菊花賞まとめ

      2017/10/12

2016年

近年は折り合い我慢大会のような様相を見せてきている3歳牡馬クラシックのラスト一冠を締めくくる菊花賞を分析していこう!

強い馬が勝つというジンクスは本当なのかデータを中心に明らかにしていくことにする。

予想オッズはディープインパクト産駒の二強対決か

2016年の菊花賞は、皐月賞馬ディーマジェスティと日本ダービー2着馬サトノダイヤモンドの二強対決が予想される。

現在の予想オッズではサトノダイヤモンドが1番人気に支持されている根拠を考えていきたい。

近年は荒れても3連単59,220円と大人しいレース配当が続いている。菊花賞は人気馬が強さを見せるレースということを裏付けるように1番人気が強い。

昨年はデータとして弱かったセントライト記念経由のキタサンブラックが勝ったようにデータの潮流も変わりつつある可能性はあるが、今年は断然人気のディープインパクト産駒が2強を形成しており産駒初の菊花賞制覇が見られそうだ。

どちらも辛勝ながら前哨戦の朝日杯セントライト記念と神戸新聞杯をそれぞれ勝ち上がってきており順調な臨戦態勢で本番を迎えられる。

どちらも派手な勝ちっぷりというわけにはいかなかったが、夏を使ってきた馬が2着ということを考えると仕上げに差があるのは当然で本番での上積みは大きいはずだ。

どちらも互角に近い能力を示してきただけに直線はマッチレースでになる可能性は考えられる。

最近の傾向から言えば関西馬が14年連続勝利している…から関西馬サトノダイヤモンドが悲願のクラシック制覇しての3歳3強形成という点かいもありそうだ。

ディープインパクト産駒のデータ傾向としても京都競馬場を得意としている傾向がありチャンスにあふれている。

関東馬の勝利は2001年のマンハッタンカフェから遠ざかっており、初めての関西輸送を考えるとディーマジェスティは2番人気に甘んじる可能性が高い。

今のところ地の利を生かせるサトノダイヤモンドが若干ながら有利と考えるのが妥当ではあるものの能力的に差があるわけではなく直前のオッズにメリットがあれば逆張りするのも1つの手だろう。

菊花賞2016予想

基本的に神戸新聞杯組を中心にするのが馬券攻略におけるセオリーになっている。昨年はセントライト記念を勝ったキタサンブラックが勝ったものの、基本的に西高東低ということもあり関東馬がセントライト記念を勝ってきた場合は期待値は低めに見積もりたい。

また、乗り替わりのない騎手の方が勝率が8倍も高くなるため期待値で見ていくなら「乗り替わり騎手の有無」は重要なファクターと言える。特に穴馬を特定するときには使えそうだ。

ここ4年は内枠から勝ち馬がでており枠順も結果に影響をおよぼす可能性が高い。もし、二強が内外に分かれるようだったら内を重視すべきだろう。

とはいえ、内枠ばかり好走しているわけではないことからあくまで「勝ち馬の傾向」として考えておきたい。

あまり配当が期待できないレースだけに穴馬は的確に特定したい。勝ち馬と同じように穴馬も関西馬が多いことから神戸新聞杯組から検討するのが馬券的中への近道だろう。

データ馬券ポイント

  • 騎手の乗り替わりがない馬は8倍も勝ちやすい
  • 8番人気以下の期待値は低い
  • 前走4着以下の巻き返しの確率は低い
  • 神戸新聞杯組が中心
  • 前走が条件クラスの馬は1着必須

2015年

序盤は予想していた通り遅めのペースも途中から我慢しきれず動いた馬がでて乱ペース気味に。後半は前にきついペースになったことでタフさが要求される展開になった。

その乱ペースの中で冷静にインポケットでロスなく走れたキタサンブラックが勝利。競馬上手らしい勝ち方でスケールを感じさせない馬なのが評価が甘くなるポイントだろう。折り合いが重要な菊花賞の舞台だからこそ欠点の少ない同馬を重視すべきだったと反省しきり。こういった地味ないぶし銀タイプの馬でG1レースを勝ったのがサブちゃんらしい。

折り合いを欠いた馬に外から張られる格好になったリアファルは楽ができたなかったぶん直線は伸びあぐねての0.1秒差3着。ダート上がりのタフさは流石で気持ちの良い負けっぷりだった。器用な走りは中山競馬場の有馬記念で生かせそうなので年末に出走したら楽しめそうだ。

