エリザベス女王杯まとめ

   

2016年

エリザベス女王杯は、京都競馬場の外回り芝2200mで行われる牝馬限定のG1レース。近年は、外国馬スノーフェアリーが連覇するなど国際色もでてきて華やかなレースとして注目されている。

上半期に行われるヴィクトリアマイルと下半期に行われるエリザベス女王杯2つの古馬牝馬G1レースがあるが両方を制した牝馬はまだいない。名牝ブエナビスタでさえレース展開の妙で実現できなかったことから意外とハードルは高いのかも知れない。

リピーターが多いレースということで昨年の勝ち馬マリアライトと3着馬タッチングスピーチは買うほかない。

マリアライトは昨年同様にオールカマー凡走からの参戦となる。前走は仕上がってなかったと見れば本番での上積みは大きそうだ。まだ5歳という年齢から老け込むには早く得意の芝2200mなら軸馬とし視野に入れておきたい。

対抗馬として挙がるのは同じディープインパクト産駒の二冠馬ミッキークイーン。このレースを直行での勝った馬は近年では見当たらず割り引かざるを得ない。この中では実績上位の馬ではあるが順調とは言えず凡走の文字がちらついてくる。

ただ、秋華賞から参戦する3歳馬はデンコウアンジュとパールコードのみ。このレースを制する馬は3歳馬でも主力級なだけにワンパンチ足りない印象がある。よほど3歳牝馬がハイレベルでもない限り頭までは厳しそうだ。

どの馬にも死角が存在する組み合わせだけに波乱の展開もありうる。これから枠順や展開を考慮し予想公開に向けて準備していきたい。

エリザベス女王杯の予想オッズはマリアライトが1番人気だが二冠馬ミッキークイーンとの差はほとんど見られない。このオッズは実績的に見て妥当なところか検証していきたい。

マリアライト2.7倍

2015年に6番人気で優勝。基本的に伏兵気質があり人気で勝つイメージは薄い。それでもリピーターが多く活躍することを考えれば軽視は危険か。芝2200mG1レースは宝塚記念とあわせて2勝している舞台。オールカマーの凡走は昨年も同じだが上半期チャンピオンホースとしての風格には物足りなさが残る。父ディープインパクト産駒ながら母系にエルコンドルパサーが入っている影響か馬格の割に時計のかかる馬場を好む。このエリザベス女王杯を勝つ材料がありつつ死角も同時存在しており人気の割に面倒なタイプと言えるだろう。

ミッキークイーン3.0倍

近走こそ勝てていないものの牝馬限定レースでは安定した走りを見せている。距離は万能で芝2200mも特に問題になることはない。父も相性の良いディープインパクト産駒でいかにも軸馬むき。ただ、ヴィクトリアマイルから直行というローテーションがどうか、問題はそこ一点だろう。過去の勝ち馬には、そういった直行ローテーションが見られないだけに割引は必要になる。それでも馬券圏内をキープする地力の高さを評価するなら軸馬にするのも悪くない。

タッチングスピーチ5.6倍

近走は冴えない印象だが極端な追い込み脚質というのが影響している。直線の長いコースなら大きな負けはなく3番人気になる理由も分かる。昨年の3着好走馬ということを考えるとリピーターだから買うのが正解だろう。鞍上にはスノーフェアリーで連覇した名手ムーアを迎えており伏兵要素は満載な馬には違いない。世界的に活躍するムーアの騎乗に期待して頭から買うというのも1つの戦術となりそうだ。

クイーンズリング6.0倍

どの距離でもソツなく走っており相手なりに走れる印象が強い。スローペースになりやすい前哨戦でこその印象もあるマンハッタンカフェ産駒というのもあり地力がもう一つ足りない印象がある。それでも今年のメンバーなら単勝オッズ6倍という評価は妥当なところだろう。レースを使うと体重の変動が大きいタイプだけに追い切り十分で馬体重をキープしているかという点にも注目したい。

パールコード8.0倍

3歳馬ながら高い評価を受けているヴィクトワールピサ産駒のパールコード。春から期待されてきた素質が開花してきており勢いは見逃せない。どのレースでも好位から競馬できるようにレースセンスの良さがウリの馬。秋華賞から200mの距離延長はプラスで立ち回りの上手さを生かせればオッズに見合った走りが見られそうだ。人気馬は差しタイプが多いだけに頭までの一発を狙うならというのは決して間違っていない。

