊細なアウトラインには良血の品が感じられる。
体躯が硬めにでやすいネオユニヴァース産駒にしては柔軟性があってバネも十分。
上手く成長すれば秋には有力馬の一角を担っていても可笑しくない。

評価:A 順調

ウインプリメーラ

この馬なりに体を大きく見せて細化の心配はしなくて良さそう。
競馬を覚えてきたことと、安定感のある姿勢から本格化してきた印象。

評価:A 本格化

レッドオーヴァル

前回より線が細く映り、調子の下降はあっても上積みは見込めない。
燃えやすい牝系であり、使い込むより休み休みの方が合っているのかも知れない。
桜花賞で結果が出なければ先を見るなら放牧した方が良さそうだ。

評価:B 成長途上

ナンシーシャイン

前走よりスッキリとしたシルエットで体重は減ってきそうな予感。
ギリギリの体つきだけに軽い調整ばかりだと反動を疑ったほうがいいかも。

評価:B ギリギリ

クラウンロゼ

心身ともに芯がしっかりしたタイプで安定して自分の能力だけは走れるタイプ。
血色のいい肌や張りつめた筋肉も良く、輸送もへこたれないだろう。

評価:A 安定

アユサン

特にどこか変わった感じはしないが、背中に力が感じられ姿勢はグッド。
ただ右回りは一息だけに、狙うならオークスの方が良さそうだ。

評価:A 順調

サウンドリアーナ

背中が強く姿勢バランスは良く見せており状態は悪くない。
走れないのは精神的なものだろうと思うが・・・繊細な牝馬だけに長引くかも?

評価:A 順調

2012年

2012年の桜花賞で期待する激走穴馬はこれだ!

◎05.パララサルー

トリッキーなコース中山で不器用ながら末脚の爆発力
だけでねじ伏せる競馬。3度もやれれば本物である。
特に前走はノメりつつも気力を失わずの完勝で精神力
の確かさも垣間見せた。直線の長い阪神が向かないわけ
はなく末のキレは良馬場でこそ。

○10.ジェンティルドンナ

精神的にギリギリに思えたシンザン記念を牡馬相手に完勝。
前走は熱発明け、試走の印象が強く度外視できる一戦。
頃合いのいい叩き2戦目。まだ底を見せていない。

▲02.エピセアローム

外枠が続いたが今回ようやく内枠を獲得。
掛かり気味に走る気性から外を回すとロスが大きい。
まだ1600mではベストと言えるレースはしておらず、
内で脚をタメる競馬なら上積みが期待できる。

桜花賞分析

イチオクノホシ
まだ後躯がパンとしておらず成長力に欠ける印象。
状態は悪くないが変わり身は見込めない。
馬体診断:★★★

エピセアローム
胴が長くなりバランスの点では成長途上に感じる。
尻のケッパリは良くなって姿勢は前回より良くなっている。
馬体診断:★★★★

オメガハートランド
小さいがらも後躯が大きいのでひ弱なイメージはない。
長く柔軟な繋ぎを見ると良馬場の方がいいはず。
馬体診断:★★★★

▼ジェンティルドンナ
全姉のドナウブルーは細く映るぐらいの体だが、この馬は正反対に幅があって体つきの安定感は上。
姉よりレース上手だが、姉ほどのピリッした脚はなくキレ味は見劣る。姉とは似てもいない。

体が増えてると思ったら減ってた前走は意外だったが、今回も細い感じはなくダーメジはないだろう。
毛づや、筋肉のメリハリは前走と比べ物にはならず一気に良化した印象がある。
減ってどうかと思ってたが、調整は予想以上に上手くいった見られる。
叩いた上積みは大きく良化というより一変のデキ。

前走は控える競馬だったが、この馬らしさはなく先行する方が持ち味が生きそうだ。
折り合いに問題はなく枠はどこでもいい。
牡馬相手に勝ってきた実績から踏まえると、まだ奥がありそうな気がする。
馬体診断:★★★★★

▼ジョワドヴィーヴル
無駄のない体形だけに仕上がりは早いタイプ。
前走でも走れる形だったが、前回を叩いて更にアウトラインが引き締まった。
ディープインパクト産駒らしい線の細さとバネを生かした走りなので良馬場がベスト。