惜しい2着のリアルスティールは直線でワンテンポ早く抜け出していたらという内容。道中は良かっただけにツキが回ってこない感じがもどかしい。やはり少し気負うぶん中距離ぐらいの方がレースはしやすいだろう。

最後の直線で迷いなく大外を回したM.デムーロを見てドゥラメンテだったら差し切ってたんじゃないかと思わせる気迫を感じさせた。本当ならドゥラメンテが三冠馬だったんだという熱い思いが込められてたのかも知れない。

1番人気リアファルは直前でも負荷をかけた全力仕上げに感じた。
先を見ずに菊花賞を獲りにきたと見て良さそうだ。

対抗馬リアルスティールは行きたがるそぶりを見せつつ我慢できていた。
本番は序盤を乗り切ればという印象で差す競馬になる可能性が高い。

栗東坂路で行われた1週前追い切りでは、4ハロン55秒9をマーク。一杯に追う併走馬に対し、軽く仕掛けた程度で2馬身の先着を果たした。切れのあるタイプで、本来は重い馬場を得意としないはず。脚力の違いを改めて示した調教内容だった。2戦2勝の内容は、ともにつけ入る隙のない完勝で、重賞メンバーに入っても能力的には全く見劣らない。楽しみな一戦になりそうだ。

■調教ランク
S…絶好 A…良好 B…普通 C…割引

ミコラソン

栗東 CW 良 86.2 70.3 54.7 40.7 12.5
評価 
…特に目立たないが順調そのもの。

サトノラーゼン

栗東 CW 良 84.9 69.2 54.2 39.8 11.7(1週前)
栗東 坂路 良 54.7 39.9 12.4
評価 
…1週前に実質的な追い切り。動きは軽やかで上積みはある。

タンタアレグリア

栗東 CW 良 82.6 67.0 52.6 38.9 12.6
評価 
…栗東入厩。軽めで目立たないが脚さばきはしっかり。

キタサンブラック

栗東 CW 良 99.0 81.5 65.1 50.6 37.3 11.8(1週前)
栗東 CW 良 84.9 67.8 52.2 38.0 11.8
評価 
…栗東入厩。走りたい気持ちを内包させギリギリののラインで仕上げた。

ベルーフ

栗東 CW 良 85.0 69.2 54.2 39.8 12.1(1週前)
栗東 CW 良 53.2 39.1 11.8
評価 
…軽めの調整も気を抜かせず走らせることに重点を置いた追い切り。

レッドソロモン

栗東 坂路 良 52.5 37.7 24.6 12.5
評価 
…折り合いスムーズで使いつつ上昇がうかがえる。

スティーグリッツ

栗東 坂路 良 53.6 39.3 26.0 13.0
評価 
…時計は目立たないが脚どりはしっかりしており問題なし。

ミュゼエイリアン

美浦 南W 良 54.1 39.8 13.0
評価 
…折り合いスムーズで軽快な走り。距離延長に不安なし。

アルバートドッグ

栗東 CW 良 84.0 68.4 53.5 39.6 12.3
評価 
…調教では折り合いスムーズ。前走がガス抜きになった印象。

ブライトエンブレム

栗東 CW 良 83.6 68.1 53.4 39.3 12.9
評価 
…併せた相手が足りずに時計は目立たないが手応えは楽で雰囲気良好。

リアルスティール

栗東 CW 良 81.5 65.5 51.2 37.8 12.1(1週前)
栗東 坂路 良 53.6 39.0 25.2 12.6
評価 
…折り合いは付いたものの序盤は行きたがる印象。本番も前半がカギになる。

