皐月賞まとめ

      2023/03/21

みんなの投資競馬では、データ分析と資金管理を分けることで、競馬予想を簡略化しつつ精度を高めることに主眼が置かれています。

ほとんど数的な手法で行われるデータ分析に対し、レースや買い目の選定を行う資金管理では感性や経験がプラス要素として役立つため、そこ分けて専門性を高めた方が良い結果を得られやすいと考えた結果でした。

また、データ分析家は、良い馬を見つけるという考え方から平均思考になりやすく資金管理では平凡な結果になりがちです。それは強い馬ほど回収率の上限が低くなることが理由としてあります。

強い馬というのは、競馬を構成する20以上のファクターに影響されにくい馬と言い換えることができます。それを評価するには平均思考にならざるを得えません。

波乱の配当がもたらされる時は、特定のファクターが強い影響を与えた時だと感じています。その超配当を探し当てるには平均思考よりも1つの得意分野に特化してもらうのがベストなのです。

株式投資で成功しているバフェットやソロスといった個人のすべてはニッチな得意分野を持っていることが共通しています。そこのトップクラスになるだけで十分な利益を手にしてきました。

この考え方は資金管理でこそ役立ちます。バフェットやソロスでさえ特別なデータを持っているわけではありません。彼らは自分が得意とする分野では負けないというだけの話なのです。

それが何なのかは自分自身で追究するしか手立てはありません。競馬はギャンブルという前提を変え真正面から真摯に向き合うことができれば誰でも勝つチャンスを手に入れることができるはずです。

ゴールドマイニングは今も改良が続けられており、どの馬を重視すべきかのヒントとなる【金脈馬ライン】【好走指数】【高回収率血統】を段階的に取り入れてきました。

金脈馬とそのラインにいる馬、その対象と【好走指数】【高回収率血統】のどれかが被った時に好走しやすい傾向があります。

これは正会員向けになりますが、今後も効果検証を行いつつ好走シグナルとして利用できるように改良を続けていきます。

今の馬柱を基本とする一般的な競馬予想では買い目の決定に多くの時間を要しますが、これにより初心者でも短時間で狙いが絞れるよう効率化できればと思います。

2022年

1位キラーアビリティ(予想オッズ4番人気)

ホープフルSを勝ってから休養を挟んでの皐月賞出走となる。1番人気馬なら問題なく2連勝しているローテーション。

この馬の場合は断然感がないという点で過信できない。タイムの出方も全く違うため安易に直結すると考えるのもどうか。

ただ、父がディープインパクトで高速決着に問題がなさそうという点で問題なければ重視してみる手もある。

2位ダノンベルーガ(予想オッズ2番人気)

共同通信杯を勝ってからの皐月賞出走は近年のトレンドになりつつある。この馬はキャリア2戦が良くも悪くも気になるところ。

キャリア2戦の好走例はなく共同通信杯のレース価値が判断基準になりそうだ。主力級と走ってきたわけではないのが不安材料になる。

アッサリ資質の高さを証明するシーンと思ったより走らないという極端な結末をイメージできる馬には違いない。

3位ドウデュース(予想オッズ1番人気)

もう1つの2歳G1【朝日杯フューチュリティステークス】の勝ち馬。皐月賞と同じレース条件になる弥生賞ではタイム差なしの2着だった。

道中スムーズさを欠いたぶんもあるので悲観する必要はなく、そのあたりは予想オッズにも表れていると言えるだろう。

あまり派手に勝つタイプではないぶん圧倒的なイメージはないが、レース運びが上手くソツがない点で一定の評価ができる。

2017年

ファンディーナ

追加料金を払って参戦してきた3連勝中のディープインパクト産駒牝馬がファンディーナだ。大物感あふれる走りで圧勝を続けており底を見せていない中でのG1レース参戦。しかも牡馬が相手で一気にレベルが上がることになるが勝利のチャンスを期待したくなるだけのパフォーマンスをしているのも確かだろう。それに、牡馬が混戦模様でこれといったスターホースが不在という状況があり、皐月賞までに至るローテーションにおいて実績が分散していることからどの馬にもチャンスがある。まだ牡馬レベルが低いとは断定できないだけに牝馬限定の重賞レースを勝ったファンディーナは信用できないといった声も少なくない。前走のフラワーカップでは楽勝ながらスプリングステークスより0.3秒しか差がないことから参戦の判断はあながち間違いとは言えないだろう。

