京王杯2歳ステークスまとめ

      2021/11/02

東京競馬場の芝1400m戦らしく前半スローペースからの後傾ラップになるケースが多い。近年は1番人気が勝っていないことから大荒れが期待できる2歳限定の重賞レースと言える。

この京王杯2歳Sは、最後の直線から逆算した上がり3ハロン時計が33秒台を叩きだす馬が多く、前半スローからの直線でヨーイドンからの瞬発力勝負が近年のスタンダードになっている。

そのため内枠有利の傾向が強くなりやすく枠順の影響力が大きい。基本外枠は割り引いて考えるべきだが、2016年は例年より内の芝が荒れてきているためJRA造園課が固めてこなければ外が伸びるといたこともありそうだ。

逃げ先行馬が穴をあけるパターンが多いことから前走で逃げ先行で競馬していた馬はマークしておきたい。

京王杯2歳Sベースラップ

12.5 - 10.9 - 11.7 - 11.7 - 11.7 - 11.5 - 11.8

京王杯2歳S2017予想

keibasite.comベースラップ理論で算出したラップでは、2016年の今年はスローペースにならず持続戦になる可能性が高いとでている。もちろん直線が長い東京競馬場なので必要以上に騎手が抑え込む可能性はあるが極端なスローペースまでは考えにくい。

快速戦となった小倉2歳ステークスを楽勝で制したレーヌミノルが予想オッズで1番人気に支持されている。この馬で考えるべきことは緩むペースの対応力があるかどうかだろう。今回は関東への初輸送ということもあり懸念材料は少なくない。

折り合いのセンスはありそうだが前走の急流を制してのの距離延長となるだけに引っかかる想定はしておいた方が良さそうだ。ダイワメジャーにタイキシャトルという血統背景はベースラップが示す持続戦に適合することから勝つまでのポテンシャルは秘めているものと考えられる。

2番人気になりそうなのが2戦2勝のヴィクトワールピサ産駒コウソクストレート。新潟・東京競馬場の芝1400mで2連勝とベースラップで見ても適性の高さはナンバーワン。脚質もセンスのいい好位タイプで安定感のあるレース運びが期待できるだけに無難に攻めるならマイナス要素のないこちらという選択肢もある。

函館2歳ステークス2着馬モンドキャンノは3番人気。仕上がり早の多いキンシャサノキセキ産駒でサフィロスが好走しているように血統的に向いた条件と言える。前走は引っかかるシーンがあっただけに距離延長が課題となりそうだ。素質の高さはうかがえるだけに折り合いさえつけばチャンスはある。

他に函館2歳ステークスを制した外国馬レヴァンテライオン や2連勝中のディバインコードなどスピードにあふれたメンバーが集結している。ハイレベルなレースになるようなら穴馬の出番はなさそうだが少しでも馬券妙味を考えて予想公開していくつもりだ。

2009年

東京競馬場で行われる京王杯2歳Sの激走馬を狙い撃つ!

芝1400mだからといってもペースが上がらないのが東京競馬場の性質である。そのため先行馬の脚色が衰えず思わぬ高配当をもたらすことも珍しくない。その点から狙いは定めやすいもののキャリアが浅い2歳馬だけに好走馬を特定することは容易にはいかない。

その点から馬券はボックス買いで攻めることも考えたい。あれこれと悩むのは時間の無駄であり可能性を考えるのもまた同じことだろう。どうなるか分からないのが2歳戦の魅力であるため、その分からない部分を埋めることができれば自ずと高配当の馬券がもたらされることは想像に難くない。

あの馬は強いという視点も大事ではあるが、それだけで競馬を理解することはできないのも事実だろう。いかに競馬が持つブラックボックスな面に対して対処していけるかが投資馬券において重要な意味を持つと考えたい。

京王杯2歳ステークス

◎エステーラブ

重馬場での2歳戦で荒れる気マンマンって感じだが狙いはエステーラブ。
新馬戦は雨が降り続きヤヤ重でもかなり重かった馬場で難なく差し切ったように道悪は得意。2戦目の重賞でも大外回っての伸びを見る限り力量差は感じない。前走から速いペースの方がレースしやすく格上げもプラスに働くと見る。スピード勝負に強いマイネルラヴ産駒にブライアンズタイムの血統構成からバランスが良く激走穴馬として期待する。

他にも目ぼしい馬はいるが実績的には混戦模様で絞り切れない。
ここはシンプルに攻めていくのが吉とでそうだ。

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