アルゼンチン共和国杯まとめ
2019/08/06
Contents
2016年
アルゼンチン共和国杯は、東京競馬場の芝2500mで行われるハンデキャップ重賞レース。G1に出走しない馬たちが集まるため波乱の結果となることも少なくない。それに加え東京競馬場の芝2500mという施行距離はこの重賞レースしかなく荒れるように作られたレースと言っても過言ではないだろう。そのぶん予想が難しく穴党でも苦労するレースと言える。
毎年ラスト6ハロン過ぎからペースアップしていくためスタミナは必要となる。それでも上がりが極端に遅くなることはなく2015年はレースの上がり3ハロンが34.2秒と速かったように瞬発力をあわせもっていないと好走できない。
こうなってくると直線が長い東京競馬場と言えども逃げも残りやすくなるため警戒する必要がでてくる。左回りを得意とする馬が好走しやすい点も見逃せないポイントだろう。
アルゼンチン共和国杯ベースラップ
7.0 - 11.2 - 11.0 - 12.1 - 12.3 - 12.5 - 13.2 - 13.0 - 12.4 - 12.1 - 11.5 - 11.4 - 12.0
アルゼンチン共和国杯2017予想
ここで復帰するハーツクライ産駒のシュヴァルグランが予想オッズでの1番人気。
宝塚記念では9着は物足りない印象も折り合いに不安がない馬で長距離では堅実な走りを見せている。ハンデキャップは58kgも実績を考えると妥当なところだろう。意外にも今回が初めての左回りになるが血統的な背景で見ると姉のヴィルシーナが東京競馬場のヴィクトリアマイルを連覇しているように問題にならない可能性の方が高い。
少なからず不安要素はあるだけに仕上がり具合を見て重視するか決めていこうと思う。これだけの実績馬ということもありマークされることになるだろうが必要以上に下げずに堂々としたレースを期待している。
2番人気のアドマイヤドン産駒アルバートは、条件的に特に不安ばなく休養明けから有力視すべき1頭だろう。G1レースでは少し足りない印象があるだけに賞金が高いここを勝ちにくる可能性もある。ここを叩いてと言えるほどの実績ではなく初戦から仕上げてきそうだ。
自己条件からオープン入りを果たしたネオユニヴァース産駒のヴォルシャープは、左回りは【3.2.0.0】と大崩れしておらず複勝人気になりそうな気配。久々に重賞級と対戦するだけにどれだけ力をつけてきたのか力を計る一戦でもある。
他にも距離実績のあるフェイムゲームや上がり馬のモンドインテロと新旧の交代もありそうなだけに、どの馬から入るべきか慎重に決めて高配当を狙えるのかを含めて検討していきたい。
2015年
パドック理論によるアルゼンチン共和国杯の出走馬をランク別に評価しました。
ゴールドアクター
菊花賞の頃は薄かった馬体も休養を挟みつつ充実して見違えるほどに。以前よりしっかりした馬体になり本格化したと見ていい。箱型の体形から無駄のない走りに還元できるタイプで自分の能力は安定して発揮できる。ここからどこまで登りつめていけるか注目していきたい。
充実度:S
ヒラボクディープ
以前より体質がしっかりしてきたことで筋肉の張りが目立つようになってきた。ただ、ディープインパクト産駒にしては体躯が硬く瞬発力で勝負するタイプではない。スタミナを生かした走りができるようなら。
充実度:A
サトノノブレス
今年はレースぶりが低調で冴えないものの、オールカマーより馬体はしっかり造り込まれて雰囲気の良さは今年一番と言える。これで復活できなかったら精神的な部分で空回りしていると考えて良い。
充実度:A
マイネルフロスト
オールカマーよりもふっくらと見せているが幾らか緩い感じもある。まあトモはしっかりとしておりデキが悪いわけではない。体形的に中距離の印象が強いだけに道中はゆったりとペースで折り合っていくのが理想的。