スワーヴリチャード

4戦のキャリアを通して自身の競馬を確立してきたスワーヴリチャードは走るハーツクライ産駒に共通する成長力を証明してきたと言えるだろう。芝1800~2000mという中距離で実績を残せばクラシック候補と呼ばれる時期ではあるが、ライバル関係にあったムーヴザワールドに完勝したインパクトは大きい。皐月賞では未対戦組と力関係がカギになるが、さらなる良化が見込めるようなら期待はふくらんでくる。

カデナ

キャリア5戦で走りが噛み合ってきた感があるディープインパクト産駒カデナ。前が残るスローペースになった弥生賞では後方からレースを進め血統通りキレのある末脚で素質の違いを見せつける完勝だった。デビューから減ることなく増えてきた馬体重から心身の充実が見てとれるだけに本番の皐月賞でもさらなる進化を感じさせる追いきりができれば一気に支持される可能性も十分あるだろう。

皐月賞ラップ2017予想見解

近年は前走1800m組から皐月賞の勝ち馬がでている。あまり芝2000mの経験は必要でないというよりも不要に近かった点からファンディーナにとって良いデータと言えるだろう。

やはり中心馬がいない中で本番を迎えることから感情的にファンディーナは人気集中するのは間違いなさそうだ。

最近では牡馬と牝馬の垣根は少なくなったものの、この時期あたりから牡馬との成長ラインに差がでてくることもあり牡馬で軸が決まることが望ましい。

無敗馬は皐月賞を勝てないというデータもあり色々な予想が飛び交うことになりそうだ。過去に執着する者はファンディーナを軽視し、未来を信じる者は逆に重視するのだろう。

皐月賞の穴馬は、まずはスピードの持続性に優れた先行馬から狙っていくことを検討したい。

2016年

2016年の皐月賞は3強で決まるのか。予想に必要なポイントを解説していく。

マカヒキ

弥生賞を勝ちリオンディーズに勝利したことで追う立場から追われる立場に変わった。すでにトライアルで同じ舞台で勝利している点から最も皐月賞馬に近いボジションにいる馬と言えるだろう。デビュー勝利後に発症した鼻出血も問題なく心配の必要はなさそうだ。

本番でルメールから川田に乗り替わった点は少しツキがないものの、強いクセのない馬なので乗り難しさはない。前向きに見れば桜花賞で大本命を飛ばし後遺症が残るルメールより良いという見方もできる。川田自身もキャプテントゥーレで皐月賞を勝利しており経験的には問題ない。

ここまで圧巻のレース内容で3戦3勝と最少キャリアで勝ち進んでいる。余力のある弥生賞の勝ちっぷりから底を見せておらず、さらなる伸びしろを本番で見せても可笑しくないだろう。相手も本番仕上げで再対決となるが返りうちにするシーンも十分にありそうだ。

マカヒキ戦術予想

血統的に短距離と言われたもののレースだけ見れば2400mの方が合いそうなくらい折り合える馬。弥生賞では有力馬を見る競馬をしたが、ペースに合わせてどこからでも動いていける自在性を持っている。武器である末脚を生かすために弥生賞をお手本とする乗り方になりそうだが、どちらにしろ4コーナーまでに前を射程圏に入れる競馬をする可能性が高い。

リオンディーズ

兄エピファネイアが皐月賞2着と血統的な強みを持つ。昨年にドゥラメンテがキングマンボ系として初優勝を果たしたことで流れも良い。それでも実績では強力なサンデーサイレンス系ライバルを相手にするのは楽ではないだけに他にも好材料が欲しいところだ。

