シンザン記念まとめ

      2023/01/02

いまのような着差のつかない競馬では買い目を適正化する作業が重要になってきています。

たとえ予想力が劣っていたとしても馬券の買い方で回収率を上げられるのですから重視しない手はありません。

そのためにはノイズが少ない必要最低限でありながらも重要な情報をもとに買うべき馬券を構築する必要があります。

あまりに雑多な情報になると核となる買い目を重視できないことが増えるため当たっても利益が十分でないという状況がでてきてしまう。

投資競馬ではハズレを当たりに変えることよりも当てたレースでしっかり回収することを重視すべきと考えています。

いくら馬券が的中してもトリガミ以下の回収ばかりでは何の意味もないからです。

競馬は控除率が設定されているため利益を重視すれば的中率が下がることは全く自然な現象であり大きな問題ではありません。

この点は競馬歴が長い方でも気づけないことが多いのですがハズレに気を取られるのではなく的中を最大化することで回収率向上の機会を増やすことができます。

2022年

一週前の追い切り診断

実質な追いきりが多い一週前を重視して診断します。

レッドベルアーム

軽快な走りを披露しており上積みが期待できる。

ウナギノボリ

連戦しているが追い切りの動き良く疲れは見られない。

2017年

シンザン記念2018予想オッズとデータ傾向から好走馬が見つかるのか検証していきたい。

予想オッズ1番人気【2.5倍】は、ハービンジャー産駒のペルシアンナイト。2走目のオープン戦アイビーSでは、阪神ジュベナイルフィリーズを制したソウルスターリングに完敗したものの、2歳レベルで見ると上位に存在する馬。1勝馬が多くを占めるシンザン記念で1番人気に支持されて当然だろう。母のオリエンタルチャームは、ダートの一流馬ゴールドアリュールの全妹の良血で産駒は芝で活躍している。父ハービンジャーともに早めに完成する傾向が見られるためアッサリ重賞ウイナーになる可能性も十分。

2番人気【2.9倍】は、ディープインパクト産駒のアルアイン。ペルシアンナイトと同じ2勝馬で池江厩舎に所属している。2戦2勝と底を見せておらず競馬センスもあり完成度は申し分ない。500kgを超える雄大な馬格から繰り出す力強いタイプ。初戦は1分34秒9で走れており時計勝負にも対応できる下地を持っている。まだ底が見えないぶん好走と凡走どちらに振れるか予想しづらいだけにシンザン記念は素質を問われるレースになる。

3番人気【6.1倍】は、スクリーンヒーロー産駒のトラスト。朝日杯フューチュリティSでは瞬発力勝負につきあっての5着と消化不良な印象もあった。重賞レースを制した札幌2歳Sのようにシンザン記念では逃げに徹する可能性も十分にあるだけに開幕週の馬場を味方にすれば少なからず好走の目がでてくる。他と比べて斤量1kg重くなるものの、シンザン記念が行われる京都競馬場の外回り芝1600mではスクリーンヒーロー産駒との相性が良く軽視はしづらい。

2016年

シンザン記念のデータを見ていくと特筆できるポイントは関西馬が圧倒的に強いことが挙げられる。過去20年で見ても勝ったのは2010年のガルボのみ。予想オッズで1番人気のアストラエンブレムは関東馬であることから割引たくなるが実際どう馬券に生かすべきだろうか。

そもそも関西圏の重賞レースということもあり、わざわざ関東馬が遠征してくることが少ない。その点から見ていくとそこまで重視すべきでないデータであることが分かる。輸送の影響を考えると関西馬に分があるのは確かだが大きなアドバンテージとまでは言えないだろう。

能力的にアストラエンブレムに不安はないものの、レースで使う度に馬体を減らし続けて続けている点が気になるところ。抜群のスタートを切っていくタイプでもないため早熟ダイワメジャー産駒のエースでも過信は禁物かも知れない。

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2016年 シンザン記念の有力馬診断

シンザン記念の出走予定馬が含まれていることがあります。

アストラエンブレム

サウジアラビアRCでは10kgも体重が落ちパドックでも細く映った。それでもレースでは抜群の末脚を発揮し勝ちに等しい3着と実力を見せた。テンションが上がりやすそうなタイプだけに関西輸送は1つの壁になりそうでパドックで更に減ってしまっているとせっかくの能力を生かせずに終わる可能性もでてくる。最低限の体重はキープしてくれないと安心の軸馬とは言えなくなる。

