きさらぎ賞2018予想データまとめ

      2017/10/03

きさらぎ賞の予想オッズやデータ分析をもとに好走馬を検討していきます。

予想オッズ1番人気は2戦2勝のディープインパクト産駒サトノアーサーでしょう。

里見オーナーと池江厩舎にノーザンファームは、昨年圧勝したサトノダイヤモンドを送り出しているようにクラシックをにらむ1頭として期待度は高いはず。セリ価格も2億円とサトノダイヤモンドの再来ともいうべき背景をもっています。

輸入繁殖牝馬の父はマイラー色が強いRedoute's Choiceになりますが、ディープインパクトとスピード色の強い血統配合は成功しやすいイメージがあります。ディープインパクト産駒が晩生のステイヤータイプが少なくないことから良い馬が生まれやすいのかも知れません。

前走のシクラメン賞ではスタートこそ遅れたものの1,000m65秒台の超スローペースを上手く折り合い直線で末脚を爆発させての圧勝を飾りました。上がり3ハロン時計が32.7秒というのは2歳馬にしては驚異的な数字だと思います。

体を目一杯つかって走るスタイルは天性のもので素質が高いことは疑いようがありません。

ほかに目立つと言えば京都競馬場の芝1800mで2戦2勝のプラチナヴォイスでしょうか。どうも一発屋のイメージが強いエンパイアメーカー産駒らしい成績で今後も伏兵のような扱いになりそうですね。

きさらぎ賞2017予想オッズ

ずいぶん寂しい頭数になったなという印象。サトノアーサー1強オッズも頷けます。

1 サトノアーサー 	1.6
2 ダンビュライト 	4.4
3 プラチナヴォイス 	5.9
4 タガノアシュラ 	8.0
5 アメリカズカップ 	10.3
6 スズカメジャー 	12.8
7 エスピリトゥオーゾ 	57.5
8 マテラレックス 	199.6

 

きさらぎ賞2017有力馬診断

きさらぎ賞2017有力馬のデキをエージェントがチェックしていきます。

サトノアーサー

父ディープインパクト 母キングスローズ(Redoute's Choice)

ディープインパクト産駒にしては筋肉の収縮力が強いタイプ。デビュー戦は滑るような馬場になり初めての競馬ということで対応に苦しんだように見えました。2000mという距離が問題ということはないでしょう。ムダ肉がつきにくいスタイリッシュな体形から大きな上積みは期待できないものの、大きくパフォーマンスを落とすことなく安定して走れるタイプでしょう。前駆と首差しの角度から成長の余地を残していますが素質の高い馬だということはハッキリしています。できればパンパンの良馬場でレースしたいところですね。

調教:CW 不良 53.8 38.2 11.4

レースに向けて

「1回放牧に出して、帰ってきた時は体が成長していました。肩とトモ、お尻の筋肉が付いて、ひと周り大きくなったかなという感じはありました。短期間でもだいぶ成長力が結構著しいのかなと感じました。帰ってきてからも順調に追い切りをこなしているので、良い状態で出せると思います。今は普段と変わらずケロッとしているので、あの馬にとってはサラッとしか追い切っていないので、普段と変わらない状況で来ていると思います」

2走前:メイクデビュー

1着同着 サトノアーサー(川田将雅騎手)
「何よりも負けなくて良かったです。この馬自身が運を持っているのだと思います。馬場が緩かったので思うような走りができませんでしたが、これからさらに良くなってくると思います」

前走:シクラメン賞

1着 サトノアーサー(池江泰寿調教師)
「使った上積みがありました。川田騎手が上手くなだめて我慢させていました。あれぐらいペースが遅くて少頭数なら折り合いますが、それが2000mだときちんと折り合えるかどうかというところです。少しペースが流れる競馬も今後は経験させたいです。年内はもう使うところはなく、リフレッシュ放牧に出す予定です。来年はきさらぎ賞から行こうと思っています」

ダンビュライト

父ルーラーシップ 母タンザナイト(サンデーサイレンス)

この中では成熟度が高く馬体の仕上がりも良いことから問題は見られません。前走よりも運動量を上げたのか柔らかみのある体つきになっており、いつ走ってもおかしくない馬と言えます。特に飛節のバネ感が素晴らしくメンタル面にさえ問題がなければ素晴らしい決め手を発揮してくれるのではないかと期待しています。

調教:坂路 重 51.4 37.8 24.9 12.6

前走:朝日杯フューチュリティS

「大敗には納得いかないのです。素質は評価していますし、新馬の時の内容、そしてサウジアラビアロイヤルカップの時も内に少し刺さりましたが、良い走りをしてくれました。それだけに期待していたのですが、何であんなに大敗したのかなと...。それなりに反省してみますと、たぶん追い切りが緩かったというのが私の考えです。3本やったうちの1本が遅かったのです。2本目、3本目、本番ですが、そこもルメール騎手が乗って少し緩かったと。ですから原因はそこら辺にあるのではないかと私は思っています」

レースに向けて

「ですから今回は追い切り3本ともしっかりとやりまして、この辺で変わってくれないかと思っています。 前回1本目は馬なりで時計を遅くしすぎたというところです。今回はそういうことをしないで最初からやっていますし、3本とも時計は出しています。緩さはたぶんないと思います。動きだけを見ても分かりづらいのですよね。まだ伸びしろのある明け3歳で、ここからさらに秋までに成長すると思いますので、今どうこうはあまり考えていません。前走の負け方は気にした方が良いですから、その原因は探りました。可愛がっては駄目だと。3本とも同じパートナーでアメリカズカップとやっています。いつもどちらが先に来てもおかしくないパートナーですが、今日は2頭とも同じような脚色でした。ほぼ追い切りは互角ですよね。 しっかりやっていますので、良かったと思います」