騎手で見ていくと、皐月賞4勝男のM.デムーロが騎乗することでバックアップが強化される点も見逃せない。トリッキーなコースと評判のコースだけに仕掛け所を知っているかどうかは意外と重要である。乗る機会が少ない関西騎手の中では、苦手としている人も少なくない。

すでに同じ舞台の弥生賞で2着に負けているが、スムーズに折り合えなかったことが敗因。前向きにとらえれば先に繋がる負けであり本番では勝つための戦術を練り上げてくるだろう。一度負けたことで気楽な立場になった点も人間側の精神に良い影響を与える。

リオンディーズ戦術予想

思い切ったことをするM.デムーロを踏まえると、前に行った弥生賞での負けから本番では一転して後方からの競馬を選択する可能性は低くない。皐月賞2着のエピファネイアは中団より前で折り合いに苦労したことから、兄同様の気性を持つ同馬の参考にするのではないかと見られる。後方一気の策がハマるかはペース次第で決め打ちなところもある。どこに位置取るにせよ上手くコントロールできるかが最大のテーマと言えるだろう。

サトノダイヤモンド

圧巻のパフォーマンスで3戦3勝と底を見せていないディープインパクト産駒。毎年クラシックに有力馬を送り出す池江厩舎ということで1番人気になる可能性すらある。前めからでも競馬できる馬で近年には少ない王道タイプの馬でありながら末脚も使えることから資質が高いのは間違いない。

関東への初輸送となるがスムーズなら影響がでることは少ない。しっかりとした精神面から問題ないものと考えたい。最近は少ないステップでのローテーション組むのが主流できさらぎ賞から本番に直行となる。外厩で乗り込める今では使いつつ仕上げる必要がなく無意味に出走して怪我するよりいいだろう。

中山コースの経験値という面では劣るがセンスの高さでカバーできる。むしろ馬よりも桜花賞で断然人気馬を飛ばしたルメールの精神状態の方が心配。今までにない弱気な騎乗をして足を引っ張ることは2度も続かないと信じたい。

サトノダイヤモンド戦術予想

後ろにいる有力馬を気にして位置取りを下げるのは止めて欲しいが可能性としてはあるだろう。とにかくマークを気にして位置取りを犠牲にすることが多い今の競馬では期待通りのレース運びをしてくれるとは限らない。下手な小細工ではなくフルポテンシャルを見たいという点で中団以上でレースを進めて勝負して欲しい。凱旋門賞で勝ち切る地力を作るという点からも脚を使い切る競馬に慣れさせるべきだ。

2015年

中山競馬場の芝2000mで行われる3歳限定G1レースが皐月賞のレース設定となる。

スピードのある馬が勝つと言われるレース。古馬になってマイルで活躍する馬や逆に距離を伸ばして活躍する馬もいたりと好走タイプは決まっていない。スピードだけでなくスタミナもバランス良く問われるコースと考えるべきだろう。

トリッキーな中山競馬場だけに先行抜け出しがセオリーもタフなレースになれば差し追い込みが決まることもある。あまり脚質にとらわれすぎるのも良くなさそうだ。

勝利騎手を見ていくとMデムーロが3勝と最多で手の内に入れている。今年からJRAで通年騎乗できるだけに騎乗馬には注意しておくべきだろう。日本人では岩田騎手が2勝とキャリアを考えれば相性がいいと言えそうだ。

2015年 皐月賞の出走馬診断

リアルスティール

骨格がしっかりとしたディープインパクト産駒で均整のとれた好馬体の持ち主。身体的な欠点が少なくレース運びも上手で死角がない。その反面もうひと押し利かないところがありそう。使い減りしない馬でデキの変動が少ない。
仕上がり:★★★★☆ 

ダノンプラチナ

予定通り叩いてからグンと気配が上向いている。前走でリアルスティールと決着がついたと考えない方がいいだろう。体躯の柔らかさから距離はこなしていけそうで2歳王者の貫録を見せつけても不思議はなさそうだ。
仕上がり:★★★★☆ 

2014年

2014年の皐月賞は、中山競馬場の芝2000mで開催される。
早速フォトパドックでの状態確認を含めた出走馬を診断していこう!

