チャンピオンズカップまとめ

      2018/06/28

ジャパンカップダートはチャンピオンズカップへの名称変更となり中京競馬場のダート1800mへの施行に変更された。

2016年

中京競馬場のダート1800mで行われるチャンピオンズカップ2016予想オッズやデータ傾向から買うべきポイントを明らかにしていきます。昨年は牝馬サンビスタが勝つ波乱が起こしたデムーロ騎手は今年も警戒しておきたいですね。

その前にG1レースで調子で下げてどうすんだという熱い応援コメントを頂きました。2015年のチャンピオンズカップ予想は外してますが、2014年は穴馬からドンピシャリと当ててるんですよ。

そう8番人気のナムラビクター!穴馬は好きですがこだわりはありません。買うのは差がないと判断した時だけ。何馬身もつけるような鬼強い馬には逆らいません。穴馬というだけで狙ってたら8年も勝てませんよ、ホントに。

さて、チャンピオンズカップが中京競馬場での開催になったのは2014年ということでデータの価値を考えると東京競馬場と阪神競馬場で施行された時のデータ価値は低く見積もった方がいいと思います。あまり過去にとらわれず馬優先主義で考えていく方が良い結果を望めそうです。

でも、これだけは覚えておいも損のないチャンピオンズカップ2016予想データ傾向をを書いておきます。

それは「外国馬はいらない」というデータ。もう近年は惨敗つづきなので絶対いりません。え?そもそも出走予定に入ってないって?えーそうでしたね、では次いってみよう。

2つ目のデータはコレ!「高齢馬は割引」かの有名なJRAのホームページで確認した信頼できるデータです。

データを見ていくとダート馬は5歳にピークを迎えるようで、7歳になるとガクンと数字が悪くなります。ただ、7歳馬のデータは十分とは言えませんね。最近は、1年の出走プランを立てますし無理使いもしないですから7歳で衰えると断定するのは逆に危険。少しズレこんできてても不思議はありません。

チャンピオンズカップ2016出走予定で見ていくと色気がある7歳馬はホッコータルマエだけですね。まあ、単勝オッズが低いのは理解できる所でヒモでは欠かせない馬なのは間違いありません。競走成績も安定しています。

特にチャンピオンズカップ好走経験のあるホッコータルマエ、ノンコノユメ、サウンドトゥルーには再度注目しておいても損はなさそう。他にもダート王者に君臨するコパノリッキーや昨年のチャンピオンズカップ4着魔ロワジャルダン、今年のフェブラリーS3着馬アスカノロマン、ユニコーンS勝ちの3歳馬ゴールドドリームも該当していました。ウーン、意外と多くいたので、そのままだと買い目は多くなりそうですね。

アウォーディー

飛ぶ鳥を落とす勢いでダート戦線に殴り込みをかけてきたジャングルポケット産駒アウォーディー。どうみても芝血統だが天皇賞秋を人気薄で勝った母ヘヴンリーロマンスは良質なダート馬を送り出し続けている。芝でのキャリアが長かったためダートへの参戦が遅れた点を惜しむ声が多いが心身ともに充実してのダート転身だけにタイミングは悪くなかった。その後6連勝でJBCクラシックを勝ち念願のG1ホースの称号を手に入れた。それほど派手さはないものの追ってから勝負強いのはダート王者によくみられる傾向でもある。そろそろ世代交代をというほど若くないが似たようなメンツの中で刺激にあふれる馬でることは間違いない。特に不安のあるコースでもなく中央でも初G1チャンピオンズカップ制覇と行きたい。

モーニン

今年のフェブラリーSを制したモーニンだが、その後のキャリアは順調というわけにはいかなかった。次戦となった船橋のG1レースかしわ記念では見せ場もなく沈みG1ホースとしての威厳はどこへやら、その後は休養を挟んで日本テレビ盃で復帰し上昇気流に乗るアウォーディから着差なしの2着に入り復活を印象づけたが、次戦の武蔵野SではフェブラリーSと同じ舞台にも関わらず惨敗とイマイチつかめない馬の印象を強めてしまった。前走は斤量が重かっただけに同情の余地はあるものの実践経験の少ない1800mでの変わり身は見込みづらいのも確かだろう。その点からチャンピオンズカップ2016では買いづらいタイプと言えるかも知れない。