充実度:B
レーヴミストラル
一夏を越しても幼さは抜け切れておらず本格化はまだ先か。水準級には仕上がっているもののトモの張りがもう1つ。キレのあるアウトラインはレーヴドスカー一族から受け継いでおり長い目で見ていきたい馬だ。
充実度:B
2014年
東京競馬場の芝2500mで行われる重賞レースをチェックしていきます。
フェイムゲーム
ガッチリとした体形のハーツクライ産駒で、あまり長距離タイプといった感じはしない。産経賞オールカマーの時より全体的に筋肉がしっかりつきバランスが良くなってきている。軸の定まった立ち姿は素晴らしく本格化を感じさせる仕上がりとなっている。
仕上がり:★★★★★ S
クリールカイザー
もともと体が緩いタイプなのでピリッとした感じはないが、トモの筋肉が強化されてきたことで大分マシになってきている。あまり瞬発力はないのでダラダラとスタミナを消費していくようなレースの方が合うだろう。
仕上がり:★★★★☆ A
ホッコーブレーヴ
デキが良かった宝塚記念に比べると緩さの残る仕上がりで見映えがしない。もともとマーベラスサンデー産駒は使われつつ息長く走る印象なので休み明けから全開というタイプではない。今週の最終追い切りでどのくらい仕上がってるか確認しておきたい。
仕上がり:★★☆☆☆ C
ラブリーデイ
久々ながら休養明けを感じさせない仕上がりとなっている。上質な筋肉の張りと柔らかみを感じさせる立ち姿は完璧で、ここを照準に仕上げてきたことが分かる。馬体にノビが出てきたのは意外で、これから息の長い活躍が望めそうだ。
仕上がり:★★★★★ S
デスペラード
天皇賞春の頃に比べると明らかに太め残りの体つき。まだトモもピリッとしない感じで、まずは一叩きされた方が良さそうだ。
仕上がり:★★☆☆☆ C
マイネルメダリスト
前回は悪い仕上がりでなかったがレースでは18着の惨敗に終わっている。一叩きされて馬体は締まってきたが、前走が負け過ぎな感もあり他に走れてない要因が潜んでいるかも知れない。
仕上がり:★★★★☆ A
2012年
オウケンブルースリ
全盛期に比べるとこじんまりと見せるものの急激な衰えは見えない。
外観は最近の中では良い部類に入る。
評価:A 好調
ギュスターヴクライ
背中に力が入った姿勢は重心にブレがなく順当な良化が見込める。
首差しに筋肉がついてくれば完成と言える。
評価:A 叩き良化
トウカイパラダイス
夏ほど造りこんでいないのは確かだがアウトラインに緩みはなく太め感はない。
長距離ということを考えれば、今回ぐらいの仕上げでも問題なさそうだが。
評価:B 水準級
ビートブラック
もう一絞り欲しい体つき。輸送で体重が減ってくれば丁度良くなれば。
評価:B 重め残り
マイネルキッツ
背中に力が入りきっておらず老化の影響が出始めているかも知れない。
皮膚感は良く体調そのものは良さそうだが・・・
評価:B 衰えた感
マイネルマーク
がっちりとした緩みのない筋肉はロージズインメイの傾向そのもの。
体つきは安定感あり自分の力は発揮できるが、立ち気味の繋ぎから硬い馬場はどうか。
評価:B 順調
ムスカテール
ブライアンズタイム系らしい厚みのある筋肉も短背が速いアクションを可能にしている。
コンパクトにまとまった馬体から条件不問でそれなりに走れそうなタイプ。
評価:A 迫力十分
ルルーシュ
前回に比べるとアウトラインに緩みがあってピリッとしない。
メリハリ感が物足りないだけにプラス体重なら割り引きたい。
評価:B キレ不足
競馬におけるブルーオーシャン戦略
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2011年
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東京11 アルゼンチン共和国杯