前回のチューリップ賞は、ハナズゴールに0.5秒差も付けられる完敗の3着。
内容的には見所がなく、首を傾げたくなる内容だった。
420kg前後の小さい体格を意識したあまり、手を緩め過ぎたのかも知れない。
新馬⇒G1勝利の流れから叩き良化型ということも考えられる。

前回の内容の見方で評価が分かれそうだが、勢力図が変わるほどの馬がいるかと言えば・・・
G1でつけた0.4秒差の輝きは、一度の敗戦だけで色あせるものではない。
良馬場を前提とすれば、まだ見限るには早いのかも知れない。
馬体診断:★★★★★

トーセンベニザクラ
タフなタイプで使い減りせず外観は安定している。
馬体診断:★★★★

パララサルー
メリハリの利いた体つきで細い印象はない。
体重維持が出来ていれば問題はないだろう。
馬体診断:★★★★

ヴィルシーナ
ディープインパクト産駆にしては幅があり安定感十分。
ゆったりした体つきで距離は伸びた方がいい。
馬体診断:★★★★★

アイムユアーズ
前回のデキが満点だっただけに、冬毛がうっすら出てる今回の外観評価は落ちる。
とは言っても、細くなった印象はなく馬体の張りは保たれて気配自体は悪くない。
目つきに鋭くなりレースへの意欲が感じられるが、逆にイレ込みに繋がる可能性もある。
パドックでは、気合いが乗りすぎてないかチェックするに越したことはないだろう。

同じ舞台のG1阪神JFで2着だが、ジョワドヴィーヴルに0.4秒差つけられた完敗。
掛かり気味走る点から、1600mは同馬には若干長い印象を受ける。
重賞2勝を挙げている1400mが現状のベスト距離なのは間違いない。

前回で仕上がっていたことを考えると上積みは期待できない。
距離はギリギリだけに内枠からロスのない競馬をしたいところだ。
外枠に行くほど減点。大外枠では厳しい競馬を強いられることになる。

2012年の桜花賞で狙うべき激走穴馬はこれだ!

◎14.エーシンリターンズ

いま一つ適性が掴みづらいが、基本アテにならない
のは確かだろう。ただ、阪神は堅実に走れており
1400mの内容も悪くない。距離短縮で走る傾向から
一変して可笑しくない。

○08.アンシェルブルー

近走は、マイル戦を除けばそれほど負けてない。
昨年2着した舞台なら巻き返し十分。

▲02.スプリングサンダー

得意の条件だけにスムーズな競馬ができるかだけ。

△7,9

競馬は投資型馬券で利益がでる

予想主力の時代が終わりつつあると感じています。

なぜなら、あまりに接戦のレースが増えてきたからです。それでも人気馬の勝率に差はありません。

しかし、ちょっとしたことで着順が変わるという事実に目を向けるべきだと思います。

少し予想からズレるだけで収益性が変わってくるわけですから軽く扱うことはできない。

みんなに投資競馬の話をすると何を気取っているのかと言われることがあります。

私は、これからの競馬では投資の考え方が利益を生むという話をしたいだけなのに。

これだけ公開予想してプラスにして見せても未だにトリックがあるのではと疑う人がいなくならない。

信じる信じないではなく事実に目を向ければすぐに分かることなのですが競馬で負けている人たちには厳しいようです。

競馬に限らず勝負ごとは直接感情に働きかける作用があります。

どんな優秀でも気に食わないウソだ信じないと考えるだけで都合の世界を作りあげることができる。

そうなったらもうお終いです。投資だけでなく色々なシーンでチャンスを得られなくなるでしょう。

2011年

2011年の桜花賞で狙うべき馬を明らかにしていく。

投資競馬の魅力は、100円からの低額資金で投資のノウハウを経験できることにあります。投資初心者がいきなり株式で全額運用することは極めてリスクが高い。全財産を失わないまでもわずかな資産しか残らなかった例はよくある例として珍しくありません。そういう事態に陥らないために無理せず経験を積んでいくことが最善の道となります。