コパノリッキー

チャンピオンズカップは2度の出走歴があるにも関わらず凡走に終わっている。これまでの実績を見れば重視しなければいけない馬なのは確か。まったく陣営もつかめない気ムラなタイプであり三度目の正直で激走しても不思議ではないだろう。JBCクラシックも1番人気に押されながら馬券圏外になっての出走ということで予想オッズでも1番人気には支持されそうもない。もう失うものはないとばかりに今回は逃げていく可能性もあり気分よく走った時に今までにない走りを見せても不思議のない馬ではある。今回ばかりはギャンブルホースとして見るべきで単勝オッズに恵まれていたら手を出すくらいの感覚でいいだろう。こういったときにチャンピオンズカップ2016制覇もありそうな気もするが。

ホッコータルマエ

ホッコータルマエ昨年より順調な調整を踏んできたJBCクラシックでは、宿敵コパノリッキーに0.6秒差をつけられる屈辱の完敗。もう7歳になろうかという年齢だけに衰えの方も脳裏によぎる負け方だった。昨年も同じ負け方でチャンピオンズカップを制したことを考えれば上積みは期待できそうではある。安定感の競馬ぶりに勝ちにいく王道タイプのダートキングだけに昨年の実績を買われれば1番人気になっても可笑しくない。

コパノリッキー

JBCクラシックは、調教師の不安視をよそに快勝と相変わらず読めないコパノリッキー。競馬ではムラのある走りも、ある意味では人間を手玉にとる頭の良い馬とも言えそうだ。昨年は前に行けず後方のまま終わるという失態を犯しているだけに馬券的には中心視しづらいタイプ。前走の走りができれば問題なく好勝負なだけに勢いに乗る手もある。

やはり見たいのは昨年やりそびれたホッコータルマエとコパノリッキーの2強対決だろう。両者とも前に行く馬ということを考えると最近にはない熱いレースになるのは間違いない。

そこを漁夫の利を得ようと待ち構える3番手以下の馬たちのキツいマークがついてくる。心身ともにタフなレースになるのは間違いなく2強の内どちらか耐えてレースを制するならダート王者としてふさわしい勝ち方だろう。

まあ、2強のレースぶりを鵜呑みにするなら3着以下は引き離して欲しいところ。ひっそりと伏兵が差し切るような寒い展開だとダートの層も薄くなってきたと言えるのかも知れない。このレースの激走穴馬は発走前に無料競馬予想としてリアルタイム公開する予定なのでお楽しみに!昨年は8番人気ナムラビクターの特定に成功しています。

2015年

チャンピオンズカップと同じ舞台である東海ステークスから始動し0.7秒差の圧勝。つづくフェブラリーステークスを制し2連覇を達成するなど強さを見せつけた。前走は圧巻の強さでホッコータルマエ以下に圧勝し極めて順調なローテーションで秋の大一番に臨む。

昨年は行き脚がつかずに惨敗するなど気性的な不安定な面を抱えている。今年も2走前の日本テレビ盃では勝ち馬に2秒差をつけられており、例年通りの勝ち時計から3着と言えど惨敗の内容だった。走ってみないと分からない面から予想オッズでも3番人気と評価は高くない。

前走JBCクラシックの勝ち時計は、2007年に良馬場で勝ったヴァーミリアンより0.4秒しか速くない点からレベル的に懐疑的な見方もある。ダート界でも全体的なレベル低下が起きている可能性は考えておきたい。

中央では逃げないレースの方が多く武豊の騎乗スタイルからも番手からレースを進める可能性が高い。スタートからの行き脚であるなしが分かるタイプということもあり買うなら単系で狙うのが妙味だろう。

ナムラビクターG1級の資質を持ちながらも歪んだ気性が出世を阻んでいるナムラビクター。馬体は順調に進化しているのに対し気性の成長は止まったままでチグハグな勝ち切れないレースが続いている。