皐月賞予想レポート

未対戦組もいて決着幅の広そうなレース。
それだけに人気にしろ穴にしろ絞り込むのが難しい。

穴ならロスなく回った時のクラリティシチーか、逃げた時のウインフルブルームが魅力的・・・
と思ってたが、前者は揉まれ強そうでないのと、後者は逃げるって感じでもなく微妙な印象。
力関係がハッキリしないこともあり、思い切り良く15番人気のステファノスを狙うことにした。

毎日杯は、かなり手前から仕掛ける強引な競馬で時計差なしの3着。
全体時計も悪くなくタフさならここでも差はないと思わせるパフォーマンスだった。
ディープインパクト産駒にしてはキレ過ぎず立ち回りでカバーしていくタイプ。
中団ぐらいから4角で一気に上がっていくイメージ通りに走れるようなら面白い。

単勝:8(500円)
複勝:8(2500円)

アジアエクスプレス

一度使ったことでアウトラインが引き締まりメリハリのある馬体になった。
毛づやも良く叩いた上積みを期待して良さそうだ。
レースぶりを見るにマイラーの印象は薄く距離延長には対応できる。

仕上がり:★★★★☆ 

イスラボニータ

共同通信杯に比べると少し緩い造りに仕上げている印象を受ける。
日本ダービーまで視野に入れた仕上がりというところだろうか。
最終追い切りでしっかり追ってくれば態勢に問題はない。

仕上がり:★★★☆☆ 

ロサギガンティア

使いつつ体が締まってきた印象で前走のダメージは見られない。
トモに力が付き切っていないためスタートは遅くなりがち。
そういった点から見てG1で結果がでれば先々が楽しみになる素質馬だ。

仕上がり:★★★★☆ 

クラリティシチー

シルエットから見ると全体的に子供っぽさが残る馬体。
成長した姿を思い浮かべるとマイラー色が強くなりそう。
背中や四肢はしっかりしたタイプで現状でも安定して力が出せる。

仕上がり:★★★★☆ 

バウンスシャッセ

牝馬にしては幅のある馬体で牡馬の中でも見劣らない。
前躯が勝ったタイプでタメても切れないぶん立ち回りで何とかするタイプ。
勝負になるかは別にして中山コースにこだわったのは理解できる。

仕上がり:★★★★☆ 

トゥザワールド

前走より一回り絞れた印象でメリハリのついた筋肉が美しい。
ここにきて馬体に伸びが出ており、理想的な成長ラインを描いてきている。
全兄トゥザグローリーを思わせる雰囲気が出てきて出走態勢は万全と言える。

仕上がり:★★★★★ 

トーセンスターダム

悪くないのだが、同厩のトゥザワールドと比べるとダービーを睨んだ仕上げ。
もう一絞りできそうな体つきで余力を残した感は否めない。
最終でビシッと追ってくれば態勢は問題ないだろう。

仕上がり:★★★☆☆ 

ワンアンドオンリー

もっと馬体に幅が出ていいぐらいで成長途上の感がある。
これで勝てるようなら将来は明るい展望しか見えないがはてさて。
牝系は短距離のイメージがあるが距離は伸びていった方がいいと思う。

仕上がり:★★★★☆ 

ウインフルブルーム

ガチムチの筋肉質な馬体だけ見ればマイル前後がベスト。
折り合いはつくぶん前半に息を入れてのマイペースなら距離は持つだろう。
中山で急かされるような展開だと惨敗もありそうだ。