こと投資ノウハウにおいてはアメリカにはかないません。その中でも抜群の知名度を誇る投資家といえばウォーレン・バフェットではないでしょうか。自分の知らない能力を越えた株には手をださないというスタンスを貫き通したことで億万長者になりました。これは競馬で言えば自分が理解しているレースにしか手をださないということになる。

バフェットは自分自身を知り尽くしているからこそ強みを余すことなく発揮して財産を成すことができました。投資の世界では見逃し三振はないという例えの通り長期的スタンスで無理のない投資を行うことが知られています。そして、利益は自分自身から生まれるという論理をもとに自己規律を重視したことで成功したのです。

◎06.ハブルバブル

無理使いしない池江息子厩舎にしては、押せ押せの短縮ローテできた。
反動は心配だが能力とタフさを評価しているのは間違いない。
数字でも前走のマイル通過が1:34.2なので一応の資質は示せている。
まだ良くなる余地を残すが素質を感じさせる馬で先物買いしたい。

○17.トレンドハンター

前走が残り1Fで先頭に立つ見所十分の競馬。
ピッチの利いた走法で外枠も気にならない。

▲04.ダンスファンタジア

前走はペースが緩んだ所で引っ掛かった。
淀みない流れになれば巻き返して可笑しくない。

△8

桜花賞分析

エーシンハーバー
前回から変わった点は特にない。
四肢がしっかりした安定感のある馬体で好調をキープ。

馬体診断:★★★★

スピードリッパー
腹線がスッキリしつつトモのボリュームは十分で好仕上がり。
輸送を挟んでも今ぐらいをキープ出来ていて欲しい。

馬体診断:★★★★

ダンスファンタジア
牝馬にしては芯の入りが十分で筋肉の厚みも相当なもの。
パニックを起こさず競馬を迎えられるかが焦点になる。

馬体診断:★★★★

トレンドハンター
前躯に比べて後躯は薄く発達途上な印象がある。
粘りのある馬体で持久力が高そうなタイプ。

馬体診断:★★★

ハブルバブル
ディープインパクト産駒にしてはシッカリした体つきで好感がもてる。
まだトモに力が入りきれてないだけに成長の余地を残している。

馬体診断:★★★

フォーエバーマーク
前回より皮膚感は良くなったがイメージは特に変わらず。
相変わらず迫力のある体つきで安定感は十分。

馬体診断:★★★★

フレンチカクタス
前回と似たシルエットで特に変わった様子はない。
良くも悪くも平行線と言ったところか。

馬体診断:★★★★

ホエールキャプチャ
余分な肉がなくキッチリ仕上げてきた印象がある。
力の入れ具合を見ると先は考えてなさそうだ。

マルセリーナ
細め感はなく減っていた馬体は戻ってるだろう。
あまりピンとこない馬だが雰囲気は悪くない。

馬体診断:★★★

ライステラス
前回を使った分、体はキュッと引き締まった。
キ甲が抜けてきて短距離馬らしい体つきになった。

馬体診断:★★★★

2010年

2010年の桜花賞は、誰にもマネできない穴狙いで高配当をゲットする!

投資競馬と言えばデータ傾向を調べてデータ分析するのが仕事と思われるかも知れない。keibasite.comのデータ傾向分析はそれだけに留まらない。あらゆるファクターから見て矛盾のない馬を選び出し好走馬を特定していく。この作業の高い品質こそが高精度な競馬予想へと繋がっているのだ。

競馬予想を上達させるコツは馬券戦略を導入することにある。戦略があり戦術があってこそ馬券の買い方が決まってくるからだ。たとえば100万馬券を当てるつもりならどういった戦略を用いるべきだろうか?基本的に人気馬は除外することになるのは想像がつくだろう。とんでもない人気薄の穴馬から買うことを徹底することになる。

こうした的確な取り組みでしか100万馬券を的中させることはできない。毎月いくら稼ぎたいから1倍台の単勝しか買わない人が万馬券を獲れないように戦略が買う馬券を決める。そして、その戦略からでしかい正しく的中率と回収率の数字を評価することはできない。単独に見える的中率や回収率といった数字は実は戦略を理解してこそ初めて意味を持つことに注意して欲しい。