前走のシリウスステークスでは、昨年のチャンピオンズカップでも見せたゲート入りの悪さを見せ大きく出遅れる始末。ほぼ直線だけの競馬になりながらも3着と馬券圏内を確保したのは流石だが相変わらずの気難しさを再確認させられたレースだった。

2014年の4月に勝ったアンタレスステークスから1年以上も勝ち星がないものの、G1レースを含めて相手なりに走っている戦績からも気難しさを感じられる。

今回もスタート次第になるがデキ自体はかなり良いため馬券の末席には加えておくべき馬と言える。もう6歳になるが馬を見ていると若手な印象が抜け切れてないだけにこれからの印象が強い。永遠の若手で終わらないように競馬に対しての前向きさが欲しいところだ。

2014年

チャンピオンズカップ予想で勝つコツは必要な情報だけを収集すること。
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1 	コパノリッキー 		2.7
2 	インカンテーション 	4.4
3 	ホッコータルマエ 	6.1
4 	ローマンレジェンド 	7.8
5 	ワンダーアキュート 	8.6
6 	ナムラビクター 		15.0

ホッコータルマエ

前走のJBCクラシックでは、休み明けということもあり久々に馬券圏外の4着。コパノリッキーには離されたものの、2着以下とは0.3秒差の負けなので悲観する必要はない。中央のダートG1タイトルを獲るための一叩きとも思えるだけにローテーション的には好感が持てる。

気になる仕上がりの方は、昨年よりもシルエットは良く見えるぐらいで抜かりはなさそう。筋肉はメリハリが利いており、アウトラインもキリッと引き締まっていて無駄肉が一切ない。叩いての上積みは大きいと見て良さそうだ。

【調教タイム】
栗東 坂路 良 55.1 40.0 26.0 12.8
仕上がり:★★★★★ 

ナムラビクター

順調に使われてきたことで少しずつ成長してきた印象を受ける。実績面では劣るものの、レースセンスが良く安定感のある走りが魅力的な馬と言える。ここは試金石になるが、ここで好走できるようなら来年の活躍が楽しみになってくる。

馬格の割に芝馬のような繊細な馬体をしていたが、ゼンノロブロイ産駒らしく筋肉がつき始めてたくましさが増してきている。体重が増えてくるのは当然で歓迎できる傾向と言えるだろう。もう一回り成長できそうな雰囲気もありノビシロはまだ残していそうだ。

【調教タイム】
栗東 坂路 良 59.8 42.6 27.6 14.2
仕上がり:★★★★☆ 

ワイドバッハ

短距離を中心に使われてきた馬で1800m中距離は自己条件で2着が最高の成績となっている。勢いを感じさせるが実績的にはこれからの馬だけに良くも悪くも不気味な存在に映る。

馬体だけ見ると肩などの可動域が狭く短距離の方が向いている。現状では少し力みが強いだけに距離延長がプラスとは言えなさそうだ。ただ、馬体バランス的には1200mよりは1800mの方が合ってそうなので、ゆくゆく融通性がでてきても何ら不思議ではない。

【調教タイム】
栗東 坂路 良 55.6 40.6 26.8 13.5
仕上がり:★★★★☆ 

ワンダーアキュート

コンスタントにダートで走る馬をだす血統で牝系にリボーの血が入ってるせいか息の長い活躍を見せている。抜けた能力はないのだが、どんな条件でもコンスタントに走れる相手なりのタイプで安定感は抜群。とりあえず買い目には入れておくべき1頭と言える。

最近は馬体重が安定してシルエットも良くも悪くも変わっていない。今さら上がり目は望めないもが衰えも見られないだけに年齢だけで判断するのは危険である。来年もやれそうな雰囲気で侮れることなかれ。