仕上がり:★★★★☆ 

2013年

2013年の皐月賞で高配当を期待できる穴馬を特定する!
コース:中山競馬場の芝2000m

推奨軸馬

7.ロゴタイプ
前走が完勝と地力を裏付ける快勝だった。
2000m経験の差だけで距離自体はこなすだろう。

14.エピファネイア
輸送はこなしたが直前でイレこんだ様子。
落ち着きあれば巻き返す公算が強い。

推定穴馬

16.フェイムゲーム
粗削りながらも着実にステップアップしている点に好感が持てる。
未勝利から重賞を制した素質の高さが開花しつつある。
中山コースの経験値が高く、かつ実績ある距離ならG1でも面白い。

最終決断

ワイド:16⇒【7、14】(各1000円)

福島11 奥の細道特別

推奨軸馬

5.アドマイヤネアルコ
6.ロジダンス

推定穴馬

1.キンセイポラリス
ガサがないだけに開幕に近い馬場はピッタリ。

最終決断

ワイド:1⇒【5、6】(各1000円)

阪神11 淀屋橋S

推奨軸馬

14.ダノンフェアリー

推定穴馬

12.ブルームーンピサ
気温が高いほど良さそうな馬で鉄砲初戦から狙い。

最終決断

ワイド:12⇒【14】(1000円)

皐月賞 フォトパドック診断
評価尺度:良 S ⇔ D 悪

カミノタサハラ

前回より一回り引き締まった感じはあるが、細くはなくメリハリの利いた馬体になっている。
全兄マウントシャスタよりも幅のある芯が通った体つきで素質を感じさせる。
先々の成長より完成度で勝負の血統だけに成熟度に問題はない。

評価:A 順調

ロゴタイプ

前回もきっちり仕上がってたので大きな変わり身はないが、背中に安定感があり姿勢ぶブレがない。
ゆったり構えるようになっており、中距離でも十分対応できる下地はできている。
骨太の成長を示すサドラーズウェルズ系の成功例。

評価:A 順調

エピファネイア

入れこみやすい気性も、相変わらず力強い姿勢を保っており体質の良さがうかがえる。
シンボリクリスエス産駒らしく少し硬さはあるものの、強靭な背中が上手くカバーしている。
関東への輸送も2度目で慣れが見込めるが、過度にイレこんでないかチェックはしておきたい。

評価:A 順調

エピファネイア

入れこみやすい気性も、相変わらず力強い姿勢を保っており体質の良さがうかがえる。
シンボリクリスエス産駒らしく少し硬さはあるものの、強靭な背中が上手くカバーしている。
関東への輸送も2度目で慣れが見込めるが、過度にイレこんでないかチェックはしておきたい。

評価:A 順調

コディーノ

完成度の高さが売りだったが、この馬にしてはこじんまりとして映り冴えない印象。
2歳時に比べて気性のモロさが出てきており、初期のイメージとは変化しつつある。
気が良すぎる印象だけに叩いての上積みは案外ないのかも知れない。

評価:B 上積み微妙

コパノリチャード

ダイメジャー産駒なので体自体はしっかりして使い減りする印象はなし。
眼つきが鋭いように現状は気が入りすぎるきらいがあり距離延長はどうか。
それに加え関東への初輸送となると、皐月賞は試金石となりそうで。

評価:A 順調

メイケイペガスター

体躯が硬めにでやすい血統の割に柔らか味のある体つきで気配は良好。
こじんまりとした体つきで大物感はないが体はしっかりしている。
この馬の眼つきもやばさが漂っているように当日の落ち着きがカギになる。