◎04.コスモネモシン

前走は休み明け、55kgと不安がある中でスローの競馬に適応して見せた。
ペースを問わず走れており馬込みを気にせずどこからでも競馬ができるタイプ。評価はいつも伏兵止まりだが若手騎手の精神面にはプラスに働き大胆な騎乗もできることだろう。そこまで差が付く馬とは思えずG1でも前走のように激走を期待するものである。

○03.アプリコットフィズ

輸送の不安は残されているが、その辺りは厩舎も対策を講じてくることだろう。
父ジャングルポケットのイメージとは違い好位からソツなく競馬できるセンスは強みとなる。底を感じさせない奥のありそうな走りから逆転の目まで考えておきたい馬と言える。

▲09.アパパネ

チューリップ賞では負けたものの、割り切った仕上げと考えれば評価は落とさなくても良い。
阪神ジュベナイルフィリーズより層が厚くなったと思えるだけに、ここで完勝するようなら先々の展望は明るくなる。

×1,8,13,16,1

2009年

2009年の桜花賞で狙うべき穴馬はいるのか明らかにしたい。
窓を開けて完徹したら、また風邪を引いてしまったアホです。

馬券は複勝なら勝ててるものの、ワイドだと噛み合わずでアラアラ状態。
頭の良い人なら上手く切り替えてると思いますが、オイラはバカ頑固者なのであえてやらない。

さて、昨年は700万馬券的中でヤッターマンな桜花賞だったが、今年はブエナビスタ一強ムードで堅そうな雰囲気。
出遅れて大外回るとアッサリ負けるシーンはあり得るものの、馬券ゾーンは流石に外しそうもなくブエナ絡みは買わざるをえない。

そんな中での本命馬はルージュバンブー
前走は直線で行き場を失うロスが響き持ち味である息の長い末脚を生かせず。父が凱旋門賞馬のマリエンバードと重い血統らしく叩いて味が出てくるタイプで使うごとに上昇してきた。緩い流れの決め手勝負よりタフさが要求される本番の流れの方が合うのは明らかでブエナ以外なら十分渡り合える馬だ。

◎14.ルージュバンブー
○09.ブエナビスタ
△01.ダノンベルベール
△02.ツーデイズノーチス
△05.アイアムカミノマゴ
△17.アンプレショニスト
△18.レッドディザイア

3連複:◎○→△各1,000円

桜花賞の回顧

1着は断然人気のスペシャルウィーク産駒ブエナビスタ。阪神ジュベナイルフィリーズを制した時と同じ目の覚めるような末脚で桜花賞を制しました。単勝オッズ1.2倍という断然オッズでしたが着差は半馬身と辛勝と言える内容。やはり追いこみ馬ということで展開に左右されやすいのがネックでしょうか。それでも強い馬であることに変わりはなく今後とも牝馬戦線の不動の軸馬として活躍が期待されます。しかし、予想オッズでも1番人気だったのに16番手という大胆な位置取りには驚きました。取りこぼしていたら批判は免れなかったでしょう。騎手は、安藤 勝己。調教師は、松田 博資。

2着はマンハッタンカフェ産駒レッドディザイア。レースは12番手から進め勝利するかと思うぐらい気持ちの良い末脚を見せました。調教でも良い動きを見せてきましたし追い切り通りのデキの良さが結果につながったのでしょう。データ傾向からは重視しなかったですが競馬予想の口コミでは良い評価を得ていた馬でした。これからの成長を加味するとブエナビスタのライバルとして今後も注目しないわけにはいきませんね。順調に成長できるなら、この世代は牡馬を凌駕することも考えられます。そうなったら有馬記念が楽しみになるのですが年度末の競馬まで楽しみはとっておくことにします。騎手は、四位 洋文。調教師は、松永 幹夫。

3着はアグネスタキオン産駒ジェルミナル。5番人気は実績に対して過剰かと思いましたが3着という馬券圏内の走りを見せました。あまり距離が延びていいタイプとは思えないので今後は距離適性が課題といえそう。走法には奥行がないことからマイラーの可能性は高いと思います。重賞レース日程が今までにないものだったので底が浅いと判断していまったのが運のツキでしょうか。阪神競馬場の芝1600mという形態は追い込み馬にとってフルポテンシャルを生かせる舞台というのが良く分かりました。騎手は、福永 祐一。調教師は、藤原 英昭。

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