評価:★★★★☆ 

ラルク

初戦はスピードの違い逃げで圧勝。2014年のシンザン記念を勝ったミッキーアイルを彷彿とさせるレースぶりでこのレースに限れば適性の高さを発揮できる舞台と言えるだろう。まだ1勝馬だけに不安要素は探せば色々とあるがスタートで大きく出遅れでもしない限り自分の競馬はできそうだ。前が止まらない馬場を考えると勝ちイメージまで浮かんでくる馬だ。

評価:★★★★☆ 

ジュエラー

少し下が重いヴィクトワールピサ産駒のイメージを覆す瞬発力で後方から差しきったデビュー戦は鮮烈な印象を与えるものだった。母バルドウィナは重賞馬ワンカラットを輩出し牝馬の活躍が目立つ肌馬という血統背景も評価できる。まだ荒削りな面を残しているがレースぶりに進展を見せるようなら一気に有力牝馬の仲間入りしても可笑しくない好素材なのは間違いない。

評価:★★★★☆ 

2015年

第49回 シンザン記念の出走馬診断で的中馬券をゲットしよう!

ダッシングブレイズ

デビューから2戦とも上がりの競馬。デビュー戦は圧勝したものの、2戦目のこうやまき賞は差し損じての2着。まだ底が計れない負け方でどれだけの能力があるか今回ではっきりしそうだ。

父系はエルプラドからくるサドラーズウェウルズ系でスピード系という印象は薄い。コンパクトな馬体で成熟度も高いが生粋のスピード勝負となるとどうだろうか。
仕上がり:★★★★☆ 

ナヴィオン

後方から進めた朝日杯フューチュリティステークスは11着と見所があるとは言えなかった。マイル適性から力のいる馬場でスムーズさを欠いたせいか。どちらにしろ抜けた存在でないことは確かだろう。

完成度の高い馬体は相変わらずは良い意味で平行線。上積みは見込めないが調子は悪くないはず。
仕上がり:★★★★☆ 

グァンチャーレ

気性が若くレースぶりが安定しないが、前走の東京スポーツ杯2歳ステークスでは不利がなければという印象を残した。どう乗るか予想しづらい馬だけに人気になるほど買いづらい馬である。

スクリーンヒーロー産駒は気の強さが上手く勝負根性に繋がっている馬が多い。この馬も気が悪いのは走る証拠と言えそうだ。バランスの良さがあるぶん、どの条件でもそれなりに走れそうだ。
仕上がり:★★★★☆ 

メイショウマサカゼ

芝ダートは問わない印象も1400m以上では壁を感じさせる走り。

ダート馬の体つきに繊細な脚下のアンバランスさが今のところ芝にも適応できる要因だろう。基本的にはダート馬と見て間違いない。
仕上がり:★★★★☆ 

2014年

第48回シンザン記念の出走予定馬も含まれています。

ミッキーアイル

枝の長い体形で軽快なフットワークをするだけに京都競馬場はピッタリ。スピード豊富だがキレのあるアウトラインから控えても良い脚が使えるのでは。
仕上がり:★★★★☆ 

モーリス

こじんまりとした体形でスケール感はないが欠点のない体形をしている。力強さは一息だけに京都競馬場は良さそうだ。もう一回り成長が欲しいところで成長の余地がある。
仕上がり:★★★☆☆ 

ニシケンモノノフ

四肢がしっかりした骨量あふれる体形だけにベストはダートになる。増してや時計の速い京都競馬場では厳しい挑戦になるだろう。
仕上がり:★★★☆☆ 

ウインフルブルーム

硬めだがはちきれんばかりの筋肉は冬場にあってなお磨きがかかっている。姿勢の安定感も良く朝日杯フューチュリティSのダメージは全くないと言って良さそうだ。
仕上がり:★★★★☆ 

タガノグランパ

腰高の筋肉質な体形だけにマイルへの距離短縮はプラスにでそうだ。少し硬めに映る馬ながら四肢は力強くタフな競馬で真価を発揮しそう。
仕上がり:★★★★☆ 

シセイカスガ

バゴ産駒らしく筋肉がしっかりした体形で実にパワフル。背中がしっかりしている馬で姿勢の安定感は十分。常に自分の能力は出し切るタイプだろう。
仕上がり:★★★★☆ 

2013年

第47回 シンザン記念で大きく儲ける激走穴馬はこれだ!