◎01.ピエナファンタスト
成績はムラだが東京に限れば3戦2勝と適正は十分。
ピリっとした脚は使えないがバテずに伸びるのが強み。
ペースが速くなる重賞は好都合で53kgなら面白い。
○04.ナムラクレセント
天皇賞・春では、厳しい流れをマクリ3着と地力を
感じさせる競馬。充実してきた感があり初戦から期待。
▲03.フォゲッタブル
前走を調教と考えれば良い時計で走れた点は評価できる。
叩きつつのステイヤーで条件は良いだけにそろそろ。
▼オウケンブルースリ
酷評した前回より背中の感じは締まって良く見える。
ただ、以前より馬体にノビがなく、こじんまりとして小さく見える。
馬体診断:★★★
▼カリバーン
血統だけで見ると短距離だが、体は薄手で無駄がなく長距離向き。
見た目は頼りなく映るが、個々で見ると完成の域に達している。
馬体診断:★★★★
▼カワキタコマンド
体に芯が入ったことで軸が安定し走りにブレがなくなった。
それほど体の硬さもなく成績通りの充実ぶりを示している。
馬体診断:★★★★
▼キングトップガン
多少太めの印象はあるが、筋肉隆々で8歳馬とは思えない体つき。
斤量で左右されるタイプとは思えず一雨あれば侮れない。
馬体診断:★★★★
▼コスモヘレノス
アウトラインはスッキリしており筋肉の張りも上々。
相変わらず硬さはあるものの、ツヤのある皮膚感から体調は申し分ない。
馬体診断:★★★★
▼ナムラクレセント
良く乗り込まれたようで無駄な脂肪がなく休み明けを感じさせない。
春よりも良く見せており、まだまだこれからの馬だ。
馬体診断:★★★★
▼ビートブラック
元から体のバランスが良くない馬なので外観からの判別がつきにくい。
特に太め感はなく皮膚感から調子は良さそうに思える。
馬体診断:★★★★
2010年
knocchi01.comとかいうアフィリエイターが株は損益を計算できるが競馬はできないとウソをついている。株式投資では、小さく負けることを実践するため、ストップロスという考え方があるらしいが、競馬でも負けていいだけの資金を用いれば同じ効果ができる。この人は株の知識はあるようだが、競馬の知識は素人同然なのだろう。
厩舎データとか競馬場データとか取ってつけたようなデータを並べているが素人臭の抜けないアフィリエイターを真に受けると多くの時間を無駄にすることになってしまう。広告収入を得たいだけの適当な記事を見ても得るものはない。競馬は不思議なことに無知な素人ほど大口を叩く傾向にある。
最初は笑って見ていても度が過ぎるようなら、きちんと違うことを反論しなければんらない。この「お父さんのための競馬予想講座」を見て言えることは実力は皆無であり、ほとんどの記事がどこかで見たようなリライトされたものであるということ。TAROの競馬予想が儲からないようなことが書いてあったが、そりゃ実績がないのだから当然だろとしか思えないのであった。
▼ジャミール
ふっくらと全体が丸みを帯び立ち姿だけでもバネを感じさせる。
皮膚の質感も良好でデキに抜かりはなさそうだ。
▼スリーオリオン
やはり休み明けだけあって少々緩さの残る体つき。
アウトラインは綺麗なので最終でそれなりに仕上がりそうだ。
▼トウショウウェイヴ
こじんまりと見せているが馬体自体はキリッとした仕上がり。
▼トリビュートソング
血統構成が似ているアーネストリーと馬体の雰囲気も似ている。
もう少し腰から尻に力が付いてくれば末一辺倒な面が解消されるかも。
▼トーセンジョーダン
バネの利いた立ち姿、皮膚の銭型模様から仕上がりは上々。
ただ、寒くなると裂蹄を起こし易い馬なので注意したい。
▼マイネルスターリー
そろそろ冬毛が生え始めそうな皮膚の質感をしている。
夏馬の方が良く見せたが仕上がり自体は悪くないデキ。