プラチナヴォイス

父エンパイアメーカー プレザントブリーズ(マンハッタンカフェ)

エンパイアメーカー産駒は筋力が強すぎてエネルギー効率が悪いのがネックでした。これはミスタープロスペクター系にありがちでフォーティナイナー系が特に強い属性を抱えています。その点から反動がきやすく使い込むよりかは久々の方が走れるのではないでしょうか。

調教:坂路 重 56.6 41.3 26.2 12.7

前走:ラジオNIKKEI杯京都2歳S

「今日は気分が乗りすぎていて、消耗していました。直線も反応し切れませんでした。今思えば、少し入れ込みがきつかったのが影響したのかなという気がします」

レースに向けて

「1週前はCコースでやりました。非常に良い状態でした。 (今日は)終い重点でした。1週前、2週前と非常に良い調教ができたので、今週はあまりテンションが上がらないように調教をやりました。終いは楽に12秒台ですっと上がってきたので、本当に良い感じに仕上がったのかなと思います。落ち着きがあるので、それが1番かなと思います。この前のレースが少し入れ込んでいたので、それを考慮してやってきました。そういう面では非常に上手く調整できたと思います。北海道でデビューしましたが、その頃に比べたら、こちらに戻ってきて、ビックリするようなレコードを出してくれて、身体的な能力の高さを感じました。それを殺さないように上手く調整ができたのかなと思っています」

きさらぎ賞2017ベースラップ分析

きさらぎ賞2017のラップはどうなるかと言えば、過去のレースを見ると1000mからの加速戦になる可能性が高いと言えます。

ジリジリと速くなっていくことから長く脚を使えるロングスパート戦を得意とする京都競馬場に実績のある馬には注目したい。

雨馬場にならない限り消耗戦にはなりにくいことから、展開的に見て追い込み一手の馬は割り引かざるを得ません。

極端な脚質で比べると逃げ馬の方が馬券圏内に残るチャンスが高いことから穴がでるなら前に行く馬を狙う方がいいでしょう。

スピードの持続力を試されることから前走2,000mからの参戦馬の好走率が高いデータ傾向は納得がいくところ。

前走2000m戦だった馬5勝と勝ち切る傾向が強く、過去の優勝馬ではサトノダイヤモンドやルージュバックが該当しているようにポイントの高いデータになります。

前走2000m組は前走着順が3着以内までが狙い目となり、特に前走1着馬は素直に信頼すると好結果につながりやすい。

その次に芝1800m組が好走している点からスピードだけでは乗り切れないコースだということが分かりますね。

きさらぎ賞と相性がいい血統といえばディープインパクト産駒。もともと京都競馬場を得意としていることもあり信頼性の高い血統と言えます。

特に芝1800~2000m戦で4着以内に入った経験のある馬は好走する傾向が強く覚えておきたいポイントです。

きさらぎ賞はサトノアーサーで堅いのか?

きさらぎ賞における過去レースのデータ傾向から予想オッズに支持されるだけの相当の理由を満たすと判断しました。

ただ、日曜は雨模様となっておりデビュー戦の内容から考えるとパンパンの良馬場に超したことはありません。どのくらいの雨量になるのかで変わりそうですが死角がないとは言えない状況であることを考慮しておく必要があります。

しかし、その逆転候補となる馬たちも分かりやすい実績馬ではなく走ってみないと分からないことが多い。何かに負けてしまう可能性はあることからサトノアーサーを2着~3着づけで決め打ちする馬券は面白そうです。

まだ適性がハッキリせずデキや気性面など色々な角度から見て良馬場に近いほど堅い決着になる可能性が高いでしょう。当日の天候がどうなるのか、ここから馬券戦術を決めていくことで馬券的中を高めていくことができるはずです。

きさらぎ賞の回顧

1着マンハッタンカフェ産駒アメリカズカップ。やや掛かり気味ながらも先行から抜け出すし直線も脚色が衰えずにゴール。あまり上手い競馬ではなかったが結果的に馬場の適性が一番だったということだろう。この時期にしてはマイナス12kgと大きく減らしたが芝を走るならこのくらいの馬体重で問題ない。そろそろ若手の起用はやめて競馬を教えられる騎手に替えた方がいい。もう1つ奥がありそうな感じはあるが今のままでは壁にぶつかるのも早そうだ。騎手は、松若 風馬。調教師は、音無 秀孝。

2着はディープインパクト産駒サトノアーサー。パンパンの良馬場であれば差し切ることもできたかも知れないが、この馬の競馬はできていることから現状の能力は出し切ったと考えたい。まだ、気持ちに走りがついていけておらず、もう一回りサイズアップしていきたいところ。ゆっくり成長を促しつつのローテーションが一番。騎手は、川田 将雅。調教師は、池江 泰寿。

3着はルーラーシップ産駒ダンビュライト。現状はまだ体を持て余している印象で産駒特有のモタモタ感じがもどかしい。現状の能力は発揮していることからクラシックに向けての上がり目があるか今後を見守っていきたい。騎手は、C.ルメール。調教師は、音無 秀孝。

競馬予想9年プラスを証明し10年目に突入。信念は【負けるが勝ち、想像から創造する】がモットー。インターネット初期に掲示板レンタルサービス「サーガミクス」を開設。芸能人をはじめ1万人に愛用されました。その後、多くの馬券師や競馬予想家にウェブ関係のサポートを展開。現在はシステムアナリストとしてデータ分析の強みを発揮しています。競馬予想のご相談はお気軽にどうぞ。

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