阪神大賞典まとめ

      2017/10/12

2016年

阪神競馬場の芝3000mで行われるステイヤーレースが阪神大賞典。3連覇したゴールドシップがいない2016年は、天皇賞(春)に向けてのトライアル感が強いレースになりそう。久々に菊花賞馬トーホウジャッカルが出走するものの予想オッズでは2番人気と仕上がりの懸念が反映されています。

このレースを振り返ると、近年はサンデーサイレンス一色で血統的な見地からは傾向が見えてこない。今年の出走メンバーもアドマイヤデウスを除いて全てサンデー一色なので血統は考えない方が良さそうですね。

阪神大賞典2016予想オッズ

予想オッズを見ると割れているものの下位にチャンスがあるかと言えば微妙な感じもある。

シュヴァルグラン(1番人気2.5倍)

脚さばきに重さのある馬あるタイプで過去の実績を見ても阪神コースは歓迎でしょう。距離にも不安は感じられないことから人気は妥当だと思います。

前走の日経新春杯では、スローペースからの後半5ハロン戦ということで馬場を考えると瞬発力勝負の勝負で切れ負けした格好。今回もペースは上がらないことから瞬発力勝負がどうでるかといった所でしょう。

阪神大賞典の過去最速のレース上がりは、1995年にナリタブライアンが勝った34.0が最速になります。今年は、馬場状態やスローペース濃厚という点から前にポジションを取る競馬ができるかが好走のカギを握っていると言えるでしょう。

鞍上が福永くんなので後ろでチンタラ乗って2~3着と考えている人も多いかも知れないですね。

トーホウジャッカル(2番人気3.2倍)

気になる状態は、さすがに絶好調ということはなく良くて水準級の仕上がりと見ておくのが妥当かと思います。デムーロが乗った印象では問題ないらしいので走りに関しては心配していません。それよりも、スローペース見込みでM.デムーロに乗り替わるメリットの方が大きいですね。

これからの競馬は、欧州のように騎乗込みで厳しく評価していくスタンスに変わっていきます。あらゆる変化から着差がつかなくなっており、今から騎手要素を考え慣れておくことは重要です。この騎手は位置取りが下手だから評価を下げるというのは極めて自然な判断であり、これからのスタンダードになっていくでしょう。

究極の上がりレースになれば荒れる

あまりに遅いペースになると一団の競馬からの瞬発力勝負ということでスタミナが問われないことで着差が縮まり波乱の要素が大きくなる。どういった馬券を狙うかは展開をどう考えるかで決まってくるレースですね。

それを察知して大逃げする可能性もあるため色々な決着パターンが考えられるところ。全てのパターンで買っても利益は見込めないため決め打ちで穴を狙うのもアリだと思います。

2014年

第62回 阪神大賞典は、阪神競馬場の芝3000mで開催される。
早速フォトパドックでの状態確認を含めた出走馬を診断していこう!

ゴールドシップ

近走は思ったほど走れない競馬が続いている。
不振の理由は、精神的なものが大きそうだが走りにも硬さが見られる。
馬体を見ても筋肉がついて逞しい反面、柔らかみが以前ほど見られない。
力が入り過ぎている印象でリラックスして走れるかが好走のカギだろう。
戦法の変更で馬が戸惑っているのかも知れない。

仕上がり:★★★☆☆ 

サトノノブレス

使いつつ実が入っており着実な成長がうかがえる。
馬体に関しては完成の域に入ったと見ていいだろう。
このデキでどこまで通用するのか、今回は試金石のレースになりそうだ。

仕上がり:★★★★☆ 

アドマイヤラクティ

ゆったりと構えるようにメリハリのある競馬ができるようになった。
以前ほど硬さも見られなくなり心身ともに充実している。
毛づやも申し分なく久々を感じさせないデキにある。

仕上がり:★★★★☆ 

ヒットザターゲット

少し腰が高い姿勢から中長距離のイメージがある。
3000mは本来の距離適性から言えば少し長いのかも知れない。
どこが素晴らしいということはないが安定したデキを保っている。

仕上がり:★★★★☆ 

バンデ

一回りほど大きく見せるようになり馬体の成長が見られる。
ただ、トモに関しては甘さを残しており万全とは言いがたい。
前駆で走るタイプだけに距離というより持続力を生かせる展開になるかどうか。

仕上がり:★★★★☆ 

タマモベストプレイ

馬体だけで見れば、なぜ長距離なのかと思ってしまう。
タフさでこなすのだろうが、馬体は中距離向きに見える。
競走馬としての欠点がなくオールマイティなタイプ。
それだけに調教師も適正がつかみづらいのだろう。

仕上がり:★★★★☆ 

2013年

第61回 阪神大賞典で狙うべき穴馬を提示していくことで年間収支プラスを目指していく。

コース:阪神競馬場の芝3000m
見送りとなったため予想アップはありません。

阪神大賞典 フォトパドック診断
評価尺度:良S~D悪

ベールドインパクト

スラリと細めに映る方が走るという点から見ればステイヤー気質はあるのかも知れない。
まあ、ディープインパクト産駒が長距離で変わってくることが多いのでディープ気質と言ってもいいか。
体質が良い馬だからガクッとくることもなく順調そのもの。