【調教タイム】
栗東 CW 良 81.3 66.3 51.8 38.5 13.2
仕上がり:★★★★☆ 

ローマンレジェンド

スランプになりかけたが上手く立て直してエルムステークスを勝たせたのは藤原英厩舎の手腕だろう。この馬が持つリズムを重視したことで切れかけた気持ちを上手くつなぎ直せた。繊細な部分があるので計画的に使っていった方が良さそうなので間隔を空けたのは正解だと思う。

出すからには抜かりなく仕上げる厩舎だけに外観は万全。繋ぎが長く芝馬のようなシルエットの持ち主で、実際にデビュー戦は芝で3着している。基本的にダート馬らしくないのでタフさが必要な地方は合わないのだろう。芝に戻ってもダラダラと走る長距離なら面白そうな感じもする。

【調教タイム】
栗東 B 良 78.2 62.8 48.4 35.5 11.4
仕上がり:★★★★★ 

ニホンピロアワーズ

一頃の勢いが無くなって影が薄くなりつつある。パワーが必要なダート馬は枯れると落ちていくスピードも早いので年齢的な衰えが気になるところだろう。2年前のジャパンカップダートの圧勝しやポテンシャルをどれだけ維持できるかが焦点になる。

基本的にあまり良く見せる馬ではないのだが、前走よりは筋肉がしっかりして順調な良化を見せている。銭形が浮かんで見える皮膚感から体調そのものは申し分ない。

【調教タイム】
栗東 CW 良 81.1 65.8 51.6 38.9 12.8
仕上がり:★★★★☆ 

インカンテーション

内臓面がしっかりしてきたことで近走3連勝と破竹の勢いを見せている。どれも圧勝とまではいかないが自分から動いて勝ちに行く競馬をしてるだけに中身は濃い。左回りは安定しているだけに中京競馬場で初開催となったのチャンピオンズカップは追い風と言えそうだ。

体にノビがでてきて以前よりもゆったりとした構えになっている。筋肉も少しずつ強化されてきてバランスは良くなりつつある。長距離もこなせそうなだけに来年は地方で稼ぎまくるような馬になっているかも知れない。

【調教タイム】
栗東 坂路 良 54.1 39.1 26.3 13.9
仕上がり:★★★★☆ 

クリノスターオー

12番人気で勝った平安ステークスから別馬のように変わった馬。もともとは素質があったのだろうが、アンタレスステークス惨敗からの一変だけに常識に掛からない馬という認識が強い。そういった意味では生まれつきの穴馬タイプと言えそうだ。理解しがたいという意味では怖い一頭だと思える。

たくましい大柄の馬体だけに緩めると時間が掛かりそうなタイプ。基本的には使っていく方が厩舎も仕上げやすいのではないだろうか。腹袋があるので太く見せがちなものの、うっすらアバラが見えて太め感はなく仕上がっている。

【調教タイム】
栗東 坂路 良 54.0 38.5 24.4 12.2
仕上がり:★★★★☆ 

ベストウォーリア

G1を勝てる器だと思っていた通り、相手は弱かったが地方でマイルチャンピオンシップ南部杯を圧勝と能力を見せつけた。距離延長した2000mのJBCクラシックでは見せ場を作る5着で実績のない距離を考えれば悪くない内容だった。初の1800mになるが距離短縮はプラスなだけに、あとはどれだけ差を詰めることができるかが焦点になる。

成長するにつれ腰高のマイラー色が強い体形になってきている。1800mぐらいまでならと思えるがスペシャリストと対戦だけに未知数な面を残している。

【調教タイム】
栗東 坂路 良 53.1 38.9 26.0 13.0
仕上がり:★★★★☆ 

コパノリッキー

思い切りよく逃げたJBCクラシックは距離不安を一発でかき消す快走を見せての圧勝劇。自分に合うペースを作れる強みを持っているのは地方競馬では大きなメリットになる。最低人気のフェブラリーステークスからトントン拍子の出世を遂げ、予想オッズを見ると、今回は堂々の1番人気で相手を迎え撃つ立場になる。