評価:A 気性不安

クラウンレガーロ

もともと体形は短距離馬らしくなかっただけに距離をこなせる下地はあった。
折り合いに不安はなく、競馬センスもいいので自分の力を安定して出せるタイプ。

評価:A 順調

フェイムゲーム

ゴツい見た目とは裏腹に、思った以上に俊敏に動ける馬。
パワーはあるので時計勝負より渋り気味の馬場が合いそうだ。

評価:A 順調

ミヤジタイガ

こじんまりとした馬体も短背で小脚が利くタイプの馬。
2000mはギリギリの印象があるだけにスローならといったところか。

評価:A 順調

レッドルーラー

雄大なシルエットの割に筋肉が付ききっておらず薄目に映る。
少し頭は高いものの、前傾姿勢で上手くバランスが取れている。

評価:B 成長の余地あり

タマモベストプレイ

OP馬5頭輩出している極端に安定した成功配合だけにブレは少ない。
血統的に2000mの実績なし。壁は厚く思え乗り越えたら大したもの。

評価:A 距離長い

2012年

2012年の皐月賞で狙うべき穴馬を明らかにしていこう!

◎07.ベールドインパクト

競馬を覚えてレースぶりに安定感が出てきた。
前走で負かした相手の着差を考慮すると内回りの中山
ならオッズほどの開きは感じない。4角から上がって
いく時の脚は早く上手く立ち回れば面白い。

○09.ワールドエース

勢いづいた時の脚は世代トップ。外伸びにシフトして
きた馬場を生かせれば。

▲14.ゴールドシップ

毛色の違うコースで安定して走る順応性は評価できる。
中山が得意な血統構成で対応できる下地は十分。

×5,8,11,15

中山10 京葉S

◎11.トシキャンディ

ワンペースな馬でタメても味がない。
突付かれながら行ける昇級戦は返ってプラスになる。

○04.ゼンノベラーノ

前走は水たまりを気にして伸びを欠いた印象。
締まった重馬場なら巻き返す余地十分。

×1,5,6,7,13

皐月賞分析

アダムスピーク
相変わらず硬めに映るが、アウトラインや筋肉はメリハリが利いて申し分ない。
薄い皮膚感は素晴らしく状態は間違いなくアップしている。
馬体診断:★★★★★

アーデント
前回同様にトモの甘さは気になるが、現状は精一杯のデキと言えるだろう。
馬体診断:★★★★

グランデッツァ
うっすらアバラが浮き出てるように前回より一回り絞れた体つきになっている。
アウトラインや筋肉にメリハリが出てきて無駄なものを全て削ぎ落としてきた。
パッと見は迫力が出て良化と思えるが、前回あったバネ感が影を潜めてしまっているのは残念。

他に特徴的と言えるのが長い繋ぎだろう。
繋ぎが長いとクッションが利き過ぎため、返ってバネを奪うことになり瞬発力に転化できない。
タメても末がキレないケースが多く、単調なトーンの走りになりやすい。

同馬もそういう傾向にあるが、恐らく強靭な心肺で欠点をカバーしている。
より繋ぎのクッション性が重要となる良馬場でどこまでやれるだろうか。

道悪のスプリングSで勝ったように相対的に見れば雨馬場はプラス。
晴れて時計が速くなるようだと少し足りない面が出てくるかも知れない。
馬体診断:★★★★

コスモオオゾラ
幅のある体でパワータイプだが、この馬なりにアウトラインはスッキリしている。
皮膚を薄く見せており、立ち姿のバランスも最近では一番。
馬体診断:★★★★★

ゴールドシップ
ゆったりと構えるようになり体を大きく見せるようになった。
柔らかさもあり、いい意味で馬が変わってきている。
馬体診断:★★★★★

ディープブリランテ
体を造るたび腰が高くなりマイラー体形に近づいている。
気性を考えても距離を伸ばすメリットは薄そうだ。
馬体診断:★★★★★

トリップ
背中にグッと力が入り姿勢にも力強さが出てきた点はプラス。
特に欠点がなくトータルパフォーマンスの高い馬だ。
馬体診断:★★★★★

ベールドインパクト
全体的に薄くムダのない造りだが、後躯は幅があり大きく見せている。
決め手を使う馬の理想的な体形に変わってきた。
馬体診断:★★★★★

マイネルロブスト
特に変わった点はないが、タフな馬で調子の変動が少ないタイプ。
馬体診断:★★★★

メイショウカドマツ
使い過ぎてるせいか筋肉が硬くなり柔軟性に欠けている。
疲れは見せないがベストパフォーマンスは期待しづらい。
馬体診断:★★★

ワールドエース
いかにも薄めの馬体で無駄がないディープインパクト産駒の典型。
それでも柔軟性に富んだ良質な筋肉が目一杯ついているので非力な印象はない。
尻が鋭く切れ下がり、自然と踏み込みが深くなるので加速は遅め。
こういった体形は大成しきれないタイプが多かったが、メリハリの利いたディープ産なら問題はないのかも知れない。