評価:A 順調

マカニビスティー

ゼンノロブロイ産駒は、成長するにつれ筋肉がついて見映えは良くなるが体躯が硬くなる傾向にある。
この馬の以前とは違ってカチッとしすぎる印象。今ならダートの方が安定するだろう。
一雨あってパワーを生かせる馬場ならと言ったところか。

評価:A 体が硬い

フォゲッタブル

体全体がしぼんだように一回り小さく見えてウーンとうなるばかり。
叩き良化型が使いつつ良くならないあたり老化の影響が大きいのかも。
ここでダメなようなら引退も視野に入ってきそうだ。

評価:C トモ弱い

ゴールドシップ

本格化してからの方が良く見えないという珍しいタイプ。
芦毛もあるが調教で手を抜く頭の良さも影響していそうだ。
どこか怪我でもしない限り順調なら問題ない。

評価:B 水準級

デスペラード

体形はステイヤーではないが、ズブさを生かせる長距離のレースが合うのだろう。
中距離をこなせれば、折り合いがつけば長距離もこなせる時代だということ。
ダートを走ってたくらいだから体は堅く映るのはデフォルトか。

評価:A 体が硬い

トウカイトリック

もう11歳馬ということもあり筋肉は若いのと見劣るが、ゆったり走る長距離なら影響は少ないのだろう。
背中に力が通った姿勢の良いシルエットは昔から変わらない。
今年一杯は頑張ってくれそうな雰囲気で古豪の奮闘に期待したい。

評価:A 順調

2012年

第60回 阪神大賞典で買うべき軸馬や穴馬を公開します。

真のステイヤーを決めるレースと考えられることから狙うべき馬はシンプルに絞れていけそうだ。

◎10.ビートブラック

地力に乏しい現状だとスローペースの決め手勝負がベストの舞台か。極端なペースが向きそうな馬で、ハマれば相手かまわず大駆けするタイプ。特に早くもなりそうにないメンバーだけに、おあつらえ向きの流れになる可能性が高く不協和音を鳴り散らす激走を見せる。

○12.オルフェーヴル

不安があるなら久々で折り合いを欠くことぐらいか。超スローの有馬記念でピタリと折り合えたことを考える今ならば。

▲02.ヒルノダムール

相手なりに走っている近走から大崩れはしない。
ただ、長距離馬かと言えば決してそうでもないだろう。

×1,4

阪神大賞典分析

オルフェーヴル
目標は先ということもあり、緩めの造りではあるが太め感はない。
硬さが取れてリラックスした姿勢に好感が持てる。
馬体診断:★★★

ギュスターヴクライ
気性の荒かった母に似ず、火がつくまで時間の掛かるタイプで長距離が合う。
本来は前で叩き合って闘争心を引き出す競馬の方が向いている。
馬体診断:★★★★

ジャガーメイル
この馬にしては丸みを帯びたアウトラインで良く見せている。
外観の衰えはなく、薄い皮膚から無駄なく仕上がった。
馬体診断:★★★★

ヒルノダムール
一度使って馬体に芯が入り、型通りの良化が見て取れる。
ただ、少し姿勢に力みがあり、馬体から見ても長距離向きという印象はない。
馬体診断:★★★★

2010年

第58回 阪神大賞典は波乱の幕開けとなりそうな予感。天皇賞春へと続く本番前のステップレースだけに穴馬狙いにはもってこいのレースだ。

競馬予想に必要なスキルはなんだろうか。まずは必ず勝つんだという強い意思である。この意思を持ち続けることはカンタンなことではない。ふとした馬券の連敗で自信を喪失し己の実力に疑問を持つようになればオシマイである。いともカンタンに負ける人間に落ちこぼれることができるのは完全実力社会ならではと言えるだろう。

まずは負けへの耐性をつけることである。控除率のある競馬は負けるようにできている。ならば負けが込んだとしても、それは普通の状態であり大きな問題ではない。本当の問題は、そういう状態になっているのに改善に動こうといないことである。競馬は巻き返して勝つギャンブルであり投資とするならば負けを最良の友としなければならない。

私は学生の頃に週4日のアルバイトでためた150万円を失ってから競馬で勝つことを真剣に考え始めた。人間は痛い目を見るからこそ変わることができる生き物でもある。なぜ、馬券で負けてしまうのか。しっかりと自分自身を見つめなおすことができる心の強さを持たなければ一向に勝利は見えてこないだろう。

◎03.シグナリオ

勝ち味に遅いこの馬の近2勝の内訳は、中山競馬場と福島競馬場の小回りの長距離、芝・ダートである。
胴長の体形やおっとりした気性から阪神内回り3000mはこなすどころか歓迎のクチだ。前走の緩みない後半の流れを早めに動き出し粘り通した事からも持久力だけは抜群で簡単にバテないタイプ。ダートで勝っているようにパワー兼備のタイプで重い馬場はむしろ好都合だろう。

○14.アサクサキングス
▲13.トウカイトリック

×7,10,11,12

競馬予想9年プラスを証明し10年目に突入。信念は【負けるが勝ち、想像から創造する】がモットー。インターネット初期に掲示板レンタルサービス「サーガミクス」を開設。芸能人をはじめ1万人に愛用されました。その後、多くの馬券師や競馬予想家にウェブ関係のサポートを展開。現在はシステムアナリストとしてデータ分析の強みを発揮しています。競馬予想のご相談はお気軽にどうぞ。

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