緩みがちな大型馬なので1回使った上積みは見込めそう。仕上がりが甘いと緩さをだすタイプだけに、休み明け初戦で勝てると次戦以降の安心感は増してくる。

【調教タイム】
栗東 CW 良 83.1 65.8 50.8 37.6 13.0
仕上がり:★★★★☆ 

クリソライト

中央ではボロカスな負け方をしていたが、地方競馬は水が合うのか競馬ぶりが一変している。それだけに中央に戻ってどうなのかという不安がつきまとってくる。同じような競馬ができれば穴馬として面白いが狙い撃ちするにはギャンブル色が強すぎるか。

垢抜けた体質の良さを感じるので惨敗は精神的な部分が作用しているのだろう。メリハリの利いた馬体に薄く見せる皮膚から仕上がりは申し分ない。

【調教タイム】
栗東 坂路 良 52.2 38.3 25.4 12.8
仕上がり:★★★★☆ 

2012年

チャンピオンズカップはこちら

◎14.ニホンピロアワーズ

58kgを背負った前走のレース運びは負けたが堂々としたもの。
以前は気性的なモロさを感じたが心身ともに充実してきた様子。
昨年9着も不利があってのもので底を見せたわけではない。

○10.ローマンレジェンド

前走はもまれる競馬で勝ち切った意義は大きい。
デムーロ人気はあるが器の大きさは間違いない。

▲12.ワンダーアキュート

出遅れた昨年でも2着の阪神巧者。
体重変動が大きいが関西圏なら消耗はないはず。

☆4

払い戻し

単勝1,990円
複勝500円

イジゲン

前に重心を置いた前傾姿勢なのは腰に力が付ききっていないせいだろう。
出遅れる要因もそこにある。雄大な馬格は大器を感じさせるが現状の完成度は低い。
評価:B まだまだ

シビルウォー

頭は高いのに首差しが長いので加速に時間が掛かる構造的な欠点をもつ。
地方競馬ならマクれるが中央場所だとスピード不足が目立つ。
評価:A 順調

ソリタリーキング

華麗なるダート一族スカーレットレディから刺客。
現状でもふわふわしていて幼い感じがあり、まだ奥がありそうな雰囲気。
体が成長してメリハリの利いた体つきになってくれば更に上を目指せる。
評価:A 成長途上

ダノンカモン

体にノビが出てきて、良い意味で緩さのある体つきになってきている。
馬体的には6歳にしてようやく本格化してきた感アリアリ。
今なら距離は問題なさそうで、まだまだ活躍していける下地がある。
評価:S 本格化

トゥザグローリー

この馬にはスッキリ見せていてメリハリが利いた好馬体。
気性的にダートは微妙だが、心身ともに良くなりつつある今なら問題ないのかも。
評価:A スッキリ

トランセンド

アウトラインはきりっとして筋肉の張りも申し分なくデキは良い。
ただ、良かった頃に比べると一回り小さく見えスケール感がダウンしている。
評価:A こじんまり

ニホンピロアワーズ

ガチャ脚で見た目は良くないがデキは前走から維持できている。
もともと馬体バランスは良くない馬なので見た目だけで評価するのは危険なタイプ。
評価:A 平行線

ハタノヴァンクール

特に前走から変わった印象はなく上積みは期待しない方がいい。
前回の惨敗は精神的なもので気持ちが切れたままなら復活は望めない。
評価:B 変わらず

ローマンレジェンド

芝馬のようにスラッと見せて気品のあるたたずまい。
前回より一回り絞れて完全に仕上げてきたなという印象。
評価:S 堅調

ワンダーアキュート

昨年と比べると無駄肉がなくなり洗練された体つきに変わっている。
順調なのもあるが代謝が向上して本格化を迎えているのではないか。
評価:S 本格化

2011年

◎15.トウショウフリーク

有力馬は番手の気持ちが強く意外と息の入る流れが見込める。
この馬も番手という話はあるが押し出されるようなら行くだろう。
似たポジションの有力馬2騎がけん制をし合うようなら残り目もある。