2014年

ラキシス

背中が力強くなり立ち姿がしっかりしている点は好印象。体形的に細く見せる馬だが少しずつたくましさが出てきて本格化ムードをただよわせる。
仕上がり:★★★★☆ 

キャトルフィーユ

デビューから体重が30kg増えたが、すべて実になって結びついてきたのが凄い。そういったことは牝馬では珍しく体質の強化が本格化に結び付いたのだろう。
仕上がり:★★★★☆ 

ディアデラマドレ

夏頃に比べて馬体重に変化はないが、体に芯が入り筋肉の張りも向上している。ようやく本格化してきた印象で良血が開花してきた感がある。
仕上がり:★★★★☆ 

スマートレイアー

春と変わらず後躯がパンとしてこないが、この馬なりに順調にはきている。競走成績が示す通り、なかなか右肩上がりの成長とはいかない様子。
仕上がり:★★★★☆ 

ヴィルシーナ

思ったレースを使えず順調さを欠いたが、馬体は仕上がっており心配なさそうな雰囲気。毛づやの良さからも体調が悪いということはない。
仕上がり:★★★★☆ 

アロマティコ

良い意味で平行線といった感じで上積みはなさそうだがデキは維持できている。強調材料はないが順調そうでなにより。
仕上がり:★★★★☆ 

ホエールキャプチャ

今年は安定した外観を保ってきており陣営の努力がうかがい知れる。さすがに上積みはないが、この馬なりにデキは良い。
仕上がり:★★★★☆ 

メイショウマンボ

冬毛が伸びてきたせいもあるが、それにしてもトモがピリッとせず上積みは見込めない。最終追い切りで動けているかチェックしておきたい。
仕上がり:★★★☆☆ 

レッドリヴェール

馬体が細くなった感じはなく、使ってきたダメージは感じられない。ただ、本気で走っていない印象もあり、そのぶん反動がないだけかも知れない。
仕上がり:★★★★☆ 

ショウナンパンドラ

コンスタントに使われているが、馬体の張りは申し分なく変わらず良いデキにある。体重が減ってこないのも体質強化のあらわれだろう。
仕上がり:★★★★★ 

ヌーヴォレコルト

特に可もなく不可もなくと言った感じで一定のデキは保っている。調子は変わらず良さそうだ。
仕上がり:★★★★☆ 

2012年

◎09.クリスマスキャロル

2走前の重賞は不利があり後方からの競馬になったが
大外を回して2着。芯が強くタフな馬場でこそだろう。
雨は降ってくれただけ良さそうで前に付ける脚もある。
乗り方に注文つくが前めから雪崩れ込む競馬が理想。

○12.ヴィルシーナ

3歳戦はジェンティルどんなにしてやられた。
ここは初古馬戦と言っても層が薄いのは明らかなだけに大崩れは考えづらい。

×全て

アカンサス

トモに実が入ったことで姿勢が良くなり馬体バランスが向上している。
力みのないゆったりとした構えから距離は問題ないだろう。
評価:A 充実

エリンコート

少し緩く映るものの、もともと見映えしないタイプで許容範囲。
この馬にしては柔らか味があり、ピカピカの毛づやからも調子は良好。
評価:B 体調良好

レインボーダリア

強調できるポイントはなく良くも悪くもと言った印象。
コンパクトな馬体の感じから距離は微妙に長いのかも。
評価:B 好調維持

マイネイサベル

腰が高い体形から中距離以下が合うのは間違いない。
牝馬にしてはタフなタイプで調子は安定している。
評価:B 好調維持

ラシンティランテ

背中が良くなったことで全体の姿勢バランスが良くなり本格化してきた印象。
マイル前後なら今後も注目していきたい。
評価:A 本格化

オールザットジャズ

成績は今一つも馬体の雰囲気は決して悪くない。
しっとりした皮膚感からきっかけを掴めれば侮れない。
評価:A 好調持続

スマートシルエット

ファルブラヴ産駒にしては薄手の馬体でバランスの良い筋肉をしている。
特に変わった印象はないがデキは安定している。
評価:A 好調持続

フミノイマージン

昨年よりも体に幅が出てゆったり構えるようになった。
パッと目を引くタイプではないが、使いつつ着実に良化している。
評価:A 好調持続

ヴィルシーナ

ここ2戦よりアウトラインが締まり本来の立ち姿になっている。
馬体が減ってきても許容レベルと見ていい。
評価:A 好調持続

ホエールキャプチャ

見映えしないタイプも1度使って体を大きく見せており良化十分。
背中にグッと力が入り姿勢の安定感はさすが。
評価:A 良化あり

2011年

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◎09.レインボーダリア

2走前の札幌1800mをレコード勝利。
単純比較でも翌日の牝馬重賞より0.2秒速く価値はある。
ペースの分からない外国馬が逃げそうなだけに超スローまでありうる展開。
底力が問われない流れなら同馬の器用さをフルに生かした雪崩れ込みに期待する。