ワンダーアツレッタ

栗東 CW 良 86.0 70.6 55.6 40.6 13.3
評価 
…折り合い重視で時計は遅いが走りはスムーズ。

マサハヤドリーム

栗東 CW 良 80.8 65.9 52.2 39.5 13.0
評価 
…テンの入りが速く折り合いに課題を残す。

マッサビエル

栗東 CW 良 83.1 67.5 52.9 39.2 12.7(1週前)
評価 
…モタモタした追い切りで前向きさに欠ける。変わり身はどうか。

ジュンツバサ

美浦 南W 良 70.1 53.9 39.0 13.9
評価 
…遅いペースでも折り合い長距離の対応力は十分。

タガノエスプレッソ

栗東 CW 良 82.3 66.3 52.2 39.3 12.2
評価 
…折り合いがついて軽快な走り。調子は決して悪くない。

リアファル

栗東 坂路 良 52.0 39.3 26.6 14.0(1週前)
栗東 坂路 良 51.6 38.1 25.2 12.9
評価 
…直前もしっかり追い切る意欲的な調教。さらなる変貌があるかも。

スピリッツミノル

栗東 CW 良 81.3 65.5 51.4 38.6 13.0
評価 
…走る気をださせるためにテンからビッシリ。これで変われば。

最近は混戦レースが主流になったことで人気馬にしろ穴馬にしろ確かな軸馬を見つけることが効率が上がるようだ。あまり特定の何かに傾倒せずレース傾向の沿って馬券戦術を練っていくべきだと秋華賞で改めて実感した。

色々と手を広げてやってきたことで効果のある理論が判別できてきたのでこれからは集中して馬券効率を上げていきたい。2015年の菊花賞に確かな軸馬がいるのか、まずは出走馬の仕上がりからチェックしていくことにする。

前走を快勝して、念願の重賞初制覇を達成した。賞金面でクラシックへの出走を確実なものにしたことで、じっくりと調整できるようになったのは大きい。この中間は、プール・坂路での調整をベースにした形でじっくり乗り込まれている。先週の水・木曜日は、雨の影響で負担のかかる馬場状態だったために時計を出さず、3月1日の栗東坂路で4ハロン54秒5のタイムをマークしている。前走時と同じくらいの状態で出走することができそうだ。

リアルスティール

単勝予想オッズ:3.7倍
神戸新聞杯では明らかに仕上がり途上だったが一叩きされたことで見違えるようにデキが上がっている。十分な上積みを見込んでいいだろう。この馬の場合ストライドが伸びきれないため前めに位置を取る競馬で脚をタメるのが合っている。距離延長に関する不安を聞かれることが多いが、その点は全く心配いらないと思う。この馬が勝つとするなら好位から競馬するのが良く位置取りの方が遥かに重要と考えている。
充実度:

サトノラーゼン

単勝予想オッズ:6.6倍
セントライト記念を叩いて筋力が戻ってきた様子。大きな成長はないものの日本ダービーの頃と遜色ないデキと見て良さそうだ。この馬の場合、ディープインパクトにしては筋肉が硬めで速い動きはできない。そのぶん取りこぼしが多いのだが豊富なスタミナ量でカバーしている。この馬も前の方で競馬していくのが得策だろう。
充実度:

リアファル

単勝予想オッズ:3.1倍
使いつつ芝仕様に馬体を造ってきたようでダート馬にありがちな厚さがなくなってきた。トモの具合もさらに良くなってきた印象があり奥がまだありそうな雰囲気がある。逃げが好きじゃない調教師なので本番は先行策を取るのではないかと見ている。番手でも競馬ができるタイプなので特に問題はなさそうだ。
充実度:

アルバートドック

単勝予想オッズ:23.5倍
スローになった神戸新聞杯は折り合いに苦労し最後方からの競馬。前向きさがでてきたことで逆に本番で課題を残す形となってしまった。体質がいい馬なので順調なら重賞を勝てる器だが、更なる距離延長で我慢が利くか試されることになる。その点からあまり外枠は引きたくない。
充実度:

ベルーフ

単勝予想オッズ:19.5倍
前走で仕上がりは良かったため上積みはなく現状維持といったところか。いい意味で緩く仕上げてきたのかリラックスした表情が印象に残る。ステイゴールド全妹の母から血統気性的な難しさを受け継いでおり、うまく競馬できれば爆発力がある一方で下手をすると全く見所のない競馬をする危うさを残している。
充実度:

キタサンブラック

単勝予想オッズ:12.5倍
これといった欠点がない一方でウリとなる特徴もないタイプで良くも悪くもといったレースぶりは戦績にも表れている。母父サクラバクシンオーの血が指摘されるが馬体だけ見れば距離が問題になるとは思えない。地味なタイプもオールマイティーな活躍が見込める馬のように思う。
充実度:

タンタアレグリア

単勝予想オッズ:26.5倍
余計な脂肪を落として長距離仕様に馬体を造ってきた様子。今までより細身に映るがガレてはおらず厩舎渾身の仕上げと見て良さそうだ。まだ芯が通りきれていないが雄大なトモから先々の可能性を感じられる。
充実度:

ブライトエンブレム

単勝予想オッズ:13.3倍
体質が良くなったことで春先よりも筋肉がつき馬体に厚みが増している。少し伸びが過ぎるストライドから緩慢な走りになりがち早いアクションはできないが、そのぶん距離の融通性は利いてきそうなタイプ。距離延長で後方一手から抜け出せるようなら面白い1頭になる。
充実度:

ミュゼエイリアン

単勝予想オッズ:15.4倍
使うたびに少しずつ成長してきた馬でようやく完成してきたように感じられる。ペースが向かなかった日本ダービー以外は大負けはない馬だけに自分の走りはしっかりと発揮してくれそうだ。
充実度:

ジュンツバサ

単勝予想オッズ:26.1倍
まだ馬格に見合った筋肉は付ききってない状態でセントライト記念で3着なのだから素質は高い。細身の方が走るステイゴールド産駒だけに見方があてはまるとは限らないものの馬体の迫力は物足りなさが残る。
充実度:

マッサビエル

単勝予想オッズ:32.5倍
神戸新聞杯は謎の大敗も馬体のデキは良く成熟度に問題は見られない。輸送の影響も考えられるところで見限るには早い感じもする。ゆったりとした胴長の立ち姿から走る気力があれば一変の可能性も捨てきれない。
充実度:

2014年

京都競馬場の芝3000mで行われる重賞レース菊花賞をチェックしていきます。
未掲載馬については、依頼があれば考慮します。

ワンアンドオンリー

春は未成熟な馬体だった馬が日本ダービーを勝利。この馬が強いというよりも3歳馬の層の薄さを感じてしまった。ひと夏を越して少しずつ逞しさは出て春より成長が見られ順調に進化していると見ていいだろう。個人的には、古馬になってどれだけ強くなるのか楽しみにしている。

仕上がり:★★★★☆ 

トゥザワールド

スケール的には一枚落ちる印象も立ち回りの良さで相手なりに走れそうな馬。距離を心配する声もあるが東京2400mをこなせれば問題ないと見ている。特に3歳馬同士だし後は折り合いがつくかどうかだろう。保険として内枠が引ければ美味しい立ち位置で競馬できそうなので枠で期待値が変わってくる。

仕上がり:★★★★☆ 

2012年

◎17.タガノビッグバン

前走は前半こそ緩かったものの後半は6ハロンほど
ペースが緩まない持続力戦。これを早めに捕まえ
3馬身つけたスタミナは菊花賞向きと言える。
先に抜け出したら簡単には止まらないだろう。

○01.ゴールドシップ

京都はみんな坂下で動いていけるのでズブいのは不利。
死角はラスト4ハロンからの急激なペースアップ部分。

▲10.マウントシャスタ

華奢な体つきから阪神より平坦京都の方が合っている。
速い馬場なら上限が決まっており相対的に差は縮まる。

ゴールドシップ

前回を叩いて一回りアウトラインが引き締まった。
芦毛なので見映えはしないが、姿勢に安定感があり上積みを感じさせるデキ。
評価:A 順当に良化

コスモオオゾラ

この馬にしてはアウトラインがスッキリしており太め感は全くない。
ただ、春に比べて筋肉の張りが物足りなく、一度叩いた方がベターだろう。
評価:B 太めなし

スカイディグニティ

厚みのある馬体が多いブライアンズタイム産駒だが、同馬は比較的スッキリとした体形の持ち主。
重苦しさがないことが芝で走れる要因だろう。背中が強く走りにブレのないタイプ。
評価:A 背中強し

タガノビッグバン

少し硬さはあるが、筋肉がグッと張り出し力強さが全面に出ている馬体。
タフさに長けている反面、体躯の軟からさやバネ感に乏しい印象を受ける。
評価:A 迫力あり

ダノンジェラート

ディープインパクト産駒にありがちな薄さがなく、幅のある体形にしっかり筋肉が付いている。
中核で馬体のバランスが非常に良く欠点らしい欠点がない。今後の飛躍を予感せずにいられない逸材。
評価:A 素質十分