○06.エスポワールシチー

以前より一本調子な面が出てきたが、この馬なりに復調してきた感。
得意の1800m戦なら久々のG1奪取もある。

▲16.トランセンド

相手を見ながら行けるが悠長に乗ってると隙ができる。
徹底して逃げてこそ持ち味が生きるだろう。
逆に中途半端に乗るなら惨敗もある馬だ。

×12,13

エスポワールシチー
使うにつれて余分な力が抜けて硬さが和らいできたのは良い傾向。
気力を感じさせる顔つきといい近頃では一番良く見える。
一時は不振に陥ったものの、前走を快勝し上手く立て直すことに成功した。
以前のような絶対的な雰囲気にはないものの、王者復権となる可能性も十分ある。
1800m戦は[5.1.0.0]と得意であり、ここの走りで完全に復調したかが分かる。
馬体診断:★★★★★

ダイショウジェット
8歳ながらも外観からは特に老化現象は見られずタフさは随一。
衰えは全く見られず昔の8歳馬とはイメージが全く違う。
馬体診断:★★★★

ダノンカモン
体形だけで見ると以前よりノビが出て距離は対応できそうな雰囲気。
迫力という点では今一つも、この馬なりに好調を保っている。
相手なりに走れるタイプだが、1800mの実績が不足しており未知な面を残す。
G1で好走しながらも未だ重賞未勝利など実績通り決定打に欠ける。
いつもソコソコ走るだけにG1で人気になると旨くもなんともない馬だ。
馬体診断:★★★★

トウショウフリーク
短胴、肩が立ち気味、筋肉ムキムキと揃いスピード馬色の強い馬体。
体躯が硬めな感じもあって距離は少し長い印象を受ける。
馬体診断:★★★★

トランセンド
前回は大して良く見せなかったが、今回は筋肉が戻って見映え十分。
まあ、気で走るタイプなので外観は伴ってなくても走れるということか。
近走は逃げだけではなく番手での競馬で脚質の幅を広げた。
無理して逃げないだろうが、しぶとさを生かすタイプだけにペースを落しすぎないことが重要となる。どうせ目標にされるので他がどうこう気にするより、自分の競馬に集中できれば結果は自ずとついてくるはず。
馬体診断:★★★★★

ニホンピロアワーズ
やっぱり背中がピリッとしないものの、前回のデキぐらいにはある。
馬体診断:★★★★

ミラクルレジェンド
線の細い牝馬で外観だけ見るとダート馬の印象がないぐらい。
それでも3歳の頃よりかは少しずつ幅が出てきてはいる。
馬体診断:★★★★

ヤマニンキングリー
少しコロンとしてはいるが、もともと見映えはしないタイプで許容範囲。
初ダートだったシリウスSで0.4秒差をつける圧勝劇を見せた。
まだ底を見せていないだけに、気になる有力ダークホース誕生といったところか。
ただ、芝で頭打ちだったことや完成の早い血統ということを考慮すると、競走馬としてのピークは少し前だったかも?
馬体診断:★★★★

ワンダーアキュート
体つきは前回より無駄な肉が取れてシャープさが増してきた。
成長力のある血統らしく3歳の頃と比べると馬体の凄みが段違い。
馬体診断:★★★★

2010年

変わることのない競馬予想法というのはありえない。それは競馬自体が意図的に手を加えられたりすることで変化が生じるからだ。いまだの馬場の改良は行われており芝は高速化の一途をたどっている。その影響で着差は縮まり決定的な差が生まれにくい状況が生まれてきた。そこにスローペースが加われば幾つもの結果が生まれてくる可能性が高い。

1つの結果だけしか分からないため実力のある馬が必ず勝つと思い込んでいる人は多い。かつては私もそう考えたが今ではありえないことだと理解することができた。よくよく考えてみれば分かる。なぜ競馬予想の補助ツールが登場しても今なお穴馬が好走し続けているのか。普通なら人気馬の精度が向上しそうなものだがそうなってはいない。

つまり、多くのレース結果はおよそ予想しきれない結果になっているという何よりの情況証拠ではないだろうか。本当に馬券購入者の実力が向上しているのなら数字に表れてしかるべきである。しかし、現実はそうなっていないことを考えると競馬予想への核心へと迫る道はまだ残されているということになる。