×1,2,8,10,18

アニメイトバイオ
一時は牝馬らしい繊細さが残って仕上がりにムラがあった。
最近は体調が安定したのか、しっかりした馬体で充実している。
馬体診断:★★★★★

アパパネ
もともと太く見せがちな馬で極端に太いということはない。
ただ、前にもたれかかるような姿勢と覇気のない目つきに意欲が感じられない。
馬体診断:★★★

アヴェンチュラ
使ったダメージは見られず、体質が改善されたと見ていい。
濡れたような皮膚感は素晴らしく申し分のないデキ。
馬体診断:★★★★★

イタリアンレッド
しっかりした立ち姿で変わらず好調をキープしている。
馬体診断:★★★★

エリンコート
前回よりスッキリしたぶん、迫力という点ではイマイチ。
ただ、春はこんな感じで走っていたので良化しているのかも。
馬体診断:★★★★

キョウワジャンヌ
相変わらず線は細く見えるが、馬体の張りは十分でダメージはない。
馬体診断:★★★★

サンテミリオン
パーツがデカいので見映えはしないが、この馬なりに体は出来ている。
課題は精神面で走る気持ちが戻ってくれば。
馬体診断:★★★

フミノイマージン
相変わらず無駄のないスタイリッシュな馬体で手先の軽さが際立つ。
仕上がり早で上積みはなさそうだが、実が入ってからは充実している。
馬体診断:★★★★

ホエールキャプチャ
元々細く見せるが、それでもスッキリし過ぎている感はある。
仕上げきった前回から調子は下降線にあるのかも知れない。
馬体診断:★★★

レディアルバローザ
外観だけで見れば充実した体つきで申し分ない。
いきなり走らなくなったりするのは牝馬特有のムラな気性のせいか。
馬体診断:★★★★

レーヴディソール
無駄のない体つきから仕上げには苦労しないタイプ。
ただ、春と比べてイメージが変わらず成長力には欠ける。
馬体診断:★★★★

2008年

海外の競馬は知らないが、凱旋門賞を勝ったり今年の3歳レベルは高いそうで、十分狙えそうだなと見てみたら目に止まったのがトレラピッド
レースを見ると途中いい脚を使うものの最後バテてるあたりが、海外遠征した日本馬が重い馬場に泣くパターンと妙にオーバーラップする。体が400kgソコソコと小さいが、その利点を活かしたキレのあるフットワークしてるし日本の軽い馬場がむしろ合っていたという可能性は十分考えられる。
堅実な成績で大崩れしないタイプ、雨も歓迎とくれば穴馬として申し分ない馬だ。

◎トレラピッド
○カワカミプリンセス
△ムードインディゴ
△アスクデピュティ
△ベッラレイア
△リトルアマポーラ
△レジネッタ

3連複:◎○→△各1,000円

エリザベス女王杯の回顧

1着はアグネスタキオン産駒のリトルアマポーラ。好位からレースを進めて見事にG1初制覇をはたしました。3歳馬同士では勝てなかったのに古馬混合で勝つとは不思議なものですね。騎手は、C.ルメール。調教師は、長浜 博之。

2着はキングヘイロー産駒のカワカミプリンセス。正攻法から勝負したもののリトルアマポーラをつかまえることはできなかった。この後のローテーションは不明も牡馬と走って欲しい気持ちがある。騎手は、横山 典弘。調教師は、西浦 勝一。

3着ナリタトップロード産駒のベッラレイア。上位馬をマークする騎乗も直線は思うように弾けず。なかなか乗り難しい馬ではあるものの少しずつ自在性が増してきており今後に注目したい。騎手は、秋山 真一郎、調教師は、平田 修。

3連単の配当は1万円台と平穏な結果に終わりました。keibasite.comでは、競馬必勝法の構築に全力で取り組んでいます。

競馬予想9年プラスを証明し10年目に突入。信念は【負けるが勝ち、想像から創造する】がモットー。インターネット初期に掲示板レンタルサービス「サーガミクス」を開設。芸能人をはじめ1万人に愛用されました。その後、多くの馬券師や競馬予想家にウェブ関係のサポートを展開。現在はシステムアナリストとしてデータ分析の強みを発揮しています。競馬予想のご相談はお気軽にどうぞ。

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