◎04.エールブリーズ

まだ粗削りな面を残すが、差し馬なりの競馬センスの良さを感じる。
後ろからになる脚質からジックリ乗れる京都の外回りはプラス。
速い馬が揃い展開面も悪くなさそうで外回り特有のイン突きが決まれば。

○05.タマモベストプレイ

折り合いは付きすぎるくらいで距離延長の心配は全くいらない。
母のホットプレイにフジキセキの配合は他に4頭いるが全てOP馬の成功配合。
早くに完成して良くも悪くも変わらないのが特徴。血統的に向く条件。

▲14.カオスモス

前走の阪神マイル1:33.4は快時計であり現状の完成度は高い。
ややワンペースなぶん過剰な評価はしたくないが大崩れはなさそうなタイプ。

▼買い目
ワイド:4-5(1000円)、4-14(1000円)

シンザン記念 回顧

教育競馬で無理に抑え込む馬が多く想定よりペースが遅くなった。
おまけにエールブリーズは外を回る競馬でアウト。

中山10 初富士S

◎07.ミカエルビスティー

右にモタれる馬だが、前走は左に逸走気味で走るなど気難しさがある。
久々だが強い相手と走った中山は印象的で立ち回り一つで馬券になっても。

○06.ステラロッサ
▲14.マイネルグート

▼買い目
ワイド:6-7(1000円)、7-14(1000円)

中山11 ジャニュアリーS

◎02.トーホウチェイサー

ダラダラ走ってる感じも中山では人気の10と接戦の内容が2度ある。
オッズほど差はないはずで妙味で狙う手。

○10.マルカバッケン
▲03.マルカベンチャー

▼買い目
ワイド:2-10(1000円)、2-3(1000円)

2011年

第45回シンザン記念でプラス収支を目指すための穴馬を公開!

競馬の知識が増えるほど予想が上手くなるというのは幻想にすぎない。実際は競馬の常識にとらわれることで自由な発想ができなくなることの弊害の方が大きい。とりわけ投資競馬で成功したいのなら競馬よりも投資マインドを習得する方が長い目で見て良い結果を得られやすいと感じている。

競馬の知識はどれも確定的ではない。こうした方が良いのではレベルであり特にパドックの見方などは当てはまるだろう。こうするのが確実な方法というのが予想には存在しない。しなければならないことは多いが、それをすれば結果がでるかと言えばノーである。こういった矛盾をはらむ難しさが競馬予想の真骨頂といえるだろう。

こういう世界だからこそ断言するような予想家には注意しなければならない。その多くが注目されるためだけにやっている可能性が高いかあらだ。ととわけ競馬初心者は大言をはきやすいのは競馬にある困難と対峙していない表れでもある。競馬で勝ってきた人間ほど慎重であることは知られていない。

◎08.レッドデイヴィス

降着処分になった前走だが後続に差せる脚はなかった。
詰め寄られてからの一伸びは余力がなければ出来ない。
まだ伸びシロを残しており素質はここでも通用していい。
フラフラ走ったり幼さを残すが先物買いしておきたい馬。

○05.アドマイヤサガス

前走は不利で度外視できる内容。
既に好時計2着の実績ある条件なら変わり身十分。

▲12.ドナウブルー

圧巻のスケールとは思わないが完成度は高い。
過信して外めを回すようだと付け込まれそうだが。

×1,6,7

払い戻し

単勝:8番2,230円
複勝:8番540円

2010年

第44回シンザン記念で買うべき激走穴馬はこれ!

京都競馬場の芝1600m外回りで行われるが、この時期は内馬場の生育が良いことから前残り目立っている。そういった馬場傾向をしっかりと確認できたら内枠狙いに徹するのも1つの馬券戦術になる。逃げ残りも少なくないことから出遅れるタイプは割引が必要になる。しっかりとスタートを決めて好ポジションをキープできる馬を積極的に狙っていきたい。冬の芝と言えども軽快な芝であるため差しタイプなら瞬発力が必須となる。

そういった点から追い込み馬を馬券の軸馬にすることは得策ではない。あまり瞬発力に頼り過ぎないことが馬券的中への近道となることを忘れてはならないだろう。特にノーマークで逃げられる馬には一発の可能性があるため馬券に入れておきたい。寒い時期ということもあり一流馬が揃うことはないため1400mで活躍するスピードタイプから狙うのも1つの手だ。

◎01.セレスロンディー

過去レースを振り返って見ると、直線の坂で伸びあぐねている印象を受けた。
その点から考えて平坦の京都に替わるのはプラス材料と言えるだろう。速い持ち時計はないが、素質馬を相手に大崩れなく走っており実力に差があるとは思えない。センスのいい馬で内枠からソツなく乗れれば馬券内可能だろう。

○02.ピサノユリシーズ
▲06.メイショウカンパク

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