トリップ

低めに重心をとり、ゆったりと構えて古馬のような雰囲気を漂わせている。
体躯や繋ぎが柔らかくダートより芝向きの印象が強い。
評価:A 柔軟性あり

フェデラルホール

幅のある馬体にしっかり筋肉がついて背中の強さも感じられる。
大物感はないが欠点らしい欠点もないので自分の力だけは安定して発揮できるタイプ。
評価:A バランス良

ベールドインパクト

前回を叩いて余分な脂肪が取れ、ディープ産らしいスカッとしたアウトラインになった。
それでいて筋肉もしっかりしていて見映えは良好。ただ、中核の馬体で距離は微妙。
評価:A 叩き良化

マウントシャスタ

体つきは前回とさほど変わらずダメージは見受けられない。
薄く張った皮膚感は素晴らしく体調はかなり良さそうだ。
評価:A 毛づや良

ユウキソルジャー

父トーセンダンスと馬体のシルエットがそっくり。
体が硬めなところも似ているが、しっかりとした体つきで迫力を感じさせる。
評価:A 迫力あり

ロードアクレイム

必要な筋肉が付ききっていないせいか、アウトラインに緩さが残っている。
現状の完成度で素質の片鱗を見せた前回の走りを見ると奥の深さが感じられる馬だ。
評価:B 素質あり

2011年

競馬予想法を教えてくださいと言われると困ります。ある程度の手順はあっても自分の感性や経験を駆使することもあり説明することが難しいからです。圧倒的な1番人気馬ならカンタンに説明することはできますが穴馬になるほど好走理由は複雑になっていく。それを1つ1つ説明していくと時間が掛かりすぎてしまいます。

だから、その分析から得たものを表現するのに買い目を利用しています。たとえば、単勝の指定があれば勝つ可能性がそれなりにあることが分かりますよね。もし、単系ではなく複系の指定が多いのなら1着は期待薄だが馬券圏内に入る根拠はあるんだなと分かります。

競走馬の性格で1着になりたがらない馬もいるため買い目で表現するのは都合はいいのです。これを投資競馬に組み込んで利用してもらっていますが文字で説明するよりも分かり易いと好評を得ています。

◎12.ハーバーコマンド

胴長の大トビで小回りよりは明らかに外回りが合う。
無駄のない体つきから京都3000mに魅力を感じる。
長くいい脚を使えるタイプで中団より前の方で競馬
できれば雪崩れ込んでも可笑しくない。

○14.オルフェーヴル

ほとんどが対決済みで未対戦組もパッとしない。
自身の力を発揮できれば結果はついてくる。

▲01.トーセンラー

馬場の良い京都では雨が降っても上滑りするだけで
ズブズブにはならない。○に勝った京都外回りなら。

×5,13

ウインバリアシオン
前回で仕上がり十分だったため外観の変化はない。
特にダメージは感じられず好調キープと見ていい。
距離が伸びて馬が変わったのかはハッキリしないが、オルフェーヴルとは3度対戦して3度とも完敗している。いまさら巻き返す要素もなく、この手の2番人気に妙味は感じないので軽く扱うかも知れない筆頭格だ。この馬は良い馬なんだけれども単純に成績だけ見ているとオルフェーヴルが強いというより他がだらしなく感じられてしまう。
馬体診断:★★★★

オルフェーヴル
春より全体的にノビが出てどっしり構えるようになった。
気性の成長もあり不安な点は解消しつつある。
春のG1前までは取りこぼしが多く力量に差はないと思われたが、いざ皐月賞でフタをあけてみれば3馬身差の圧勝。不良馬場のダービーでも鈍ることのない末脚を如何なく発揮し2冠を達成。大舞台での強さをまざまざと見せ付けた。身体的、気性的にも成長を遂げたことを証明したのが、神戸新聞杯の5番手からの位置取りでの完勝に現れている。春の気性のままだったら自然と位置取りは後ろになっていただろう。3000mの距離を懸念する声もあるが、全兄の小回り巧者だったドリームジャーニーとは完全にタイプが違い、折り合いの進展具合から見ても全く問題ないレベルと判断できる。対戦相手に目新しさはなく3冠達成の可能性は十分に思えるが、春は震災の影響もあり他馬に巻き返される要素は全くないわけではない。
馬体診断:★★★★