欠点はあるが、現状でも外観の完成度は高く順調さがうかがえる。
計画的にレースを使って抜かりのない仕上がりになっている。

流れに乗らず教育的な競馬をした若駒S以外は文句なしの完勝。
前を軽視しがちな鞍上の手合いに不安はあるが能力は世代上位だろう。
出遅れた若葉Sは、結果的に強かったが課題を残す内容でもあった。
トリッキーな中山だと鞍上の判断とスタートが不安材料になる。
馬体診断:★★★★★

2011年

2011年の皐月賞で狙うべき穴馬と買い目を公開していきます。

長期的に価値のない無料競馬予想ブログばかりだと相談を受けたことがあります。それは、どこぞの競馬予想会社の口コミ広告を載せるために行われているのだから質が低くて当然ではないでしょうか。とにかく記事の中身よりも広告を見てもらうことで広告料が発生するわけですから。そういったブロガーの記事に時間を使える人はある意味では裕福なんだなと感じてしまいます。

私は無料のものをありがたいと思うことはありません。ソーシャルゲームにしろ課金した方が圧倒的に効率が良く無料でやるなんて時間のムダだからです。その節約できた時間を労働にでも使う方がお得なのは間違いなく学生以外でありがたいと思っているのなら、あなたの人生には多くのムダが存在しているかも知れません。

あなたは自分に眠る潜在能力の価値を低く見積もっています。日本人は自尊心が多くいまだに戦争の影響を脱しきれていないという指摘がある。アメリカには逆らえず知らないうちに自己評価が低くなりがちだと心理学者は言うのです。もし、それが本当なら、あなたはここを見ているだけで選ばれた人間であることを自覚するべきです。ここには公開予想で実績を残してきた情報が詰まっていて勝ち組の扉がそこにあるからです。