アドマイヤスバル
しっかりとした骨格に丈夫な四肢を携えたタフな馬。
充実した体つきでデキは良好。
馬体診断:A

アリゼオ
休み明けが一番良く見せていたが、特に不安な点はなく状態はキープ。
カチッと硬さがあるのでダートはこなせそうだが砂を被るとどうか。
馬体診断:B

オーロマイスター
繋ぎが柔らかく実が入った今なら芝でも通用しそうな馬。
頭が高く、肩も立ち気味な点からマイル前後がベスト。
馬体診断:A

キングスエンブレム
ウォーエンブレム産駒らしくスラリと見せるが実の入りは充実。
パワーダートよりも重馬場のスピード生かせる馬場が合いそうだ。
馬体診断:A

クリールパッション
体つきは悪くはないが、夏場の方が良く見せていた。
重量感のある体つきで地方ダートで楽しめそうなタイプ。
馬体診断:B

グロリアスノア
薄手の皮膚感にゴムマリの様な筋肉で素晴らしいデキ。
体形から距離自体は問題なさそうだ。
馬体診断:S

シルクメビウス
昨年より一回り大きくなって重量感のある体つきに変貌。
だからと言って太めということはなく好感の持てる体つき。
馬体診断:A

ダイシンオレンジ
どうも一頃より背中がピリッとしていない印象を受ける。
力が入りきっていないので姿勢も悪く映る。
馬体診断:C

トランセンド
ダート馬にしては芝馬のようなスマートさを持つ馬。
脚抜きのいい馬場の方がよりスピードを生かせる。
馬体診断:A

ヴァーミリアン
背が垂れてきて加齢を感じさせる体つき。
もっさりとしたキレのない馬体で一叩きして欲しかった。
馬体診断:C

2008年

輸送が苦手なワンダースピードは、東京競馬場では全くレースにならなかったが、今年から得意の阪神競馬場の開催になり追い風が吹いている。

ただ少し遅く鈍感なところがある反面、簡単にはバテないタイプでもあるので、アメリカ馬が作る乱ペースで勝手に前が自滅してくれる流れはおあつらえ向きだろう。大崩れのないタイプで内枠をうまく活用できれば上位を脅かしても不思議のない馬だ。

国内無敵のヴァーミリアンに逆らう手はないが、マイナス要因を挙げるとすればれば乗り替わりになる。
人気を背負うだけに無難な安全策が返って足かせになることがあるかも知れない。

地力ならカネヒキリも相当なもので軽視できない。

屈腱炎の脚もとは気になるが、これだけの実績馬が引退せずに復帰してきた経緯を考えると潰れたら仕方ないという背水の陣で臨んでくるはず。調教に手抜きのない角居厩舎だけに一変があれば怖い存在。

◎01.ワンダースピード
○06.ヴァーミリアン
▲10.カネヒキリ

馬連:◎○3,000円、◎▲1,000円
3連複:◎○▲1,000円

ジャパンカップダートの回顧

1着はフジキセキ産駒のカネヒキリ。ハイペースの中で5番手から後続を封じ込める競馬ぶりで完全復活を印象づけた勝ちっぷりには頭が下がります。ギリギリ残した騎手のC.ルメールは好判断の助けもあったと言えますね。調教師は、角居 勝彦。

2着はマヤノトップガン産駒のメイショウトウコン。後方待機策からの一気に末脚で勝ち馬に迫るもわずかに届かず。このレースで展開の恩恵があっただけに勝っておきたかったレースでしょう。騎手は、藤田 伸二。調教師は、安田 伊佐夫。

3着はエルコンドルパサー産駒のヴァーミリアン。後方から手ごたえよく突き抜ける勢いだったが前を捕えきることができず。そろそろ一強時代に終止符を打つときが来たような気がしますね。騎手は、岩田 康誠。調教師は、石坂 正。

4着サンライズバッカス、5着ブルーコンコルドが入線。3連単の配当は6万円台でした。

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