サダムパテック
春より重心が低くなり、ゆったりとした姿勢には好感が持てる。
気性も和らいできた感があり少しずつ進歩している印象。
馬体診断:★★★★

ショウナンマイティ
外観は春からの変化に乏しいが手先の軽さだけなら一番。
そういうタイプなので、あまり距離が伸びていいとは思えない。
馬体診断:★★★★

ダノンマックイン
この牝系らしい少し厚ぼったく寒い時期は仕上げにくいタイプ。
好不調がハッキリでるので分かりやすくもある。
馬体診断:★★★★

トーセンラー
体は変わらないが背中にキュッと力が入り安定感が出てきた。
震災の影響があった春より順調に来れたのが大きい。
春は震災の影響が懸念されていた通りG1では全く見所がなかった。皐月賞は特殊な輸送の影響が考えられ、不良馬場のダービーは馬格的に不利だったは明らかで一応敗因はある。同じコースの京都外回りで行われたきさらぎ賞でオルフェーヴルを破った実績は低調なメンバーの中では輝いて見えるのは確か。京都の外回りでは2戦2勝と相性の良い舞台だけにダークホース的な支持が集まりそうだ。

馬体診断:★★★★★

フェイトフルウォー
前回よりも幅が出て体つきは更に良く見える。
気難しいところがあり長距離輸送の影響の方に気を配りたい。
馬体診断:★★★★★

フレールジャック
デキ申し分ないが四肢に力が入り過ぎなところがある。
それだけに更に距離が伸びるのはプラスとは思えない。
馬体診断:★★★★

ベルシャザール
良くも悪くも春と外観のイメージは変わっていない。
成長には乏しいもののデキ自体に不安なし。
馬体診断:★★★★

ユニバーサルバンク
もっと幅が出てしかるべき体格も最近は寂しげに映る。
姿勢そのものは良くなったが強調するほどものでもなく・・・
馬体診断:★★★

2010年

皐月賞と同じ中山競馬場・芝2000mが舞台と連動するとあって、菊花賞の行方を占う重要な一戦となる前のパドック診断。当レースをステップに、2000年2着のエアシャカール、2001年1着のアグネスタキオン、2005年1着のディープインパクト、2008年4着のキャプテントゥーレと、過去10年で4頭が皐月賞馬に輝いている。三冠レース最後のの菊花賞に王手を掛けるのはどの馬か?過去10年の結果を分析しながら、その傾向を探っていこう。

投資競馬で重要視していることはデータ傾向との連動性である。ただ過去のデータというわけではなく競走馬の成績における直結性を評価していくこと。派手な勝ちっぷりも弱い相手であれば高い価値を与えられないように競馬予想において相手関係の比較は基本にして重要である。

この時期になると能力の序列が決まってくるため上半期から大幅に勢力が入れ替わることは珍しい。夏を越しての上がり馬が台頭するケースは意外と少なく基本的には実績を重視した馬券を組むのが無難だろう。ただし、3000mという長距離の舞台になることから折り合い次第で穴馬の台頭はありえる。

キャリアが浅い3歳馬はテンションが上がりやすくG1レースの雰囲気に飲み込まれて折り合いが難しくなることがある。そういったイレコミに近い競走馬はたとえ人気馬でも割り引いて考えるのが妥当だ。まだ暑さが残っている時期でもあり、落ち着いてパドックを周回できている馬を重視したいところ。