◎09.カフナ

前走緩みのない流れを先行し最後まで止まらなかった。
時計も含めて評価できる内容で馬が変わってきた感がある。
成長>オッズと見れば妙味があり手を出す価値は十分。

○04.サダムパテック

前走スタートで挟まれ掛かり気味ながらも勝ち切った。
鬼門の中山での勝利は意義が大きく府中替わりは幸い。

▲12.オルフェーブル

競馬を使いつつ折り合いに進境を見せてきた。
今なら府中でも問題なく走れる公算が強い。

×1,6,11

皐月賞分析

オルフェーヴル
皮膚感が今一つも姿勢の力強さは今までで一番。
余計な力みがなく精神的にも落ち着きが出てきたか。
馬体診断:★★★★

サダムパテック
こじんまりと見せるがムダ肉がなくシャープな体つき。
なめらかな皮膚感はズバ抜けており体調は申し分ない。
馬体診断:★★★★

ダノンバラード
脚が長くて頼りなく写りがちなのは生まれつきの体形。
トモに力が欲しいが、この馬なりにふっくら見せて体調は良い。
馬体診断:★★★★

ダノンミル
かなり筋肉質なタイプで力強いも反面硬さが目立つ。
生まれ持ったものなので仕方なく、皮膚感から体調は良好。
馬体診断:★★★★

トーセンラー
少しづつ腰に力が入ってきて走りにブレが少なくなった。
若さの残る立ち姿だが着実な成長が感じられる。
馬体診断:★★★★

ナカヤマナイト
トモに甘さは残るが、それでも走れるのは運動神経が良いから。
アウトラインにキレがあり素軽さでは一番。
馬体診断:★★★★

ノーザンリバー
前躯に頼った姿勢からキレよりパワーのタイプ。
体つきは良好だが硬さがあり一雨欲しいところか。
馬体診断:★★★

フェイトフルウォー
体にムチッと張りがありながらもアウトラインはシャープ。
皮膚感も申し分なく久々を感じない仕上がりと言える。
馬体診断:★★★★

プレイ
ノビを欠く体つきでもガッチリとした筋肉は迫力がある。
無骨なタイプで使い減りとは無縁な馬だ。
馬体診断:★★★★

ベルシャザール
師のハードトレーニングに応えるように芯がしっかりした。
この厩舎だけに故障の怖さはあるが体質の良さは一級品。
馬体診断:★★★★

2009年

2009年の皐月賞で高配当を得るための穴馬を明らかにしていく。

リクエストソング

前走は押したら掛かってしまったが、元はレースセンスは抜群の馬。
負けたと言っても0.5秒差の競馬で大負けというわけでもなく、これで評価を落とすなら狙う方にとってはむしろ好都合。スローでの好走が多いがエンジンの掛かりが遅いところを見るとG1の速い流れの方がレースはしやすいはず。奥を感じさせる馬で相手なりに走れるタイプ、G1でのアッと驚く激走に期待したい。

◎02.リクエストソング
○01.ロジユニヴァース
△06.ベストメンバー
△07.ナカヤマフェスタ
△15.セイウンワンダー
△16.アンライバルド
△18.リーチザクラウン

3連複:◎○→△各1,000円

皐月賞の回顧

1着はネオユニヴァース産駒アンライバルド。レースは11番手から進め速いペースを味方に直線は豪快に差しきる強い内容でした。日本ダービー馬フサイチコンコルドがいる血統で、その良血から早くから注目を浴びていましたが大舞台に強い血統らしくクラシック一冠目の皐月賞を見事に制しました。ただ、あまり体質が強くない血統であるため今後は怪我に泣かないか心配な面もあります。これからも追い切り調教には注目しておきたいですね。同じネオユニヴァース産駒のロジユニヴァースは断然人気ながら見所なしと競馬の難しさがよくでたレースになりました。父ネオユニヴァースは皐月賞と日本ダービーを制した種牡馬ですから今後も大いに期待できます。騎手は、岩田 康誠。調教師は、友道 康夫。

2着はスペシャルウィーク産駒トライアンフマーチ。クラシックには直結しない傾向が強いトライアルレース若葉Sからの参戦ということで8番人気ながらの好走となりました。決め打ちなのか最後方からレースを進めての直線一気の競馬ですから伏兵にしかできない大胆な騎乗だったと思います。桜花賞を勝ったブエナビスタもそうですがスペシャルウィーク産駒は追い込み一手が性に合うのかも知れません。母は桜花賞を制したキョウエイマーチで筋の通った血統なだけに軽視してしまったのは失敗でした。競馬予想の口コミでは血統面から推す声もあっただけに申し訳なかったです。この反省を次に生かすことで皆様に高配当を提供できればと思っています。騎手は、武 幸四郎。調教師は、角居 勝彦。

3着はグラスワンダー産駒セイウンワンダー。朝日杯フューチュリティステークスを勝ったことで逆に距離適性を疑われたような4番人気でした。しかし、フタを開けてみれば小差の3着でしたから侮れるなかれの競馬ぶりでした。これから距離延長していってどうなるかが課題として挙げられますが父はマイルから長距離までこなした名馬ですから問題ないと見ても良さそう。2歳戦から活躍している馬なので日本ダービーまではしっかりと馬券には入れておくのもいいかも知れません。最近はサンデーサイレンス勢の押されてロベルト系の活躍が影を潜めているだけに今後の活躍をひっそりと期待しています。騎手は、内田 博幸。調教師は、領家 政蔵。

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