アロマカフェ
前回で仕上がっており良い意味で平行線で変わった点はない。
走りが軽快すぎて距離が微妙も折り合いは以前より付いている。

エイシンフラッシュ
一度使ってアウトラインが引き締まり万全の体制と言える。
とても見映えが良く雰囲気や貫禄だけなら一番。

クォークスター
前回より無駄肉が取れた長距離向けの仕上げと言っていいだろう。
ただ、肩の角度や頭の高さを見ると適正十分とは言えない。

ゲシュタルト
前回より余計な力が抜けて立ち姿は良くなっている。
力みがちな走りで惨敗しただけに今の状態をキープしたい所。

コスモラピュタ
ロージズインメイ産駒らしくパワー十分も硬めに映る馬体。
パンパンの馬場より雨が降って時計が掛かった方がより良さそうだ。

トレイルブレイザー
ミスタープロスペクターの4 x 3の血統通り一見ダート馬っぽい馬体。
繋ぎが短く体つきも筋肉質ながら芝の長距離で勝ち上がる異色のタイプ。

ヒルノダムール
前回より大分スッキリさせて長距離仕様に仕上げたか。
肌艶が良く丸みのある馬体で調子は良さそうだ。

ビッグウィーク
前回同様に幅がもう少し欲しいが肌艶良く好調はキープ。
肩の角度や頭の高さを見ると更なる距離延長は疑問。

レーヴドリアン
体つき自体は前回と変わらずで見映えは悪くない。
胴長で距離が伸びるのは良いが不器用なのがネック。

ローズキングダム
使っての細化もなく見た目の馬体は安定しているタイプ。
前回の+22kgは意外だったが内臓含めてしっかりしてきた証だろう。

2008年

京都競馬場の芝3000mを走る長丁場のレースという点から展開次第の難解なレースになりがちだが、狙いは血統的な視点からだと微妙に思えるロードアリエスから入る。
神戸新聞杯は明らかに太め残りで出走しており、それでも好位からしぶとい脚を使うことで好走馬にくらいつき見せ場を作った。

先行馬でただ1頭だけ掲示板に乗ったことも評価できるポイントになる。春は筋肉がついていない薄っぺらい馬体だったが秋を越して実が入り別馬のような成長を遂げた。調教師の言う通り多少ジリっぽいがしぶとさ生きる流れならチャンスは十分あると考えたい。

とにかく菊花賞は折り合いさえつけば距離自体は何とかなるケースが目立ってきている。スタートから好位に位置取り、そのままなだれ込んでの好走を期待している。

神戸新聞杯で鋭い末脚を見せたジャングルポケット産駒オウケンブルースリは、神戸新聞杯では素質の片鱗と地力の一端は見せたように思う。気性的にズルさのあるタイプで息を抜きつつ走れる点は菊花賞向きで距離延長は問題ないだろう。

スタートに難あるマーベラスサンデー産駒スマートギアは、距離延長した方がレースはしやすくなるはずだ。前走のような中団から競馬できれば決めては確実だけに面白い。

スペシャルウィーク産駒フローテーションは叩いて一変するタイプ。ダービは大外回ったわりに最後までジリジリと伸びており、内々でタメたスプリングSの再現ができれば一発あってもおかしくなさそうだ。

◎ロードアリエス
○オウケンブルースリ
▲スマートギア
△フローテーション

ワイド:◎○、◎▲各2,000円、◎△1,000円

菊花賞の回顧

1着はジャングルポケット産駒のオウケンブルースリ。1番人気に支持された実力を発揮し、道中は後方12番手から進め4コーナーまでには2番手につけるという驚異のマクリを見せてそのまま押し切る競馬を見せてくれました。脚を余すことが懸念材料としてあったので騎手の内田 博幸が上手く力の勝負に持ち込んだ騎乗と言えるでしょう。これから古馬相手にどういった競馬を見せるのか楽しみになりました。調教師は、音無 秀孝。

2着はスペシャルウィーク産駒のフローテーション。15番人気での好走となりましたが道中は後方から動かずの競馬という点から無欲の追い込みが功を奏したと言えそうですね。騎手は、藤岡 佑介。調教師は、橋口 弘次郎。

3着はヤマニンセラフィム産駒のナムラクレセント。道中は好位からレースを進めて直線になだれ込んでの3着でした。9番人気と軽視されていたものお長距離の王道競馬で結果を残せたことは今後につながりそうですね。騎手は、和田 竜二。調教師は、福島 信晴。

4着スマートギア、5着マイネルチャールズが入選。馬券配当は3連単で50万を超える穴配当になりました。こうした配当を獲るために口コミを利用した競馬必勝法を構築しています。

競馬予想9年プラスを証明し10年目に突入。信念は【負けるが勝ち、想像から創造する】がモットー。インターネット初期に掲示板レンタルサービス「サーガミクス」を開設。芸能人をはじめ1万人に愛用されました。その後、多くの馬券師や競馬予想家にウェブ関係のサポートを展開。現在はシステムアナリストとしてデータ分析の強みを発揮しています。競馬予想のご相談はお気軽にどうぞ。

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